彩ふ読書会誕生から三年経ちました

2017年11月から始めた彩ふ読書会。あっという間に三年が経ちました!

これまでに開催した読書会は146回!
参加して頂いた方は延べ1028名!
紹介して頂いた推し本、課題本とした本は・・・・・・沢山!!

※2020年2月16日までの集計です。開催数は午前の部で1回、午後の部で1回と計算してます。参加人数は延べ人数で主催は含まず。夕方の部の哲学カフェ等は含まず。2018年11月11日までの参加人数は延べ222名。2019年10月27日までの参加人数は延べ559名。2017年11月12日が第一回読書会開催日。

早いもので、2017年11月に彩ふ読書会を立ち上げてから三年が経ちました。もう2020年11月ですね。2020年2月に読書会を休止しましたので、三年目はほとんど読書会が出来ないまま終わることになってしまいました。

一応、去年の記事を貼っておきます。

上の二つの記事では、彩ふ読書会が出来るまで~彩ふ読書会二年目を振り返りました。三年目の展開についても書いてます。本来であれば、今月から三周年記念イベントを実施する予定でした。神戸、名古屋、大阪、横浜、京都、東京の順に読書会SPを行い、懇親会では推し本大賞を実施しよう!なんて思っていました。大人ハロウィン読書会なるものも行う予定でありました。しかし、これらは計画すらも立てることなく諦めざるを得ませんでした。他の読書会さんの動向も見つつではありましたが、オンラインでやるのが彩ふ的に合っているのか、私自身がどうなのか、という点を考えているうちに、考えるだけで月日が経ってしまっていました。

家族でもない、職場の人でもない人たちが出会うということ。まだ見ぬ誰かと「本が好き」ということで知り合っていくこと。彩ふ読書会を続けてきた中で、それはいつしか当たり前のようになっていました。けれども、今回コロナの影響により、それは当たり前ではなくなりました。当たり前ではなかったのだと気付かされました。

三年目の今回、前半は怒涛の勢いでした。延べ人数を調べてみたら2020年2月16日までの時点で1000名以上でしたからね。去年の10月で559名だったことを考えると、かなり怒涛だったことがお分かり頂けるかなと思います。一年ぶりに調べてみたので間違えてるかも……ではありますが!

なかなか開催出来ていなかった名古屋で読書会を再開することが出来たり、新たに横浜や神戸でも読書会を開催してみたり、一気に6拠点での読書会開催へと走り始めていました。それが一気に休止という形になりました。展開としては残念だったかもしれません。ですが、正直なところをいえば、少しホッとした自分もいました。読書会は私にとっても拠り所であり居場所ではありますが、読書会以外にも仕事がありますし、私生活もあります。あの勢いのまま走っていても、どこかでドンッと何か大きなものにぶつかっていたような気がします。私にとって三年目の後半は、ある意味頭を冷やす期間にもなったように思います。

このような事態になっても変わらずお付き合い頂いている方々には感謝しかありません。いつもありがとうございます。読書会にはまだ参加したことがない方も、このホームページに足を運んで頂き、ありがとうございます。読書会を開催出来ないためまだお会い出来ないのが心苦しいところではありますが、引き続き彩ふ読書会のことを気にしてチェックして頂けると嬉しいです。

さて、様々な計画が立てれない中、新たに実施できたものもあります。

一回きりですが、5月にはLINEオープンチャットを利用しての「推し〇披露会」が出来ました。主催含め79名の方にご参加頂き、89個の様々な推しを紹介して頂きました。12時間に及ぶイベントで開催レポートも分割せざるをえないほどの大ボリュームな会となりました。結構大変ではありましたが(笑)また実施出来たらなと思っています。

あとはメルマガ、彩読通信ですね。こちらは毎月配信から今は不定期配信になってしまいましたが、無理のない範囲で続けていきたいなと思っています。

そして、もう一つ。文学フリマ東京への出店です。11/22が開催日なので正確にはまだ参加は出来ておりませんが、原稿自体は既に入稿完了しました。仮に文学フリマ東京が中止になったとしても本は完成します。

私にとって、本を作るという経験は今回が初めてでした。一人では完成に辿り着くことはありませんでした。執筆や編集に携わってくださった15名の方、そして応援してくださった皆様のおかげです。「今年はコロナがあったからねえ」で終わりそうな一年が、「今年はコロナがあったけど、その中でも初めて本を作れたね」となりました。おそらくこの時期でなければ「いつか」のままで出来ないままだったような気がしています。

この文学フリマでの私は「ののの」という名前を使っています。この名前の私にはいくつかの物語があります。読書会で使用している「のーさん」とこの「ののの」は、中の人は同じですけれども、似て非なる存在です。「ののの」があったから、「のーさん」がいるのです。そして、「ののの」と「のーさん」がいるからこそ、現実の私が存在し、また私が存在するからこそ「ののの」も「のーさん」も存在しています。「の」が多い!まあ、詳しくは上に貼った記事を読んで頂けますと幸いです。かなり長いですが!

ネット上の人物でしかなかった「ののの」が、今回現実の文学フリマというイベントに現れます。はいもう中二感満載な話ではありますが、読書会が休止となり「のーさん」が撃沈している今、「ののの」が現れるというのは個人的に非常に面白い話であります。私と「ののの」と「のーさん」はこれはこれでうまーくバランスを取っているのかもしれません。とにもかくにも文学フリマ、楽しみです!

それとそれと!彩ふ読書会の参加をきっかけに出会われたお二人がご結婚されるという嬉しい出来事もありました。しかも、結婚式の二次会を彩ふ読書会の面々だけで開いてくださるという、ありがたい機会も頂きました。私も二次会幹事として携わることが出来、当日もお祝いさせて頂くことが出来ました。本当にお二人には感謝しております。今後とも宜しくお願い致します。

こうして振り返ってみるといつも思います。「何にも出来なかったな~」って思いながら最初は書き始めるんですが「結構色々あったな!」って。特に今年は本当に強く思います。

さて、いつもならここから四年目の話をするのですが、まだ読書会再開のめどは立っていません。読書会をしている最中に少しでもコロナに対する不安が出てきてしまうようならば、時期としてはまだ早いかなっていうのが正直なところです。徹底した感染対策も必要かなと思っています。ただ、再開出来るようになったらいつでも始められるように準備はしていきたいなと考えています。

彩ふ読書会は「本が好きな方々の居場所作り」を目指しています。家庭でもない、職場でもない、第三の居場所作りです。参加して頂いた方々は、読書会を通して少しずつ変わってきた方も多いと思います。私もだいぶ変わりました。最初の頃の記事と比べてみると、それがお分かり頂けるかと思います。今やもう何でもござれな感じになってしまってます。サービス精神旺盛なのでサービスサービス♪と思っていたらこうなってました。こんなはずじゃ……真面目でかしこまっていた私、カムバック。時を戻そう……いや、戻らない!反省はしますが後悔はしないぜ!

そんな感じではありますが!

やめるってことはありませんので、ご安心ください。今はそれしか言えませんが、ババーンと!ドドーンと!いつかまた怒涛の復活を遂げてやりますよ!その時は宜しくお願い致します!!