ジョジョシリーズで一番好きなのは「第4部ダイヤモンドは砕けない」なんですが、第5部も好きです。学生時代に毎週読んでいたので思い出補正もあるとは思いますが、やっぱり面白かったです♪一気に読んでしまいました!
第4部をオススメした時にも書きましたが、このジョジョの奇妙な冒険については第1部から読まなくても大丈夫じゃないかなーと思います。というか、第1部から読もうとしたら心が折れるッ!確実にッ!
スタンドが出てくるのは第3部からですからね。第1部から読んでいると「あれ? 俺は今何を読んでいるんだろう?」って感じになってしまうかと。でも、そこで興味をなくしてしまったらモッタイナイ!
第1部から知ってればより深く楽しめるけど、無理して知ろうとしなくても楽しむ事は出来ると思います。面白いと感じたのが第3部ならば第3部から読み始めたら良いし、第5部ならば第5部からで良いんじゃないでしょうか。各部毎に主人公も変わりますので!
第5部の舞台は2001年のイタリアです。
悲惨な少年時代を送っていた主人公のジョルノ・ジョバァーナは、名前も知らない一人のギャングとの出会いによって「ギャングスター」になるという夢を抱くようになりました。
15歳になった彼は、イタリアの裏社会を牛耳るギャング組織「パッショーネ」とトラブルを起こし、一員のブチャラティに狙われます。戦いを制したジョルノは、ブチャラティに「子供にまで麻薬を流すパッショーネのボスを倒し、組織を乗っ取る」という自らの野望を告白します。組織のやり口に疑念を抱いていたブチャラティはその想いに共鳴し、ジョルノを自身のチームに引き入れます。
ボスの直々の指令により、ブチャラティたちは彼の娘トリッシュをヴェネツィアまで送り届けることになるのですが、同時に組織の裏切り者たちも動き出します。刺客との戦いを繰り広げながら、ブチャラティたちはヴェネツィアを目指し・・・というのが、おおまかなストーリーです。
コミック第47巻~第63巻に収録されています。
イタリアでギャングということで、第5部はスタイリッシュ感が増したように思います。そしてリーダーのブチャラティを始め、ミスタ、ナランチャ、フーゴ、アバッキオの仲間たちが魅力的ですごく良いです。ジョルノは新入りなので仲間たちからも最初は警戒されていましたが、戦いを繰り返す中で徐々に信頼を得ていきます。
俺が特に好きなのはナランチャです(^^)エアロスミスというプロペラ戦闘機型のスタンドを扱います。
絵は濃いですが、どんでん返しとか好きな方にもオススメしたい作品です。「あ!こんな倒し方するんだ!」と思っていたらそれじゃあ倒せなくて、さらにもう一歩踏み込んだ発想で逆転したりします。
第4部まではアニメ化もしてますし、第5部もきっとアニメ化するんでしょうね~!今から楽しみです♪
さて、ここからは各巻について書いていきたいと思います。
≪ジョジョ第47巻≫
第4部が終わって第5部へ!
第4部の広瀬康一が序盤に登場します。岸辺露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」でイタリア語を流暢に喋れるようになっているらしい。なんて便利な!うらやましい。
≪ジョジョ第48巻≫
「ぼくはあんたのボスを倒して、この町を乗っとるつもりでいる。子供に麻薬を流すようなギャングを消し去るには、自らギャングにならなくっちゃあいけないって事さ」ジョルノの気高き覚悟と黄金のような夢に賭けたブチャラティは、彼を自身のチームに引き入れます。
≪ジョジョ第49巻≫
ポルポの隠し財産を手に入れるためカブリ島へ向かったブチャラティたち。船の中でズッケェロに襲撃されます。どこから攻撃してくるのか分からないまま次々と消えていく仲間たち。アバッキオのスタンドが活躍します。ミスタの拷問めっちゃ痛そう。
≪ジョジョ第50巻≫
ミスタvsサーレー。サーレーのスタンド“クラフト・ワーク”は触れた物体をその場に固定する能力を持つため、ミスタの銃撃は防がれてしまいます。1対1の戦い。どう立ち向かうのか!?
