録画していたアメトークの「本屋で読書芸人」を見ました。
東野さんに又吉さん、光浦さん、カズレーザーが好きな本を紹介していて、読みたい本がまた沢山増えました。カズレーザーセレクトの本は毎回面白そうです。
特に読みたくなったのは、
筒井康隆の「残像に口紅を」
「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまう。世界からひとつ、またひとつと、ことばが消えていき概念も世界から消えていく。という実験的長編小説のようです。後半からのページが、何と袋とじ！！「ここまで読んで面白くなかったという方はこの本を送り返してください。代金を返します」と但し書きがついているという。こりゃすごいですね。とりあえず買っとこうと思い楽天ブックス見てみたんですが取り寄せになってました(^_^;)本屋さん行ったらあるかなー？
眉村卓さんの「妻に捧げた1778話」も読みたい。あと恩田陸さんの蜜蜂と遠雷もまだ読んでないしな･･･いやはや、積ん読が増えていきますねえ。
さてさて、では本題にまいりましょう。
読書にハマったキッカケって覚えてますか？
俺の場合、小学生の頃に父親の愛読してた「タッチ」と「クッキングパパ」を読んだ記憶があります。小学校の図書室でコナン・ドイルのシャーロック・ホームズやモーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンシリーズ、江戸川乱歩の怪人二十面相、横溝正史の三国志なども読んだ記憶があります。コロコロやらボンボンやら、ジャンプ、サンデーなんかも読んでいました。もっと小さい頃には絵本を読んでもらったりもしてたでしょうから、知らず知らずのうちに本は身近な存在だったのかもしれません。ただ、ここまではほぼ無意識に読んでいた時期ですね。
自発的に読み始めた最初の一冊は、上遠野浩平さんのブギーポップシリーズ『イン・ザ・ミラー パンドラ』です。中学生だったかな？周りが読んでいるから読んでおこうかーと何となく読んでいた時期からの転換期。ちょっと人とは違うんだぜって雰囲気を醸し出したくなってくる時期にドンピシャな作品でした。これシリーズ四作目だったんですけどね！四作目とは気づかずに手に取りました。ブギーポップシリーズとはいえブギーポップが終盤まで出てこなかったので気づかず読んでました。序盤に子供たちが自分の能力を打ち明けるシーンが印象的で、その後の展開もワクワクドキドキしながら読んだ記憶があります。
バイトして得たお金で買った初めての一冊は山田風太郎の「魔界転生」です。上下巻で文字もびっしり。表紙美麗でボリューム満載な本を読んでる俺ってカッコイイって思いながら読んでいたような気がします。今思えば厨二病真っ只中でしたね。あ、高校生でしたけど。
窪塚洋介さんが天草四郎役、佐藤浩市さんが柳生十兵衛役で映画化してます。その前にも1981年に深作欣二監督、千葉真一・沢田研二主演で映画化してます。どちらも鑑賞しました。ちょっとエッチな、というよりエログロな感じが高校生には刺激的だったのかもしれません（笑）それから山田風太郎にはハマりました。
ネットで買えなかったので本は本屋さんで買うしかなかったんですが、山田風太郎の本はなかなか見つかりませんでした。あったとしても既に手に入れたものだったり。あとで買っておこうと思って一週間後に買いに行ったら売り切れていたり。多分、俺以外にもあの時期にハマってた人が近所にいたのでしょうね（笑）この発掘作業も楽しかったんだろうなあと自己分析。
ちなみに山田風太郎の作品で一番好きなのは妖説太閤記。何度も読み返しているくらい好きな作品です。表紙も美麗で好きすぎる。
とまあ、最初に読書にハマったキッカケはこんな感じなんですが、それからしばらく本を読まない時期がありました。仕事やら遊びやらに忙しくなった時期ですね。正月にインフルエンザになったのを機に再燃しますが、この時最初に読んだのがコレ。
イニシエーション・ラブ
乾くるみ
文春文庫
青春小説かと思いきや、ラスト2行で全く違った物語に変貌するといった事をしゃべくり００７で有田哲平さんが紹介してたので買った記憶があります。そんな手法があるのか！と読んで驚き、それからミステリーものにハマって東野圭吾やら湊かなえやらも読むようになりました。
あ、同じ系統で面白かったのはコレもありますね。
葉桜の季節に君を想うということ
歌野晶午
文春文庫
同時に読書メーターで読んだ本を記録をつけだしたんですが、これが自分には合っていたようで今も続いています。読書は多分一生続けていける趣味になりました。
以上で終わ･････････あれ、今回オチがないぞ。
やばい、どうしよう。
あー･･････
おっぱい（オチてない）