《東京》2024年9月21日(土) 推し本披露会(読書会)レポート

2024年9月21日、東京で読書会を開催しました。

今回は主催含め10名(女性3名、男性7名)で読書会を開きました。初参加の方が4名でした。お集まり頂いた皆様、ありがとうございました。

このレポートが初見の方もいらっしゃると思いますので、まずは「読書会について」と「彩ふ読書会の目的」についてご説明させて頂きます。

読書会って何?

読書会とは、ざっくりいうと本が好きな方が集まっておしゃべりをする会です。

「本をたくさん読んでいる人の集まりなんじゃないか……」「かなり知識が必要なんじゃないか……」と思っちゃうかもしれませんが、そんなことはありません。読書量も知識量も必要はなく、必要なのは本が好きであるということだけです。読書好きの交流会=略して読書会と考えてみたら、少しハードルが下がりますでしょうか。

読書会は、本が好きな方にはオススメな会です。

自分一人では手に取らなかったであろう本との出会いがあったり、本の話題を通じて普段接点のない方とお話することが出来ます。

彩ふ読書会の目的

簡単に言えば、関わって下さる方々の「第三の居場所作り」です。

家庭でもない。

職場でもない。

貴方にとっての、第三の場所。

居心地の良い場所。集まれば何だかほっこり出来るような場所。色々脱ぎ捨てられるような空間。そんな「居場所」を作っていきたいなあと思っています。

教養を深めたり、読書の幅を広げるといった事も目的ではありますが、何より一番は集まること。時間や空間を共有していくこと。

集まって顔と顔を合わせれば何か新しいことが生まれてくる事もあるでしょう。新たに興味を持ち始めることや、やりたい事、今までやってみたかったけどやれなかった事に挑戦したくなるかもしれません。まだまだ理想を語るだけになってしまう段階ではありますが、貴方自身のやりたい事が叶う場にもしていきたい。

「彩ふ」は「いろう」と読みます。
色んな価値観を持った方々が集まり、色が美しく交じりあう、というような意味で名付けました。読書会は本関連の集まりではありますが、それは一つのキッカケとして捉えて頂けたらなと思っています。目的としては以上です。

読書会レポート

では、読書会のレポートに戻ります。

読書会に参加する方法はいくつかあります。参加申込方法のページからご確認ください。

お申し込み頂いた方には一週間前に最終確認メッセージが届きます。内容を確認し、当日は受付時間内に会場までお越し下さい。

会場に到着したら受付をしていただきます。PassMarket以外の方は当日現金払いとなりますので、受付時にお支払いをお願いいたします。グループ分けを行う場合は受付時にお伝えしています。

開始時刻になったら読書会開始です。

まずは司会の私のーさんがご挨拶させて頂きます。その後、皆さんに自己紹介をして頂きます。お名前、普段読まれている本だったり好きな作品や作家さんなど、簡単なもので構いません。

自己紹介が終わりましたら、それぞれ持ってきた本について紹介を行っていきます。

上手く紹介しないと!と思わなくて大丈夫ですし、噛んだ!と不安にならなくても大丈夫です。他の方が紹介している間も、気になる点があったら自由に質問して下さい。まずはお一人一冊ずつの紹介です。時間の目安としては質問等も含め7、8分です。一巡して時間が余れば二巡目に移るか、フリートークとなります。時間になりましたら終了です。

当日の流れは以上になります。

今回紹介して頂いた推し本はこちらです。

推し本タイトル一覧

★なぜ働いていると本が読めなくなるのか

★生 = 創 × 稼 × 暮

★寺山修司 時をめぐる幻想

★晴子情歌

★一瞬の風になれ

★パリの国連で夢を食う。

★魂に秩序を

★容疑者Xの献身

★ルポ 人は科学が苦手 アメリカ「科学不信」の現場から

★もし私が人生をやり直せたら

参加される皆さんには受付時間中にメッセージカードを書いて頂いてます。

メッセージカードを読むだけでも面白いです!ぜひメッセージカードを読んでみてください♪

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
私のーさんの推し本です。SNSで話題になっていたのと、前々回の読書会で紹介された方がおられたことで俄然興味が増し手に取りました。読書スランプに陥っていた時期があったのですが「あ、あれって自分のせいじゃなかったんだ!」と思えた一冊です。詳しくはnoteのほうに書きましたので、チェックしていただけると嬉しいです(noteのサイトに移動します)
▶読書スランプは自分のせいじゃないと気づく一冊 推し本『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

『生 = 創 × 稼 × 暮』
前回『奇跡のフォント』を紹介してくださった方からの推し本。彩ふ読書会のサポーターもしてくださってます。いつもありがとうございます。
もうタイトルからして気になる本でした。20人くらいの作り手に「創ること・稼ぐこと・暮らすことのバランスをどう保っているか」をインタビューした本で、四つ葉のクローバーアーティストや薪ストーブ職人など普段接する機会のない職業の方々のことを知れるとのことでした。タイトルが「+」でなく「×」なのが面白いなあと思いながらお話を聞いてました。「×」だとどれかが0だと成り立たないですもんね。素敵な推し本紹介、ありがとうございました(^^)

『寺山修司 時をめぐる幻想』
先月に引き続き夢想読書会の中の人にご参加いただきました!ありがとうございます。Xのアカウントはこちら
歌人・劇作家の寺山修司さんがシチズン時計の社内報で連載していたころがあり、その時のお話をもとに16名の画家が描きおろしの絵を描かれています。中を見せていただきましたが、素敵な絵ばかり!本が読めないときにもおすすめとのことでした。素敵な推し本紹介、ありがとうございました(^^)

