男性向けの面白い作品だったら自分で見つけることが出来るんですが、女性向け&やや女性向けの作品ってなかなか見つけることが出来ません。読むのに抵抗感はないんですが、目に触れる機会自体がほとんどなかったりします。自分でも探したいんですが、赤文字がずらりと並ぶコミックコーナーに長時間滞在出来ないのです。恥ずかしいのであります(笑)
「あ、あの人、男なのに少女コミックのコーナーにいるわよ・・・・・・ヒソヒソ・・・・・・」
「あ・・・ありのまま 今 起こった事を話すぜ・・・・・・ゴゴゴゴゴ・・・・・・」
って思われそうでッ!( ー`дー´)キリッ
古き良き羞恥心と被害妄想を持て余す、のののです。おはようございまーす!本日も宜しくお願い致します♪
さて、このゴーストハントは嫁にオススメされて読みました。嫁はたまーに面白かった本をオススメしてくれます。スキップビートや聖☆おにいさん、7SEEDS、ヘタリア、夏目友人帳、ハチクロその他諸々・・・・・・オススメされなかったら出会わなかったであろう本は沢山あります。ありがたやありがたや!逆に俺がオススメすることもあります。
・・・・・・しかしッ!!
オススメされたら一旦棚上げするのが我が家の流儀ッ!!
棚上げ=放置プレイは我が家の家訓なのであります!!
嫁「この本面白いよ~。こうこうこうでね・・・・・・(あらすじを説明)」
俺「へえ~面白そう。今度読んでみるね~」
(一ヶ月後)
俺「何コレめっちゃおもろいやん!」
嫁「え、今更!? って、読んでなかったの!!」
俺「今読んだ!!めっちゃおもろいな!!」
嫁「遅っ!!」
ということがよくあります。
台詞を入れ替えても成り立ちます。お互い、オススメされてもすぐには読みません(笑)
その面白い作品を自分で見つけることが出来なかった悔しさ&よりによってそれを最大のライバルである嫁からオススメされるという敗北感に襲われます。回りくどいこと言いましたが、ようは悔しいのであります!!(笑)
さて、その悔しさを冷却させ、かつ相手に反撃しつつオススメ本を純粋に楽しむための対処法が「放置プレイ」という高等テク。
どちらからやり始めたのか?
やられた時のことはつい昨日のことのように覚えておりますゆえ、きっと嫁からだったのでしょう。その時、こう思いました。
「せっかくオススメしてあげたのに!何故読まないんだ!今ッ!スグッ!読めよ嫁ー!!(これが言いたかった)」
いくらドMのワタクシでもね、さすがに耐えられなくってよ!(何の話だ)
といった切なーい気持ちになったわけであります。
なので、この気持ちを分かってもらおうと、こちらも対抗して放置プレイを断行!!
・・・・・・そのまま放置されましたよ(´・ω・`)
せっかく面白いからオススメしたのに(´・ω・`)
切ない思いは増すばかりですね、ええ(´・ω・`)
あれ?今気づきましたが・・・・・・どっちにしても結局放置プレイされてるのって・・・・・・!?ただ単に自分の性癖を晒しただけなんじゃ・・・・・・!?(恥)
・・・・・・あるいは。
俺「この本面白いよ~」
嫁「え、その本うちにあるけど?(サッ)」
俺「はっはっはっ、そんなまさかほんまや!・・・・・・ええええ、それ早く言ってよぉ~(松重豊さん風に)」
嫁「前に言ったけど?」
俺「あ、そうでしたスミマセン(ケロッ)」
そんな小競り合いと同じ本の購入を繰り返し、全くもって成長しない、のののです。改めまして、おはようございます!!朝から何のこっちゃな記事UPしてますが、気を取り直して今日も一日張り切ってまいりましょう!!
と、前置きが長くなりましたが本題へ。
このゴーストハント。
原作は小野不由美さんです。読んだのは、いなだ詩穂さんの描かれた漫画版。
先日の読書会でもお話が出たんですが、作家さんのイメージって、最初に知った作品でそれぞれが抱くイメージって違っていたりするものなのかなーと思います。自分の中で小野不由美さんといえば十二国記でした。アニメ化した際にお名前を知った程度ではありましたが、何となくファンタジーを書く方なのかなーと思っておりました。が、その後このゴーストハント(悪霊シリーズ)を知って「うおおおおおお」となりました。残穢を読んだ時にはもう白目向いちゃいましたね。甘栗風に(今日調子良いな!)
物語は女子高校生・谷山麻衣の通う高校から始まります。
麻衣の高校の旧校舎には不吉な噂がありました。取り壊そうとしたら機械が壊れたり作業員が病気や事故になったり、屋根が落ちて一階にいた人が全員死んだり・・・・・・といったことがあり工事は中止。以来、半分崩れたような状態のままとなってました。体育館を建て直すということで去年工事が再開されましたが、トラックが暴走して生徒が死んだり・・・・・・と、前と同じことが起こりました。
麻衣がそーっと旧校舎の中を覗いてみると一台のカメラがありました。心霊現象の調査事務所・渋谷サイキックリサーチのカメラだったのですが、麻衣は知らずに触ろうとします。その時に声をかけられたことで慌ててしまい、カメラを壊した上に助手のリンを怪我させてしまいます。
何千万もするカメラの弁償は出来ないし、どうしようかと困っていた所、所長・渋谷一也(ナル)から助手の代理を頼まれます。こうして谷山麻衣は心霊現象の調査に加わることとなります。ナルはマイクやテープレコーダー、暗視カメラなどを使って心霊現象を調査していきます。霊能者ではなくゴーストハンター。校長の依頼で調査をしているとのことでした。
他にも巫女の松崎綾子や坊主の滝川法生、神父のジョン・ブラウン、霊媒師の原真砂子も集まり調査をしていきます。ビデオが消えたり、教室に閉じ込められたりしますが、その真相は・・・・・・というお話です。
この事件をキッカケに、麻衣は渋谷サイキックリサーチのアルバイトとして雇われるようになり、様々な怪事件に挑んでいきます。
話によって活躍するメンバーが違っていたり、ナルの過去が徐々に明らかになっていったりして、回を追う毎にどんどん面白くなっていきます。ゾワゾワッとする怖さもありますし、オススメです♪
最後に。
紹介記事を書く前にざっと調べたりするんですが、その時に初めて知ったことがあります。
旦那さん、綾辻行人さんなの!?
ええええええっ!?
それ早く言ってよぉ~(松重豊さん風に)
完。
《文:nonono》
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