≪ジョジョ第51巻≫
ボスの娘・トリッシュの護衛を始めたブチャラティたち。ナランチャが買い物に出かけていると、ホルマジオに襲撃されます。相手の身体と身に付けている物をどんどん縮小させていくスタンドに翻弄されます。
≪ジョジョ第52巻≫
鍵を手に入れるためポンペイへ向かったジョルノ、フーゴ、アバッキオの三人。イルーゾォのスタンド“マン・イン・ザ・ミラー”の作り出す鏡の中の世界に引き込まれ危機に陥ります。フーゴのスタンド能力が明かされます。こりゃ強力だ!
≪ジョジョ第53巻≫
周囲の生物を無差別に老化させるガスを放つプロシュートのスタンド“ザ・グレイトフル・デッド(偉大なる死)”と、相手の体内に侵入し内側から切り裂くペッシの釣竿状のスタンド“ビーチ・ボーイ”に襲われるブチャラティ達。アリーヴェデルチ!
≪ジョジョ第54巻≫
列車での逃走が困難になり、移動手段がなくなったブチャラティ達。車を盗もうと画策しますが、盗んでしまえば警察に通報・追跡されて敵にも見つかってしまう。「1台盗めばあっという間に見つかってしまうでしょう。だが100台盗めば、どの車に乗っているのか・・・見つけるのは困難になるでしょう」ジョルノさん、その発想恐れ入りました!メローネのスタンド“ベイビィ・フェイス”との戦いで、ジョルノはさらに成長します。いざ、ヴェネツィアへ!
≪ジョジョ第55巻≫
OA-DISCの回収に向かうジョルノとミスタの自動車を刺客が襲います。ギアッチョのスタンド“ホワイト・アルバム”は極低温を操り、敵を瞬時に凍結させ破砕する事の出来る能力。ジョルノとミスタは苦戦を強いられます。何とか倒し、ブチャラティたちはトリッシュの護衛を無事終えようとしますが・・・・・・。
≪ジョジョ第56巻≫
自らの手で娘を始末するための護衛だったと知ったブチャラティ。自分の正義を貫きボスを裏切ります。時間を消し飛ばす能力を持つボスのスタンド“キング・クリムゾン”を倒す方法はあるのか。
≪ジョジョ第57巻≫
水から水へ瞬間移動して相手を攻撃するスクアーロのスタンド“クラッシュ”と、心と逆の嘘しかつけなくなるティッツァーノのスタンド“トーキング・ヘッド”にナランチャが苦しめられます。無事ヴェネツィアを脱出出来るのか!?
≪ジョジョ第58巻≫
ボスの過去を暴くため飛行機でサルディニア島へ向かうジョルノ達。離陸前に始末した刺客・カルネの“ノトーリアス・B・I・G”は、死後発現するスタンドだった!完全に消滅させることは不可能!そして、ついにトリッシュが・・・!
≪ジョジョ第59巻≫
ボスの暗殺を目論む暗殺チームのリーダー・リゾット vs ボス。さすがリーダーだけあってボスをかなり追い詰めますが・・・・・・。一方、ブチャラティの仲間アバッキオはボスの秘密を暴くため解析を始めていましたが・・・・・・。
≪ジョジョ第60巻≫
肉を腐らすカビを散布するチョコラータのスタンド“グリーン・ディ”と、周囲のあらゆるものを泥化させるセッコのスタンド“オアシス”が仲間達を襲います。7ページ以上にわたる「無駄無駄無駄無駄!!」は圧巻!!
≪ジョジョ第61巻≫
ブチャラティ vs セッコ決着。瀕死のブチャラティにボスが急接近!!「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ」のあの人がまさかの登場!!物語は怒濤の展開へ!!
≪ジョジョ第62巻≫
「矢」が不思議な力を発現し、ジョルノ達の精神と肉体が入れ替わる。ミスタと入れ替わってしまったトリッシュは「なによこの顔この体ー!くっ、くさいッ!あたしすごくワキガ臭いわあーッ!!」と絶叫!(ミスタの顔で)こんな終盤でも笑わせてくれます。(本人たちは必死)
≪ジョジョ第63巻・第5部完≫
vsボス決着。ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム!!ワキガを指摘されて実は落ち込んでいたミスタでしたが、トリッシュは気にならなくなったようで・・・「きゃあああ~」「ひゃああああ」エピローグの食事風景、最高です♪
《文:nonono》
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