週末、森で/益田ミリ


週末、森で
益田ミリ
幻冬舎文庫

 

読書会で紹介して頂いた本。

 

益田ミリさんの本は以前も読書会で紹介されていて、ずっと気になっている方でした!自己紹介で益田ミリさんや坂木司さんがお好きだと言われていた方も今までに結構いらっしゃったので、こりゃ一冊二冊は読んでおきたいなーと思っておりました。

 

大阪出身のイラストレーターさんだと知り、また今回の「週末、森で」はほっこりする漫画だという事で、ようやく初挑戦です!(^^)

 

結果、面白かったです!!

 

翻訳家の早川さん、経理部ひとすじのマユミちゃん、旅行代理店勤務のせっちゃん三人のお話です。

 

早川さんは「そうだ、田舎で暮らそう」と思い立ち、田舎暮らしを始めました。そこに週末ごとに遊びに行くマユミちゃんとせっちゃん。

 

読み終わった後、ご紹介下さった方とお話する機会があり、男性が読んでも面白いのかどうかと聞かれたのですが、面白かったです♪

 

早川さんはマユミちゃんやせっちゃんと週末田舎で一緒に過ごすのですが、愚痴を聞いたりしている時にさらっと良い言葉を放ちます。

 

仕事中や街中を歩いてて嫌な事があったり、イライラしてしまった時、マユミちゃんとせっちゃんは早川さんに言われた言葉をふっと思い出します。その場では流していた言葉が、じわじわと効いてくる感じ。この感じ分かるーってなりました。すーっと自分の中に染み込んでいく言葉を放つ早川さん、スゴイ。

 

働く女性に贈る共感度120%の4コマ漫画とのことですが、男性にもオススメ出来る一冊です♪