大人になってから新しい事に興味を持つのって、結構難しいのではないか。そんな風に思います。
私は読書が好きですが、元々子供の頃に読書する楽しさを知っていました。大人になってから新たに興味を持った事ではありません。もしも子供の頃に読書していなければ、きっと大人になった今でも読書していなかったでしょう。ゲームをしたり漫画を描く事も、子供の頃に楽しかった思い出があります。何か暇だなー何しようかなーって思った時、その思い出をとっかかりにして復活した趣味といえます。
世の中には知らない事自体を知らないものも沢山あります。そっちの方が多いでしょう。その状態から「知っている」に変えて「興味を持つ」までに至るのは、なかなか難しいような気がしてます。仕事に追われていると、新たな事を探す時間もなく、既に楽しいと分かっているものに手をつけてしまいがちな気がしています。まあそれで満たされていたら何の問題もないとは思うんですけども、「知っている」ものの種類が少ないと、それらにかかる一つ一つの比重も大きく、失った時のショックも大きいのではないかなと、ちょっと思いました。
では、知らない事を知るにはどうしたら良いのか。当然かもしれませんが、他の方の好きな事に乗っかる、というのが一番かなと思います。その方が好きな事を頭ごなしに否定するのではなく、好きな事について詳しく教えてもらう。そうすると、「自分もやってみようかな」と興味を持てるかもしれません。そして興味を持った時、身近に詳しい方がいるというのは、とんでもなく幸せなことだと思います。だって、楽しみ方を知ってるんですからね!
否定からは何も生まれない。けど、肯定からは何か生まれるかもしれない。そう思った次第であります!
では!