【東京】2023年2月4日(土) スピンオフ企画レポート“スイーツ会&課題本決定会”

2023年2月4日、東京での読書会終了後、スピンオフ企画としてスイーツ会&課題本決定会を実施しました。

スピンオフ企画とは?

読書会以外の集まりです。
読書会にご参加頂いた方同士が交流を深める機会として様々な企画を計画していきます。

さて今回は読書会が終わったあと、スイーツ会のお知らせをしました。

飲食を伴うことになりますので積極的にというわけではないのですが、参加してくださったのは8名。私を含めて9名!ありがとうございます。

私のスピンオフ企画は基本的にノープランであることが定番です。読書会を剛とするならばスピンオフ企画は柔。この柔と剛の二つを備えていることこそ彩ふ読書会の最大の特徴であります(なんのこっちゃ)スピンオフ企画では私も読書会主催者の立場は放棄して一読書好きユーザーとなりますので、そこのところ宜しくお願いいたします。スピンオフ企画では酒飲んでるときもありますからね、求められても対応できませんのでご了承くださいませ。

今回はおいしいスイーツを楽しむことはもちのろんのこと、4月以降の課題本を決める「課題本決定会」も予定しておりました。

神田駅周辺には北口と中央と南口にドトールがありまして、会場から近い中央店に行きました。ぼちぼち混んでいましたが、何とか4名と5名で分かれて入ることが出来ました。店員さんも空いている席がないか探してくれました。しばらくすると隣の席が空いたので9名全員隣で座ることが出来ました。

今日のスイーツはこれ!

ハイッ!すでに食べてる!

2口くらい食べてから写真撮ってないことに気づきました。食べ終わる前に気づいて良かった……。食べた方を後ろにして隠すという姑息な手段がばればれですね!ミルフィーユとブレンドSにしました。ご飯ものを頼んでもOK。それがスイーツ会。

スイーツやコーヒーを堪能しながら課題本候補について話し合います。

4月以降の課題本を決めるための課題本候補リストです。

7つの課題本候補は1月のスイーツ会で候補にあげていただいたものや、彩ふ読書会ではこれまで課題本にしてこなかったジャンル等をもとに私がピックアップしました。ここに3つの候補を追加して10作にし、投票で課題本を決定します。

2つのテーブルに分かれたので、それぞれで1、2作の候補本をあげてみます。

追加されたのはこちら!!

・キップをなくして

・スマホ時代の哲学

・命売ります

・車輪の下

10作が決まったあとは投票へ。

結果はこちらです!

2023年4月15日(土)の課題本

キップをなくして
池澤 夏樹
角川文庫

<内容>
改札から出ようとして気が付いた。ないない、キップがない!「キップをなくしたら駅から出られないんだよ」。どうしよう、もう帰れないのかな。キップのない子供たちと、東京駅で暮らすことになったイタル。気がかりはミンちゃん。「なんでご飯を食べないの?」。ミンちゃんは言った。「私、死んでいるの」。死んだ子をどうしたらいいんだろう。駅長さんに相談に行ったイタルたちは―。少年のひと夏を描いた鉄道冒険小説。

横断検索はこちらです(外部サイトに移動します)
http://book.tsuhankensaku.com/hon/isbn/9784043820030/

1人3作選んで投票していただいていたのですが、10名中5名が1票ずつ入れて課題本に決定しました!!

2023年5月13日(土)の課題本

車輪の下
ヘルマン ヘッセ
新潮文庫

<内容>
ひたむきな自然児であるだけに傷つきやすい少年ハンスは、周囲の人々の期待にこたえようとひたすら勉強にうちこみ、神学校の入学試験に通った。だが、そこでの生活は少年の心を踏みにじる規則ずくめなものだった。少年らしい反抗に駆りたてられた彼は、学校を去って見習い工として出なおそうとする…。子どもの心と生活とを自らの文学のふるさととするヘッセの代表的自伝小説である。

横断検索はこちらです(外部サイトに移動します)
http://book.tsuhankensaku.com/hon/isbn/9784102001035

『車輪の下』は新潮文庫の他にも岩波文庫、光文社古典新訳文庫、集英社文庫等からも出版されてます。指定すれば「何ページの何々が…」という話がしやすいのですが、翻訳の違いなんかも楽しめたらなと思いますので特に指定はしません。ご自身の読みやすいものを選んでお読みください。

こちらも10名中5名が1票ずつ入れて課題本に決定しました!!

投票ありがとうございました。

私一人では選書出来なかったであろう課題本です。池澤 夏樹さんは初読み、ヘルマンヘッセは以前『デミアン』を読んで課題本にしたことがありますが、そういえばその時に「なぜ車輪の下ではなくデミアン!?」と驚かれたのを覚えています。ついに来たか、『車輪の下』を読むときが!非常に読むのが楽しみです(^^)

あっという間に17時になり、会はお開きとなったのでした。

以上です!!

では!