2023年5月21日、大阪で読書会を開催しました。
今回は主催含め6名(女性2名、男性4名)で読書会を開きました。初参加の方は3名でした。お集まり頂いた皆様、ありがとうございました。
このレポートが初見の方もいらっしゃると思いますので、まずは「読書会について」と「彩ふ読書会の目的」についてご説明させて頂きます。
目次
読書会って何?
読書会とは、ざっくりいうと本が好きな方が集まっておしゃべりをする会です。
「本をたくさん読んでいる人の集まりなんじゃないか……」「かなり知識が必要なんじゃないか……」と思っちゃうかもしれませんが、そんなことはありません。読書量も知識量も必要はなく、必要なのは本が好きであるということだけです。読書好きの交流会=略して読書会と考えてみたら、少しハードルが下がりますでしょうか。
読書会は、本が好きな方にはオススメな会です。
自分一人では手に取らなかったであろう本との出会いがあったり、本の話題を通じて普段接点のない方とお話することが出来ます。
彩ふ読書会の目的
簡単に言えば、関わって下さる方々の「第三の居場所作り」です。
家庭でもない。
職場でもない。
貴方にとっての、第三の場所。
居心地の良い場所。集まれば何だかほっこり出来るような場所。色々脱ぎ捨てられるような空間。そんな「居場所」を作っていきたいなあと思っています。
教養を深めたり、読書の幅を広げるといった事も目的ではありますが、何より一番は集まること。時間や空間を共有していくこと。
集まって顔と顔を合わせれば何か新しいことが生まれてくる事もあるでしょう。新たに興味を持ち始めることや、やりたい事、今までやってみたかったけどやれなかった事に挑戦したくなるかもしれません。まだまだ理想を語るだけになってしまう段階ではありますが、貴方自身のやりたい事が叶う場にもしていきたい。
「彩ふ」は「いろう」と読みます。
色んな価値観を持った方々が集まり、色が美しく交じりあう、というような意味で名付けました。読書会は本関連の集まりではありますが、それは一つのキッカケとして捉えて頂けたらなと思っています。目的としては以上です。
読書会レポート
では、読書会のレポートに戻ります。
読書会に参加する方法はいくつかあります。参加申込方法のページからご確認ください。
お申し込み頂いた方には一週間前に最終確認メッセージが届きます。内容を確認し、当日は受付時間内に会場までお越し下さい。
会場に到着したら受付をしていただきます。PassMarket以外の方は当日現金払いとなりますので、受付時にお支払いをお願いいたします。グループ分けを行う場合は受付時にお伝えしています。
開始時刻になったら読書会開始です。
まずは司会の私のーさんがご挨拶させて頂きます。その後、皆さんに自己紹介をして頂きます。お名前、普段読まれている本だったり好きな作品や作家さんなど、簡単なもので構いません。
自己紹介が終わりましたら、それぞれ持ってきた本について紹介を行っていきます。
上手く紹介しないと!と思わなくて大丈夫ですし、噛んだ!と不安にならなくても大丈夫です。他の方が紹介している間も、気になる点があったら自由に質問して下さい。まずはお一人一冊ずつの紹介です。時間の目安としては質問等も含め7、8分です。一巡して時間が余れば二巡目に移るか、フリートークとなります。時間になりましたら終了です。
当日の流れは以上になります。
今回紹介して頂いた推し本はこちらです。
推し本タイトル一覧
★岸辺露伴は倒れない 短編小説集
★和菓子のアン
★スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険
★本屋で待つ
★挫折を経て、猫は丸くなった。: 書き出し小説名作集
★100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集
