小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所
原作:秋本治
監修:日本推理作家協会
集英社
以前、石田衣良さんの描かれた「こち亀」を紹介したのですが、今回は東野圭吾さんの描かれた「こち亀」ワールドの紹介です!
一つの本で二つの記事が書ける・・・・・・一粒で二度おいしいってやつですね!(違う)
東野圭吾さんの作品は、誰かとコラボしているわけではなく、両さんを主人公とした物語です。あえていうと江戸川乱歩賞とのコラボかな?
ある日、ミステリー小説を読んでいた中川との会話のやりとりで、両さんは江戸川乱歩賞という賞があることを知ります。
10万部売れたら1500万が手に入る!江戸川乱歩賞の賞金1000万と合わせれば2500万!
両さんが見逃すはずはありませんね(笑)
締切は翌日だというのに、両さんは何やかんやと勢いで取材を行い、パソコン4台を駆使して原稿を描き上げ、締切に間に合わせます。
もちろん、これで終わるはずがありません。両さんは自分の書き上げた原稿がどうなるのか気になって、一次選考の下読みさんの自宅にまで押しかけます。二次選考、三次選考とそれを繰り返し、そして最後には・・・・・・というお話です。
展開がもう完全にこち亀でした!
面白くてオススメです(^^)