BASARA
田村由美
小学館
田村由美さんの作品は『7SEEDS』と『ミステリと言う勿れ』を読んできました。『BASARA』も以前から面白いとお聞きしてて気になっていたのですが、先日の読書会で紹介して頂いたのを機に…ついに購入しちゃいました!!全27巻!
なぜもっと早く読まなかったのか!といつものごとく自分自身に往復ビンタをくらわしながら、ワクワクとした気持ちで読み始めました。そしたらですね、展開が気になりすぎて気になりすぎて、一週間ほど、手が空いたらすぐさま本を手に取り夢中で読んでおりました。もうね、他のことが全く手につかなくなってしまうくらい没頭してしまいました。おかげで仕事やら読書会の準備やら、すべてが一週間遅れになってしまいましたよええ……。いや、ホント仕事ではミスりまくってましたからね。こりゃやばいなと。これ以上心奪われ続けていたらやばいことになるなと、そう思ってしまった次第です。早く読み終わってこの状態から解放されたい。けれど読み終わりたくない。もっと味わっていたいというジレンマを抱えつつ一週間で読み終わったのでした(´・ω・`)
かなり壮大な話なので、なかなか一言で面白さを伝えるのは難しいですね。一言でいうとしたら……「読め!とにかく読め!読めええええええい!」です←
なんならお貸ししますので、いつでも何なりと……。読めええええええい!そして読んだ人たちで語る会をやりたいですねー。
ジャンルでいえば、架空戦記で少女漫画でファンタジー漫画です(byウィキ先生)20世紀末に文明が崩壊し、それから300年後の世界です。場所は日本ではあるけども、文明が一旦崩壊しちゃってるのでかなり退化しています。王が支配していて民衆は苦しめられています。主人公の住む村には、国を救うとされた「運命の子供」がいまして、実は主人公の双子の兄だったりするわけです。しかし、兄のタタラ、実は序盤で殺されてしまいます。えーっ!?運命の子供死んじゃうの?運命の子供が世界を救う話だと思ってたら……一体どうなっちゃうの?!と、ここでまずすっかり虜になりました。その後も追い詰められて追い詰められて追い詰められての展開で、もう展開が気になりすぎてぐいぐいと読んでいってしまった感じです。
とまあこのようにですね、簡単にあらすじを説明しようと思っても、あらすじを説明するにはまず世界観やら設定やら登場人物やらの説明が必要になってくるので、これが結構説明が難しい。調べてもらったほうが早……いや、調べるよりも読めええええええい!
なんせ、登場人物たちが魅力的です。個人的には角じいが好きでした。序盤から好きだったんですがもうあのあたりでね……いや、ネタバレはやめておこう。読めええええええい!