異世界食堂
犬塚 惇平 (著)
エナミ カツミ (イラスト)
ヒーロー文庫
読む側の胃袋を刺激する優しいお話でした。
土曜日にだけ異世界とつながる不思議な洋食屋さんのお話。七日に一度開かれる異世界食堂を皆が楽しみにしています。出てくる料理はメンチカツだったり豚の角煮だったりと自分たちにとっては馴染みの料理ですが、異世界の住人たちにとっては不思議な料理。料理の描写がすごい!これが何とも食欲を刺激されます。
常連客にはお気に入りの料理があって、いつもそればっかり食べていたりします。
俺もたまに行くラーメン屋さんとかで、たまには違うメニューにしようかなーと思いつつ結局いつもと同じメニューを頼んだりしてしまいますので、常連客の気持ちが何となく分かる(笑)
ここでは性別も年齢も種族も国境も関係なく、異世界の各所からさまざまな人々が食事を求めて来訪してきます。1話完結なのですが、ちょっとずつ繋がっていたりして面白いですよ。
オススメです♪
《文:nonono》
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