幽霊人命救助隊/高野和明

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幽霊人命救助隊
高野和明
文春文庫

読書会で紹介して頂いた本。

幽霊の4人が自殺しそうな人たちを救っていくお話です。

高野和明さんは初読みだったので他の作品は分からないのですが、この作品は自殺をテーマに扱いながらもユーモアに溢れた作品でした。

主人公の裕一、老ヤクザ、気弱な中年男、アンニュイな女の4人が登場します。4人ともそれぞれの理由から自殺して命を失いました。4人は地上と天国の中間点で神様と出会い、命令されます。

「49日以内に自殺志願者100人の命を救え」

成功すれば天国へ行くことが出来るというのです。幽霊の4人は否応なく地上に降り、自殺志願者達を救う活動を始めます。

最初は戸惑いもあった4人ですが、自殺志願者たちを救助していく中で命の大切さを痛感します。

物体に触ることは出来ませんが、対象者の体の中に入って心の中をモニターしたり、耳元でささやくことで対象者の気持ちに多少の変化を起こすことが出来ます。神様からゴーグルで自殺志願者たちを見つけたり、メガホンを使って対象者に声をかけたりしながら救っていくのですが、この4人の掛け合いが絶妙に軽いノリを生み出してくれていて面白いです。オススメです♪

《文:nonono》

 

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