ふと浮かんだ言葉がある。それは「僕にはもう時間がないんだ!」という言葉だ。検索してみると「僕にはもう時間がない」のワードが出てきて、若くして亡くなられた天才数学者が出てくるのだけれど、私にとってこのセリフは「僕にはもう時間がない」ではなく「僕にはもう時間がないんだ!」であって、それはあの伝説の番組『ボキャブラ天国』でとある芸人さんが発した言葉である。ボキャブラ天国はちょいちょい見ていたけれどネタは全く覚えていない。「僕にはもう時間がないんだ!」という言葉自体も今の今まで忘れていた。それが今のこんな時間帯に思い出すなんて、人の記憶ってものは面白い。
さて、私は今追い込まれている。まさに「僕にはもう時間がないんだ!」状態である。なぜなら、文学フリマ京都で出すコピー本の原稿締切が今日だからである。今こんな風に追い込まれて現実逃避を始めたが、現実逃避をしている場合じゃない。まだ23時間以上あるけれど、全ての時間を執筆に当てられるわけじゃない。スキマ時間に書くと考えると2時間あれば良いくらいだ。その2時間に、今このコラムを書いている時間ももちろんふくまれている。コラムを書いてる場合じゃないことは分かっている。
今回は複数名で推し本紹介本を作っている。既に他の方々は第一稿を提出している。おかしい。ルールは破るためにあるんじゃなかったか。おかしい。なぜこんなにも時間がないのか。あ、そういえば鬼滅の刃を読んだんだった。映画を観に行ったら漫画を読み直したくなって一巻から読んでしまった。進撃の巨人もファイナルシーズンが始まった。録画しているので早く観なければ。いや、いかん!さすがに観たら原稿を書く時間がなくなる。でも30分だけだしなあ。あ、やばいやばい。そうこうしていたら30分経ってるぞ。アニメを観ちゃったら書く時間は残り一時間になってしまう。さて観るか←
こんなコラムを書いているくらいだから、もちろん今日中に提出するつもりである。自らハードルをさらに上げてみた。しかし、「どうしても無理なら20日までOK」という逃げ道も実はあって、だいぶ気持ちはそちらの方にも傾いている。今日は酒も飲んでいるので、とりあえず寝てから考えることとしよう。それでは、グッナイ。