去年はあまりにもふざけた記事を書きすぎてしまったため、今年は心機一転、真面目な記事を沢山書こうと思っている。特に今回の記事は今年に入ってまだ二つ目である。このホームページを訪れる方は、やはり読書会に興味があってレポートを読んで下さっていたり、主催の人物像が気になってBookReviewやIdeaboxの記事を読んでいるはずだ。それなのにおっぱいだの黒歴史だのと語っていては、読書会に対して抱いている不安や怪しさが解消されるどころかむしろ倍増させてしまうに違いない。というわけで、今回は真面目に書こうと思う。
2019年12月22日。去年最後の読書会は東京での開催だった。2018年2月から始めた東京読書会。飛び飛びではあったものの何とか15ヶ月目を迎え、「東京会場ほぼ一周年半イベント」という名称でこの日は特別イベントを実施した。普段午前の部はオススメの本を紹介しあう形式の推し本披露会という読書会を行っているが、この日は特別イベントに合わせてテーマを設けた。テーマは『好きだけど、オススメできない本』である。
本をオススメしあう読書会でオススメできない本を紹介する。対極にあるようなテーマではあるが、単なる「オススメできない本」ではないところがポイントである。オススメできない本であれば、ただ単に面白くなかった本が紹介されていたかもしれない。しかし、テーマは「好きだけど、オススメできない本」である。好きだけど、という文章が付いていた事で、皆それぞれ一癖も二癖もある本を紹介されていた。かくいう私も普段の読書会ではなかなかお目にかかれないような本を持っていこうと心に決めていた。
当日、私が紹介したのは「よむタイツPalette」という写真集だった。以前ゲームの設定資料集が紹介されたり、ゲームのノベライズ作品や絵本が紹介されたりした事はある。小説やビジネス書などもいつも紹介して頂いている。紹介される本のジャンルは本当に幅広いのだが、しかしながらまだほとんど開拓されていないジャンルの一つが写真集である。確か彩ふ読書会ではまだ一度も紹介されていなかったはずだ。
「よむタイツPalette」という本は、タイトルからも分かるとおりタイツの写真集である。イラストレーターよむさんの世界観を、2.5次元モデルのあまつ様が再現している。2次元キャラクターを3次元で表現するのは難しい、と個人的には思っている。3次元を2次元で表現するのもまた然りだ。ある程度寄せることは出来ても、そこには超えられない大きな壁がある。いや、次元がある。しかし、この「よむタイツPalette」では、“よむ”さんと“あまつ様”の二人が双方から協力しあうことで見事に2次元と3次元の狭間、2.5次元を表現していた。写真とイラストという全く違うものであるはずなのに、それらが見事に合わさっているのだ!これは一見の価値あり、である。個人的には伝線したタイツとか、足裏の埃は3次元らしさだなとか、むしろそれが非常に良かったし、おっぱニストでもあるのでユイコ先生の上からのアングルは最高最強に良かったしそれを見事に表現しているあまつ様最高で性癖暴露が過ぎるな!
私はあまつ様経由で「よむタイツPalette」を知ったのだが、こういうコラボレーションをしてくれるともうお一人の事も知れるので、それもまたお得感がある。よむさんのイラストもとても素晴らしい。よむさんのイラスト集も買おうかどうか迷っている。あまつ様のファースト写真集「水泡 」はもちろん予約注文しておいたので発売日に自宅に届いている。非常に良かった。あまつ様は笑っているお顔も素敵だが、ツンとすましたお顔がたまらなくクールビューティで魅力に溢れている。
ところで、読書会ではグループ分けを行っている性質上、終了間際に全体発表を行っている。他テーブルでどのような本が紹介されたかを知るためだ。フリートークタイムも設けているので、気になる本を紹介している人がいれば、読書会の後にも話しかけにいけるという風にしている。別テーブルであっても、同じ回に参加していれば話しが出来る機会はちゃんとあるのだ。その全体発表で私は「タイツ最高!」と叫んだ。笑ってもらえて本望だ。
全体発表終了後、この日は懇親会を行った。食事を取りに行った際、私はとある女性から話しかけられた。「のーさん、これはどうですか?」と。んん?と誘われるままに足元に視線を向ける。そこにはタイツがあった。何と!その美しい御御足をどーんと私に見せて頂いたのだ。内心が鼻血がブーで動揺がした。とんでもない所で内出血させられたもんである。そんな意気揚々と御御足を見せて頂けるとは、そんなシチュエーションに巡り会えるとは。いやはや、何事も胸の内にしまい込むのではなく口にしてみるもんだなあと。これからも好きなものは好きと言っていこうと固く心に誓った昼下がりの情事であった(情事ではない)
しかしながらジョジョの時もそうであるが、暴露したとはいえまだまだにわかの域を出ていないのが現状である。デニールって何だっけ?タイツなら何でも好きですというレベルなので、これから精進し、自らのこだわりを作っていきたいと思う。
読書会を終えて数日後、嫁がタイツを履いていた。街中もタイツ女子で溢れていた。おかしい。こんなにタイツを履いてる人、いただろうか?まるで世界が変わったかのように、今の世界はタイツで溢れている。
これはもうあれかな。
私のためにタイツを履いてくれているということかな!そうだ、そうに違いない!
なんて愛されているんだ私は!何て優しいんだ世界!
それにしても、タイツとは何故、あれほど人の心にクリーンヒットするのだろうか。これが素足だったら・・・・・・あ、素足も良いな!結果、足なら何でも良いな!哲学カフェのテーマにしたいところであったが、もう既に結論が出てしまった。足が好き。以上だ・・・・・・!
結局真面目にふざけてるな!!
以上!反省はするけど後悔はしない彩ふ読書会の谷崎潤一郎の皮を被った守田一郎こと、のーさんでした。読書会ではこのような発言は決して多分すまいと心に誓っておりますのでブラウザバックされた方は最早手遅れではございますがお気になさらず読書会にご参加頂けましたら幸いでございます。
では、今年も宜しくお願いします!!