一日の終わりに読みたい“しろいうさぎとくろいうさぎ”

読書会で紹介して頂いた絵本。

絵本って普段なかなか読む機会がないのですが、大人になってから読んでも面白いですね~。

うさぎを飼っているので余計にかもしれませんが、この絵本を読んだらほっこりとした気分になりました。忙しかったり嫌なことがあって疲れている時に癒やしてくれる本です。

しろいうさぎとくろいうさぎのお話で、二ひきはかくれんぼをしたり、かけっこしたり、ひなぎくとびをしたりして遊んでいます。楽しく遊んでいるはずが、くろいうさぎがかなしそうな顔をします。しろいうさぎが「どうしたの?」ときくと「うん、ぼく、ちょっと、かんがえてたんだ」と答えます。耳も下がってしゅんとした感じ。その理由を聞いて、しろいうさぎは目をまんまるくします。この時の表情がとっても可愛くて素敵です。からの、くろいうさぎの表情も素敵。

楽しくてもふっとよぎる不安だったり、くろいうさぎが思いを伝えたくても伝えられない時のドキドキしたりモヤモヤしたりする気分だったり、考えさせられることも詰まっているけれど、お話としてはシンプルなのでスーッと心に響いてきます。

子供の時に読んでいたら、どう感じていたんだろう?

子供の時に読んでいた人が大人になって読んだら、また違った印象を受けるのかな?

自分は今回が初読みだったので、子供の頃から知っていたって方がこの絵本を読んでどんな印象を持たれたのか気になりました。

絵も柔らかい雰囲気で素敵です。オススメです♪

 

《文:nonono》

 

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