参加される皆さんには受付時間中にメッセージカードを書いて頂いてます。毎回、メッセージカードを読むだけでも面白くって、読みたい本が増えていきます!下記に一冊ずつアップしますので、ぜひメッセージカードを読んでみてください♪
私のーさんの推し本です。
本を変えて第1部とほぼ同じ内容の紹介をしました。いやはやまさか第1部と第3部(第2部も!)続けて参加してくださる方がいらっしゃるとは……完全に油断しておりました!(6月はちゃんと第1部と第3部で違う本を紹介する予定です。カッコ多い)
『ジョジョの奇妙な冒険』第四部に登場する人気漫画家・岸辺露伴を主人公にしたスピンオフ作品。漫画版もありますが、こちらは短編小説集です。「短編小説集だからッ!絵柄が苦手な人も読めるよッ!実写ドラマ観てたら高橋一生さんで脳内再生できるよッ!」という部分を強く主張させて推させて頂きました。
5月26日に映画公開されました!ぜひ劇場でご覧ください!(これが言いたくてもってきました)
前回『女性脳の特性と行動 ──深層心理のメカニズム』を紹介してくださった方からの推し本。
彩ふ読書会のサポーターもしてくださっています。いつもありがとうございます。
読書会で紹介された本の中から一冊は読もうというマイルールを設けておられて、以前紹介された本を読まれて今回持ってきて頂きました。百貨店で働かれた経験もおありとのことで、裏事情も含めて懐かしさも感じられたそうです。素敵な推し本の紹介、ありがとうございました(^^)
初参加の方からの推し本。
読書会が終わってからサポーター希望の連絡をいただきました。大阪会場サポーターは3名に!ありがとうございます!これからよろしくお願いします!
スマホが普及してSNSで人と繋がるのが簡単になった時代。常時接続することで失われた「孤独」自分の内面と向き合う時間が減っている。結論といったものはなく、著者の主張はあるけれど問題提起をしている本とのことです。「常に何かしてないと気が済まない」というお話が出てきて、まさに自分や……!とバッシーンきました。早速買いましたので、今ちょくちょく読んでみてます。素敵な推し本の紹介、ありがとうございました(^^)
第2部が初参加で第3部も参加してくださった方からの推し本。
ひとり出版社を起業した島田潤一郎さん。まちの人の小さな要望を聞こうということで、ラジオ壊れたから直してくれと言われて解決したり、おせっかいをしていきます。そうしてやっていくうちに悩み相談をしていて、不登校の子を雇ってあげていたら、うちの子もお願いと言われたり、パン屋も併設しちゃったり。やり方が面白いということでご紹介頂きました。素敵な推し本を紹介して頂き、ありがとうございました!(^^)
第1部で『名探偵の掟』を紹介してくださった方からの推し本。
400名を超える方が書いた小説の書き出しを一つにまとめた本。まるで俳句とか詩のような一文に思わず前後を想像しちゃいますね!「多分トングのようなものに挟まれている」とか、これから一体どんな展開が待ち受けているのだろうかとワクワクしました(続きないけど)無粋だとは思いますがChatGPTに続き書いてもらいたいとふと思いついちゃってうっかり口に出してしまいました。素敵な推し本を紹介して頂き、ありがとうございました!(^^)
前回『おいしいごはんが食べられますように』を紹介してくださった方からの推し本。
積読が増える本ということでご紹介頂きました。これは確かに積読が増えますね!「おい桐島、お前部活やめるのか?」とか、物語が始まる前に終わっちゃいますね!めちゃくちゃ笑いました。ブラックジャパンとかも、一瞬考えてフフッてなりました。支所さんの思いも書いてあるそうで、とても気になりました!素敵な推し本の紹介、ありがとうございました(^^)
これにて読書会レポートは終了です。
参加者からのレポート
読書会に参加していただいた方からのレポートやつぶやきなどです。いつもありがとうございます!
