2023年11月11日、東京で開催された文学フリマ東京37に出店しました。
今回はそのレポートを書いていきたいと思います!
文学フリマって何?
まず先に文学フリマについて。文学フリマとは、全国で開催されている文学作品の展示即売会です(公式サイトより)詳しくはホームページをご覧ください。
https://bunfree.net/
出店に至るまで
今回は3回目の出店でした!これまでの経過についてはホームページの「文学フリマ出店計画」カテゴリにまとめていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
▶文学フリマ出店計画カテゴリ
前回の出店レポートはこちらです。
▶【東京】2021年11月23日(火・祝) 文学フリマ東京 参加レポート
初めて出店した時のレポートはこちらです。
▶【東京】2020年11月22日(日) 文学フリマ東京 参加レポート
一般参加者として文学フリマに参加した時のレポートはこちらです。こうして見ると文学フリマ自体には5回行っていることになりますね。
▶【東京】11/24レポート“文学フリマ東京&スイーツ会&東京会場ほぼ一周年半イベント打ち合わせ”
参加レポート
今回個人的にやりたかったのは、「広報に力を入れたい」ということでした。前回までの出店はバタバタとしたりボケーッとしてしまったりで広報に力を入れることが出来ず(せず?)、反省点としてあったからです。読書会に参加してくださってる方にもですけども、せっかく本を作るのだから、文学フリマをキッカケにした新たな出会いも作れたなーという思いがありました。
脱稿後は達成感からボケーッとしておりましたが、朝井リョウさんの『スター』を読んだことをキッカケに「動画作りてええええ!!」となり、『彩宴3』の収録作の1つをもとに紹介動画を作ってみました。そしたら他の作品にも手をつけたくなり、あれよあれよとほぼ全ての作品の紹介動画を作っていました!
紹介動画のYouTube視聴回数を見ると10前後で、ショート動画でも最大80回でした。同じ動画をインスタとTikTokにもあげましたが、インスタは40前後でした。TikTokは1000近くありました。インスタやTikTokはささっとスワイプ出来てしまうので、最後まで見てもらえてたかは微妙なところです。動画作りに費やした時間に対する効果としては「うーん…」という感じですね。ただ、私個人としては脱稿後も動画作りに没頭出来たので楽しかったです。視聴回数もやってみたからこそ分かることですので、やってみて良かったなと思います。ただ多分次回はもうやらない!笑
他、チラシ作りをどうするか。
前回、前々回の様子や、私自身が即売会のときにどういう行動しているかを鑑みて、ちょっとでも「お?」と思ってもらえるような何かを考えてみました。というところから考えてみたのがこちら!
結婚式の招待状風チラシです。
我々は元々読書会の集まりですので、彩宴創刊号の時も、彩宴2(確か)の時も作った本を課題本として読書会を行っておりました。創刊号の時も2の時もまだコロナ禍でしたのでオンラインでやったのですが、今回は対面で出来る!他の読書会さんも出店はされてますが、課題本にして読書会までするところはないんじゃない?と思い、こちらをメインに押し出してみました。
というところを前日までに行って……
いざ当日!!
読書会も再開しているので、東京に行くのは一ヶ月ぶりでした。去年の記憶もありましたので、無駄に敷布の折り目が気になってアイロンかけるということもせず、早めに寝て早めに起きました。
新幹線に乗っていざ東京へ!品川で降りて浜松町からモノレールに乗って流通センター駅へ!びっくりしたのは、快速が流通センターで臨時停車していたことです。車内でも「文学フリマがあるため……」というアナウンスが流れていて、2年前に参加したときよりも規模が大きくなってるなあと感じました。
一緒に準備するメンバーと改札口で合流予定だったのですが、混雑しているということで看板のところで合流することに。やはりこれを見るといよいよ始まるんだなあとワクワクしますね!
今回は搬入口ではなく、一般出入口での受付でした。検温やらCOCOAの確認もありません。入場証と引き換えにシールを貼って入場!ブースに到着してからは準備を始めました。
ブースはこんな感じ!
こそこそと作っていた単独エッセイ集もあったのと、セット販売も追加したため値札が8種類。タブレットも追加。ごちゃごちゃ感がありますね……!!忘れ物はありませんでした。もう3回目ですからね。二度も同じ過ちは繰り返さないのことよ。
時間になると事務局の方から開始の挨拶がありました。会場にいる全員で拍手!この時の一体感はやはりこの日この場所にいる人たちだからこそ味わえるものですね!