『晴子情歌』
初参加の方からの推し本。初めての参加ありがとうございました!
年末になると読みたくなる本とのことで、これまでに5、6回読まれているそうです。時には数ページだけでも読んでみたり。物語はあるようでないとのことでしたが、描写の細かさや、旧字体で書かれる母の手紙の内容が良く、またにしん漁のことや地方の政治家のことなどを知ることも出来るようです。素敵な推し本紹介、ありがとうございました(^^)

『一瞬の風になれ』
初参加の方からの推し本。初めての参加ありがとうございました!
陸上の短距離走の話。小学生のころに先輩からすすめられてこの本と出会ったそうです。それから何度も読み返していて、読むたびに頑張ろうと思える本とのことで思い入れのある本をご紹介いただきました。1~3巻あるようなのですが、1が「イチニツイテ」で、2が「ヨウイ」で3が「ドン」になっているとのことで、サブタイトルに遊び心があって良いな~と思いました!素敵な推し本紹介、ありがとうございました(^^)

『パリの国連で夢を食う。』
初参加の方からの推し本。初めての参加ありがとうございました!
『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』の著者・川内有緒さんの本。めちゃくちゃ面白そう!国連でどんなお仕事をするのか、実際に自分が体験できない世界を知れることがノンフィクションの良さの一つですね。装丁も好きな感じです。素敵な推し本紹介、ありがとうございました(^^)

『魂に秩序を』
前回『消された一家―北九州・連続監禁殺人事件』を紹介してくださった方からの推し本。彩ふ読書会のサポーターもしてくださってます。いつもありがとうございます。
全体発表の際に本の分厚さを見せていただきましたが、確かにめちゃくちゃ分厚かったです。amazonで調べてみたら新潮文庫史上最厚なんだとか。あらすじもチェックしてみましたが、色んな要素が盛りだくさんでした。でも読めちゃうってのが気になります!素敵な推し本紹介、ありがとうございました(^^)

『容疑者Xの献身』
初参加の方からの推し本。初めての参加ありがとうございました!
東野圭吾さん、良いですよね~!ガリレオシリーズはテレビドラマから入ったので、私の場合は福山雅治さんで脳内補完しながら読んじゃいます。容疑者Xの献身は以前読んだことがありますが、また読みたくなってきました。素敵な推し本紹介、ありがとうございました(^^)

『ルポ 人は科学が苦手 アメリカ「科学不信」の現場から』
前回『満願』を紹介してくださった方からの推し本。メッセージカードの内容がめちゃくちゃ興味をそそられますね。科学ジャーナリスト賞2020も受賞されているようです。素敵な推し本紹介、ありがとうございました(^^)

『もし私が人生をやり直せたら』
初参加の方からの推し本。初めての参加ありがとうございました!
タイトルと帯に惹かれます。「人生の残り時間」はふと考えることがありますし、漠然とした不安に襲われたりすることもあります。目をそらしつづけて数十年ですが、一度読んでおけば自分の考えに新たな知識を吹き込んでくれそうな気がしました。素敵な推し本紹介、ありがとうございました(^^)

これにて読書会レポートは終了です。

百聞は一見に如かずですので、ぜひ会場に足を運んで実際にご自身で会を体験して頂けたら幸いです。いやいや、もっと事前に調べておきたい!という方は、下のリンク先に詳しいことを書いていますので、宜しければチェックしてみてください。

お会いできるのを楽しみにしております。

参加者からのレポート

ありがとうございます!

SNSアカウントをお持ちの方は、ハッシュタグ「#彩ふ読書会」で感想をひとことでも書いて頂けると嬉しく思います。読書会を続けていく上での励みになります。
どうぞよろしくお願いいたします。

最後に

上の方にも書きましたが、主催含め10名(女性3名、男性7名)で読書会を開きました。初参加の方が4名でした。お集まり頂いた皆様、ありがとうございました。

初参加の方や女性が安心して参加できる空間、男性も楽しめる空間作りに今後も努めてまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

毎月参加して下さる方はもちろんのこと、久しぶりに参加したよ~という方々との再会も非常に嬉しいものです。本が好きな方々の第三の居場所作りが目的ですので、「また参加して良いのかな?」「久しぶりだけど大丈夫だろうか?」「前回体調不良でキャンセルしてしまったけど…」といった事はお気になさらず、「あ、この日予定空いてる!参加しよう!」くらいの気持ちで、是非お気軽にご参加ください。

初めて読書会に参加して下さる方々にも「参加してよかった!」「楽しかった」「また参加したい!」と思って頂けるよう努めてまいりますので、宜しくお願い致します。

次回東京での読書会は10/19です。

▶《東京》10/19(土) 推し本披露会(読書会) 開催のお知らせ(お申し込みはこちら)

▶《東京》10/19(土) 『黒い家』課題本読書会 開催のお知らせ(お申し込みはこちら)

12/7にはスペシャルバージョンの読書会を予定しています。

▶《東京》12/7(土) “東京読書会SP(仮)” 開催のお知らせ

初参加の方が楽しむコツは「読書会は初めてです」「彩ふ読書会は初めてです」と自己紹介の際に言っていただくことです。私のーさんはお申し込みいただいた時点で分かっていますが、他の参加者の方は知りません。「初めてです」と言っていただけると「よっしゃ!フォローしたろ!」と思ってくださる方ばかりですので、遠慮なく仰っていただけますと幸いです。

以上です。

ありがとうございました!