▶彩ふ(いろう)読書会大阪 第三部(推し本)へ参加してきた。/小さな四角い地球さん(外部サイトに移動します)
最後に
上の方にも書きましたが、主催含め6名(女性2名、男性4名)で読書会を開きました。初参加の方はおられませんでしたが、2回目の参加の方が1名でした。
初参加の方や女性が安心して参加できる空間、男性も楽しめる空間作りに今後も努めてまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
毎月参加して下さる方はもちろんのこと、久しぶりに参加したよ~という方々との再会も非常に嬉しいものです。本が好きな方々の第三の居場所作りが目的ですので、「また参加して良いのかな?」「久しぶりだけど大丈夫だろうか?」「前回体調不良でキャンセルしてしまったけど…」といった事はお気になさらず、「あ、この日予定空いてる!参加しよう!」くらいの気持ちで、是非お気軽にご参加ください。
初めて読書会に参加して下さる方々にも「参加してよかった!」「楽しかった」「また参加したい!」と思って頂けるよう努めてまいりますので、宜しくお願い致します。
次回の大阪での読書会は6/17です。ぜひご参加くださいませ!久しぶりに飲み会も予定してます!
▶《大阪》6/17(土) 推し本披露会(第1部) 開催のお知らせ
▶《大阪》6/17(土) 『星の王子さま』課題本読書会 開催のお知らせ
▶《大阪》6/17(土) 推し本披露会(第3部) 開催のお知らせ
▶《大阪》6/17(土) お酒で彩ふ交流会のお知らせ(スピンオフ企画)
8/6にはこんなスピンオフ企画も立ててみました。
さて、レポートの作成が遅れてしまって5/27の京都読書会も終わったあとにこれを書いてます。場所は大阪と京都と違いましたが2週連続ということで、満席にはならないだろうなーと思っていたのですが!どちらともほぼ満席でした。ありがとうございます!6月は大阪だけですが、こちらももうすぐ満席となります。
一応キャンセルがあることも想定して、以前からちょっと多めに募集をしてます。これは「お互いにキャンセルすることを気にしないようにするため」の対応策です。「キャンセルは気にしてませんよ~」と私が言ってても、(いやそうはいうても……表面的に言ってるだけで本当は気にしてるでしょ!)ってキャンセルしてしまった方は思われることでしょう。当然ながら、そういう感情が瞬間的に起こってしまうことは、否定できません。ただ、キャンセルしてしまったことで次回以降参加しづらくなってしまうことは私の望むところではありません。なんせ第三の居場所作りが目的ですからね。キャンセル程度(程度!ですよ!)で失ってしまう居場所なんてなんやねんって感じです。なので「気にしてませんよ」というよりは「気にしないような対応策をとってますので安心してください(はいてますよ!)」といったところでしょうか。はい、ふざけましたー。
ただ最近は無断キャンセルは一切ありませんし、予定が入ったり体調不良などで欠席される方も、早め早めにご連絡をいただけてます。おかげさまで、キャンセル待ちの方にも連絡することができて今回は特に非常に助かりました。
で、そういったキャンセル対策をとっているわけなので……逆にキャンセルがないと当日ぎゅうぎゅうっていう事態になったり、元々想定している人数よりも多いわけですから時間が押してしまったりします。加減が難しいところですネ。
読書会の内容についても試行錯誤は続きます。こちらについては次の京都の回に書くこととしましょう。
6月は飲み会、8月は冨樫義博展に行こうと語る会……とくれば、7月も夕方何かやりたいところですね!以前は京都で「大人の学童保育」という伝説の遊び場(のちにヒミツキチに改名したようなしなかったような)がありまして、何か交流を深められるような企画をしていきたいですね。わりと最近参加してくださっている方にボードゲーム好きな方や興味のある方がいらっしゃるので、いくつか私の方でも用意して(+参加者の方にも持ち寄ってもらって)ボードゲーム会が出来たらなと思ってます!!哲学カフェ風味トーク会も、ですね!妄想は膨らみます!しかーし!!ちょっと私仕事の方でも余計なことをしてしまいまして、楽しい企画を立ち上げてしまいました……いや、楽しいんだけど、この忙しい時期に何やっちまってるんだって感じですよ文学フリマの原稿もまだ書いていないのに!!どうにもこうにもスケジュールがどうしようもなくなったら仕事休みまくって時間を確保しようと思っております。
以上です。
ありがとうございました!