環境が変わっていっても友達関係を維持するのって難しい

小学生の頃に仲良かった友達と、今でも繋がってますか?

俺の場合、中学までは多少遊んだりもしてましたが、高校でだんだん会う機会も減っていきました。関西に引っ越してからも多少メールなんかでやりとりはしてたんですが、今は全く繋がりがありません。

そんなもんかな?とドライに考えていたんですが、この漫画を読んで無性に会いたくなりました。まあ、会ったら会ったで最初のじんたんみたいになるのは目に見えてますけどね(笑)

小学生の頃、秘密基地で遊んだ思い出があります。家の近くの公園の裏に木々の立ち並ぶちょっとした森がありました。

 

↑イメージとしてはこんな感じ。

そんなに広いわけでもないんですが、小学生にとっては巨大な森。大人たちに見つからないよう奥の方に段ボールで基地を作り、そこでお菓子を食べたりポケモンやったり。雨で基地が崩壊したら立て直したりもしてました。

小学生の頃の友達ってみんなご近所さんだったから、意識して集まろうとしなくても自然と集まって何かしら遊んだりしてましたね。中学、高校と環境が変わっていくにつれて遊ぶ友達も遊び方も変わってきたり、勉強もせなあかんーで、やっぱりなかなか自然に集まるって事は難しくなってしまいますよね。一度繋がりが断たれてしまえば修復は難しい。まあ、出会いもあれば別れもあるってことで、しょうがないよね・・・・・・って考えるのはやっぱりドライなのか?(笑)

といった所で今回の紹介本はこちら

 

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
集英社(出版)
超平和バスターズ (著)
泉光 (イラスト)

アニメなんですが、アニメを観るタイミングがなかなかなく、漫画なら3巻で完結しているという事だったので漫画を読みました。

主人公の宿海仁太(じんたん)のもとに、幼馴染みの本間芽衣子(めんま)が現れます。芽衣子は幼い頃に転落事故で亡くなっているのですが、霊的な存在として成長した姿で仁太の前に現れました。

願いがあって現れたはずなのに、芽衣子自身もどんな願いなのかは覚えていませんでした。仁太は芽衣子の願いを叶え成仏させるために、試行錯誤することになります。

仁太や芽衣子など幼馴染みで小学生時代に結成していた超平和バスターズのメンバーたちと再会していきます。彼ら彼女らにとっても芽衣子の死はトラウマになっており、高校生になった今では別々の生活をしていましたが、再会しぶつかり合っていくことで徐々に昔の絆を取り戻していきます。そして、芽衣子の願いに気づいた仲間たちはある計画を実行し・・・というお話です。

ラストまでめちゃくちゃ面白かったです!泣けるシーンや切なくなるシーンもあれば、冒頭のように自分の小学生時代や中学高校生時代を思い出せるような所もあって、すごく良かったです。アニメも観てみようと思います。

《文:nonono》

 

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