三年前、文学フリマ東京に向けて初めて同人誌を作った。
その前からずっとやりたいと思っていたことがある。
一人でも本を作ってみたい、ということだ。
彩宴2の時にはまだそこまでの余裕はなかったが、今回は早め早めに動いていたこと、元々東京と関西で二冊作る前提でスケジュールを組んでいたこともあり、余裕が生まれた。これはいけるかもと思い、書く内容を少しずつ書き溜めていた。
仕事で予想以上に時間を取られたり、朝井リョウさんの『スター』を読んだことがきっかけで動画作りにはまるという事態にもなったが、案外やれば出来るもんである。彩宴3に加えて、別冊彩宴を作ることが出来た。しかも別冊は二冊も、だ。一冊だけのつもりだったのだが、ページ数が足りなくて二冊になった。なくなくカットしたものもあるので三冊目も作れそうな勢いである。
一人で作れはしたが、ここに至るまでには多くの人の支えがあったからだと気づいた。彩宴2まで作ってノウハウがあったからこそであり、そもそも読書会を始めていなければ出会った方々と作ろうという気も起こらなかった。読書会を通して出会った方々には本当に感謝している。いつもありがとうございます。
さて、今作の紹介に移ろう。
この別冊彩宴はエッセイ集である。
「品ありバージョン」と「品なしバージョン」に分かれている。どちらかだけ読んでも差し支えないように書いているが、どちらとも読んでいただけたら嬉しい。
頒布作品(新刊)
販売作品:縁に連るれば 品
販売価格:¥200
発行編集:彩ふ読書会
ページ数:24ページ
ブース :Q-32 (第一展示場)
作品について:
ののの初の単独エッセイ集。
紹介動画はこちら
品ありのほうは、私の内面的な話を書いている。ホームページに載せていることもあった気がするが、ほとんど新たに書いたものだ。ぜひ手に取っていただけると嬉しい。
頒布作品(新刊2)
販売作品:縁に連るれば
販売価格:¥200
発行編集:彩ふ読書会
ページ数:24ページ
ブース :Q-32 (第一展示場)
作品について:
品ありバージョンで「次なる自分自身の見切り発車にワクワクしている」と締めくくった矢先に作った、ののの単独エッセイ集。
品なしのほうは、とにかく品がない。一部は以前ホームページに掲載していて削除したものも含めている。というのも、前提が分からないと後の話が終始「何を言ってるんです?」となってしまうからだ。noteで販売している「あの話」を入れているが、好みは分かれるだろうことは承知の上でこのたび書いてみた次第である。
こちらの二冊に関してはBOOTHでの販売は予定していない。文学フリマだけでの販売予定である。
関西や名古屋の方々にお披露目する機会がないので、またいつかそちらで出店した際には、ぜひともお手にとっていただけたらなと思っている。
彩宴3も合わせると、今回の文学フリマ東京37でお披露目する新作は三冊となる。既刊合わせて六冊全て持っていくので、ぜひブースに立ち寄って手にとっていただきたい。
では。
文学フリマ東京でお会いしましょう!