結局日記最強説

諸事情あって久しぶりにパソコンを開いたので更新しよう。

諸事情とは、彩なす家オンライン読書会のホームページが開けなくなっていた件である。1月末でSSLの更新が切れていて、約10日間ほどサイトが開けなくなっていたようだ。更新はしていたのだがどうやら反映させるのを途中で忘れていたらしい。設定のページを開くと「まだ更新は終わってません!」と表示されていた。クリック二つで解決した。なんと怠惰な奴である。

これまでは自宅の2階でノートパソコンを開いていたのだが、最近はもう寒すぎて1階にパソコンを置くようにしていた。それがいけなかった。電源ボタンを押したらすぐ起動できていた2階のときと違って、1階には常時開いたまま置いとけるところがない。そのため、プリンターの上に普段は閉じて置いている。なので、①プリンターの上から食事机のところに置き、②諸々のケーブルをつなぎ、③電源ボタンを押す、という作業になる。ちょっとしたことだがこの作業が非常に面倒くさいのだ。ダイエットのときと同じである。よし、やるぞ!という意識スイッチをいれなければならないとき、人は(主に私は)やらなくなる。

さて、最近実は日記をつけている。
100均で買ったA4ノートに書くというアナログ方式だ。今までブログで書いていたしそれで良いと思っていたが、アナログも素晴らしい。何せオブラートに包まなくてもいいのですらすらとペンが進む。あ、悪口を書いてるわけではないが、人の名前とか気にせずかけるし説明も不要で、そういう意味でのオブラートだ。初日だけで5ページも書いてしまった。日記帳の枠には収まりきらないだろうからとただのA4ノートにしたのは正解だったといえる。

今のご時世、あまり外出はしない。読書会も出来ていない。となると書くことといえば家族や仕事のことが主となる。しかしネット上に公開するには色々と自主制限がかかる。そんなわけで、今の私に適しているのは手書きの日記であったのだと気づいたわけである。

およそ1行あたり32文字。34行あるから、1ページで1088文字書いたことになる。9日経った時点で数えてみたら、なんと35ページも書いていた。1088×35=38080文字。400字詰め原稿用紙換算で95.2ページ書いている。それからまた数日経っていて、既に一冊書き終わってしまった。ボールペンも一本使いきった。とてつもない量である。我ながらそんなに書くことあるう?!であるう。

ダイエットと同じである。何か必ずやりそうなことと紐づけることで習慣づければ継続する。ちなみにダイエットは走ってる間に動画を観るように紐づけてみたのだが、一ヶ月で挫折した。動画は走らないときにも観てしまうから、その時だけの楽しみにはならなかったのだった。しかし諦めたわけではない。ここ最近は別の方法を試している。この効果なのかはまだ何とも言えないが、体重は1キロ減った。体も軽く良い感じ。

日記は何に紐づけたかというと、育児日記である。つけようつけようと思っていた育児日記を書くことにした。そこに関連させて、普段私が思っていることなども書き出していくのである。育児記録2割、他8割くらいの内容になってしまっているが、子どもの様子を記しておくのは常々やろうとしていたことだし続く気がしている。いつも通りだったなーなんて思っていたことでも、日記にしてみると案外変化があったりする。そしてこれだけがっつり育児していても数ヶ月前のことは結構忘れてしまっている。写真で振り返ることはできるが、写真におさめているのはハイライトな部分だけである。何気ない日常の一コマなんかはほぼ撮り逃してしまうから、月日が経つと記憶にも残らない。しかし、そういう一コマこそが貴重な瞬間だったりもする。そんなわけで育児日記では細かく書くようにしている。

他にもブログのネタ帳とも紐づけた。これまではスマホでメモをとっていたものを、ブログにアップする前のワンクッションとして日記の方に書いてみている。あとは自主制限部分を取っ払ってアップするだけなので編集は楽である。読了ツイートを最近していないが、実は今年に入ってから既に15冊は読み終えていて、感想も日記の方に書いている。読書会を再開する時期に合わせて読了ツイートはしていこうかなと思っている。

そして小説のネタ帳とも紐づけた。いわば、もう小説自体を書いているようなもんである。まとめて書こうと思うと「よしやるぞスイッチ」を入れなければならないので一ページも進まないが、今は日記という形にして毎日数ページ書いていっているわけだ。あとは一旦パソコンに打ち込む作業が必要とはなるが、頭を使う部分は日々の日記で書いているから、あとは編集するだけである。そして編集したらあとは応募するだけである。

日々の記録、育児記録、ブログのネタ帳、小説のネタ帳。一石四鳥の役割を果たしている。日記最強である。しかし以前ダイエット最強説を書いたこともあるが、書いたあとになって続かなくなるということはよくある話である。今回もこれを書いている時点で各ページ数はだんだん減少の一途をたどっているなうである。出来るだけ続けたいのでここに書かないほうが良かったかもしれないと若干思いつつも、いやこんどこそは本当に本当の最強説なんだと私は信じている。信じたい。そんなところで今日は終わる。さて、パソコンを閉じることにしようまる。