執筆や編集に携わったメンバーと交代で店番をしました。今回は人数が多かったこともあり、1時間毎ではなく40分毎にバトンタッチ。シフトも事前に決めて、ホームページ上でも公開していました。
私は準備を終えてからは他のブースをぶらぶらと見て回ったり、ごはん食べたりしていました。店番で皆さん来ているはずが、イベント中はほとんどすれ違わなかったです。第一展示場だけでなく第二展示場の1階2階も出店があったためですかね。
ちなみにワタクシ、WEBカタログは全部見て気になるブースはチェックしていました。1800ブースのうち130くらいのブースに「気になる!」ボタンを押していましたが、じっくり見ていたかというとそうでもないです。しかも5000円札を持ってきてしまっていて、大きなおつりが発生してしまうし買えねえ状態になってました。こっちの方の準備を怠ってましたね!!困った状態でしたが、1000円札を5枚お持ちの方に両替してもらいました。結局何とかなったので問題なし問題なし反省の色もなし( ̄▽ ̄)
さてブースのほうですが、最初の40分は一冊も売れず、店番の方も交代となりました。そのあとはぼちぼちと売れだしました。
チラシについては店番の方がわりと配ってくださっていたのですが、この結果が分かるのは課題本読書会をやってからですね。1月まで待ちましょう(多分忘れてるけど)
ブースに立ち寄ってくださったのは、元々彩ふ読書会に参加してくださってた方や、店番をした方のお知り合いの方が多かったようです。私が店番をしたのは16時台でしたが、通り過ぎる方がほぼ中央を歩くため、チラシはなかなか配りづらい状況でもありました。視線を追ってみると、タブレットに視線が行く人はいませんでしたね……。両サイドのブースが魅力的でしたので、ほぼそちらを見て通り過ぎる感じでした。
ブースに立ち寄ってくださった方に「これはどんな本ですか?」と聞かれた際、「あ、答えにくい……」という事態にもなりました。「それぞれが書きたいことを自由に、楽しみながら本を作る」がコンセプトとなっていますので、本を作って出店出来た時点でもう目的を達成できているところはあるんですよね。6冊あるうち、スラスラと説明しやすかったのは「別冊彩宴 無人島に持って行きたい本」でした。
さて、反省点も既にありつつですが……
結果発表しましょう!こちら!!
新刊
彩宴3 12冊(+取り置き1冊)
縁に連るれば 1冊
縁に連るれば品 1冊
既刊
彩宴2 2冊
別冊無人島 3冊目
彩宴1 1冊
お手に取ってくださった皆様、ありがとうございました!!
彩宴3は執筆編集の方にはお渡ししていたのと、元々たくさん印刷をしていないので、在庫は14冊となりました。今週末の大阪での読書会にも持っていきますし、12月の読書会までは持っていこうかなと思っていますので、そこらへんでなくなっちゃう気もしています。お品書きページを作りますので、確実に入手したいよ、という方は取り置きしますので事前にご連絡くださいませ。
17:00になり、文フリ事務局の方から挨拶がありました。再び会場にいる全員で拍手!終わった……!!今回も楽しい文学フリマでした!!
終了後、浜松町は混んでそうな予感がしたので田町まで移動しました。むさしの森Diner ムスブ田町店というお店へ。時間的にもお腹が空く時間帯でしたので、もうごはんを食べようと決意。あ、でもスイーツも食べたい。リブロースステーキロコモコセットというのがおいしそうだ……いや……待てよ……宇治抹茶シフォンもおいしそうじゃないか……。
悩みに悩んだ末、決まったのがこちらです。
はい撮り忘れましたー!!
やっちまったよ、久しぶりにやっちまったよ!!先に食べちゃったよ!!そして昨日のことなのに何食べたかもう忘れちゃってるよ!!でもおいしかったです。おいしかったことは覚えています。
ごはんを食べ終えたあと、頼んでいたスイーツが届きます。
それがこちら!!
エスプレッソ アッフォガート!!
こちらも危うく撮り忘れるところだったのですが、何とか撮ることが出来ました。
メニュー表見てたときから「アフォガード」じゃないの?と思っていました。え、「アフォガート」でもなく「アッフォガート」なの?なに、なにが正しいの?なんて思いながら注文したからでしょうか。噛みました。アッフォフォってなって、ブフゥッって笑ってしまってました!wiki先生によると、コーヒーを基にしたイタリアのデザートで、アフォガート(アッフォガート、イタリア語: affogato)、またはアッフォガート・アル・カッフェ(affogato al caffe[1])ということでしたので、もちろん合ってます。おしゃれなワードすぎて分からんぜ……。
おいしいごはんやスイーツを食べながら、文学フリマについてなんやかんやと話していたらあっという間に19時過ぎに。会はお開きとなったのでした。
規模が大きくなっていて、人に酔ったのでしょうか。読書会の時よりも疲労感が半端なかったです。でも、やはり作り手たちの熱量がすごくて、それを浴びることが出来て、また本を作りたいなー、また出店したいなーという気持ちが沸々と……って感じです。動画作りやら別冊やらチラシ作りやらで夜更かしモードが続いていたので、しばらくは通常運転に戻して、それからまた考えていきたいなと思います。
というところで、文学フリマ東京37についてのレポートは以上です!
ありがとうございました!