初恋
ツルゲーネフ
▼内容
16歳の少年が初めて恋をした年上の女性ジナイーダにはすでに恋人があった。その相手がほかならぬ自分の父であることを知った時の驚きと悲しみ……。人生の曙「初恋」を歌うリリシズムに貫かれたこの自伝的物語は、哀愁の詩人としてのツルゲーネフ(1818-83)の真髄をよく伝え、またジナイーダは彼の創り出したもっともユニークな女性像といわれる。
今回はaudiobookにて読了しました。
audiobookについては以前記事にしてますので、こちらをご確認下さい。
▶本の朗読アプリ:Audibleとaudiobook.jpがアツイ!
語り口が好きでした。
主人公の心情がうんうん分かる分かると痛々しくも分かってしまう。ヒロインが小悪魔的な美女で想像が膨らむ。弄ばれたい衝動に駆られる。読んですぐに再読したくなる。そんな作品でした!