ホワット・イフ?――野球のボールを光速で投げたらどうなるか
ランドール マンロー (著)
吉田 三知世 (翻訳)
早川書房
5月の読書会でワタクシが紹介した本です。
実はこの本、自分で発見したわけではありません!2月に東京で開催した際に紹介して頂いた本です( ー`дー´)キリッ
2月に紹介された本を今読んでいるのは、ただ単に追いついてないだけっていう・・・・・・(^_^;)最近は積ん読がマウンテンでございます(´・ω・`)
なかなか大阪の方と東京の方が実際にお会いするのは難しいかと思いますが、せめて本だけでもつなぐこと事が出来ればと思い、今回紹介させて頂きました。興味を持って頂けた方が何名もいらっしゃいましたので、良かったなあと思います!今後もこの手法でいけば積ん読かいしょ・・・・・・げふんげふん。
さて、この本では著者のランドールマンローさんのウェブサイトに投稿されてきた面白い質問と、それに対する答えが掲載されています。
例えばこんな質問。
質問:地球が自転をやめたのに、大気だけが元のままの速度で運動しつづけたら、どんなことになるでしょうか?
答え:ほとんどすべての人が死ぬだろう。
↑これだけでも面白い(笑)
でも、これだけじゃ終わりません。
「しかし、ことが面白くなるのはそのあとだ」
ランドールマンローさんはそう付け加え、そして7ページにも及ぶ回答を書かれています。イラスト付きなので非常に面白い。
他にも「1モルのモグラ」
質問:モグラ(mole)を1ヵ所に1モル(mole)集めるとすると、どうなりますか?
答え:ちょっと気色悪いことになる。
冒頭の一言でもうグッと引き込まれました。そして、6ページにも及ぶ回答が続きます。
他にも「光速の90%の剛速球をバッターに投げたらどうなるか?」「人類総がかりでレーザーポインターを照らしたら月の色は変わる?」「お茶を必死にかき回したら沸騰させられるかな?」などなど、なかなかな質問に全力回答してくれています。星の王子さまについても書かれていたりして、非常に興味深く読ませて頂きました!オススメです♪