2021年11月23日に開催される『文学フリマ東京』出店に向けて、キックオフミーティングを行いました!
今回はそのレポートを書いていきたいと思います(^^)
文学フリマって何?
まず先に文学フリマについて!文学フリマとは、全国で開催されている文学作品の展示即売会です(公式サイトより)詳しくはホームページをご覧ください。
https://bunfree.net/
出店予定のイベントはこちらです。
https://bunfree.net/event/tokyo33/
過去のレポート
初めて本を作り出店したのは2020年11月22日の文学フリマ東京でした。そのあと文学フリマ京都出店に向けて『別冊彩宴』を作りましたが、こちらはコロナウイルスの影響でイベント自体が中止となってしまいました。
ですので、出店は今回が二回目、本を作るのは三作目となります!これまでの経緯等については過去のレポートで公開していますので、良ければ下記リンクから辿ってみてください。
今回の出店に向けて
いよいよ第二シーズンが始まりました!非常にワクワクしております(^^)
今回も彩読LINEコミュニティの方々にお声がけし、私を含め6名でキックオフミーティングを行いました(彩読LINEコミュニティとは、彩ふ読書会に参加された方同士の交流を目的としたコミュニティです。3回以上参加経験のある方、という条件を設けていますので、読書会休止中の今は新たに加入が難しい状況ではあります……)
去年は6/6にZOOM打ち合わせをしてその場で申し込み!しかしそのあと一ヶ月ほどワタクシ現実逃避をしておりました……。今回は現実逃避をしていないので、前回よりも少し早めに動きだすことが出来ております!
少し早めに動き出してるし?前回の経験もあるし?いけるいける♪と余裕ぶっこいていました。今後のスケジュールを確認してー、前回はテーマ読書の部と自由投稿の部の二部構成だったから今回のテーマどうするー?みたいな話をしていましたら、ミーティング参加の方から「コンセプトは?」という質問が。
ここここんせんと???あ、コンセプトですか?いやあコンセプトですよねー。うんうんコンセプト。
説明しよう!コンセプトとは!
コンセプト(英:concept)とは、「概念」や「観念」のこと。conceive(心に抱く)の名詞形である。コンセプトを日本語として用いる場合には、全体を通して一貫した基本的構想という意味で使うことが多い。すなわち、コンセプトは単なる「目的」ではなく、終始一貫してブレることのない基本的な方向性を意味する。コンセプトは、物事に取り組む際の姿勢・方針・思想を表す。
Weblio辞書より引用
ふぁーーーーーー!∑( ̄□ ̄)
あ、考えてなかったですね。とは、口が裂けても言えませんよねえ(ここで言ってる←)
でも、基本的構想ということですから、一番大事な部分!私一人だけでやるのだったら感覚でやっちゃえばいいかもしれませんが、多くの人に関わって頂くのですから、皆が同じ方向を向いて走るにはホント必要です。
焦ったわたくし、すぐさまグーグル先生に頼ってみました。そしたら「サードプレイス」って出てきました。スタバでした。人類皆麺類さんは「上司に怒られ気落ちしたサラリーマンがフラッと立ち寄り、味や接客すべてに感動して『明日からまた頑張ろう』と思ってもらえるお店」だそうです。
なるほど、コンセプトってそういうことね!
なんて思いながら(ここまで0.5秒)、何とか皆が納得いくような答えを考えてみましたが、しどろもどろどろんどろんでしたどろんしたくなりました。あ、冗談です。むしろミーティングメンバー皆で答えを探っていく感じ、そしてそれらを一言で表すならどうなる?という言葉探しは非常に面白く、また貴重な時間でした!
去年は何せ「本当に本は作れるのか?」「出店までいけるのか?」というところからのスタートでしたからね。そこまで考える余裕はなかったかな?と思います。なので、実際に本が作れて、いざブースに立ったときになって、「ん?あれ?」と、作った先のことをそこまで考えていなかったことに気づいた感じです!
もちろん、執筆編集に参加する人たち皆が楽しむ!本作り、新しいことへの挑戦を楽しもう!という内向きな目的はあったんですけれども、外向きな部分をあまり見ていなかった感じですね。
結果としては多くの方が手にとってくださったんですけれども、やはり彩ふ読書会を元々知ってくださっていた方がほとんどではあったかなと思います。もちろん、今後も読書会を知ってくださっている方々に読んで頂きたいのはそうなんですけれども、「彩ふ読書会を知っている方だけ」に手に取って頂くような形にはしたくないな、と思います。せっかくならば文学フリマでたまたま私たちのブースを見かけて、足を止めて、手にとってもらえて、「この作品おもしろい!」とか、「なんやこの面白そうな集団は!?」と思ってもらえたりしたいなあと。そして、その方が後々(彩ふ読書会とは関係ない場所ででも)自分で書いてみたり、書き手さんのサークルとかに入ってみたり、自分でサークルを立ち上げたり出店したり……そんなきっかけにもなったら嬉しいなと思います。
とか何とか書いてみましたが、よくよく思い出してみたら彩ふ読書会をスタートしたときもこんな感じだったんですよね〜。
立ち上げる前には他の読書会さんに参加していたので、読書会そのものの楽しさは知っていました。自分で立ち上げたのは仕事の都合で日程が合わなくなってしまってからで、そもそもの始まりとしては自分自身が楽しみたいがために立ち上げたものでした。自分の日程で読書会が出来ちゃうんですからね!(笑)読書会文化を広めたいとか教養を深め合いたいみたいなんは、もちろん少しはあるけれどメインではなく、あまり自分の中でしっくりきませんでした。
実際にやってみて、続けていくうちに、自分自身が何をしたかったのか、あ、居場所づくりだったんだな、と見えてきた感じです。それも私自身が気づいたのではなく、参加者の方から教えて頂いてハッとしたのでした。後付けではないですが、最初から明確な言葉を使っていたわけではありませんでした。
ちなみに今でも「なぜ大阪だけでなく東京や名古屋でも読書会を開催するのか?」という問いへの真面目な回答は見つけれてません。誰か教えてー!(笑)あ、ふざけた回答はあります。東京が俺を呼んでいたからです!
まあそんな感じで彩ふ読書会自体が始まっていますので、この文学フリマ出店計画に関しても、私自身が明確な答えを言葉に出来ていない感じです。多分やり続けていくうちに、彩ふ読書会でいう「本が好きな方々の居場所づくり」のようなバシッと一言で言い表せるようなキャッチフレーズだったり、コンセプトも見えてくるのではないかなと。
今回のキックオフミーティングは、この根っこの部分を見つめ直す非常に良い機会となりました。このあとは走り続けるだけですからね!このタイミングでしか出来なかったことかなと想います。一緒に考えてくださった皆様、ありがとうございました。
お話の最中にも言って頂きましたが、彩ふ読書会はバックグラウンドの違う方々が「本が好き」というたった一つの共通点だけで集まってくださっています。そのような面々で「本を出す」というところは、なかなかないと思います。今回は本作りを通して、皆の自分らしさ自由さがにじみ出て自然と彩っちゃってるよ!みたいな本を作っていきたいなと思っています。執筆や編集作業を通して文化祭やお祭りのようなワイワイとした感じを楽しめたらな~思っていますので、「これまで執筆したことがない」「編集作業をしたことがない」という方に、是非ご参加頂きたいなと思っています。
さて、7/3には一回目の編集会議を行い、7/4から執筆希望の方が書き始められるように本の全体感を決めていきたいと思っています。いやあ、熱い夏が更に熱く到来してきましたね!今年の夏と秋は文学フリマ祭りじゃい!!