何回か同じことを書いているかもしれないけれど、ふととあるフォロワーさんがリツイートされたものを読んで思い出したので書いておこう。
私は過去、20kg近く体重が増加したことがある(って書き出して思い出した。多分書いたことあるな!)
ごはんもお菓子も好きなので、気を付けないとすぐに体重は増えるタイプなのだけど、そのころの私は制御装置が壊れているような状態だった。今思えば極度のストレスにさらされ、また仕事も忙しく、食べることで一時的な快楽を得ていたのだろう。
そのころのあだ名は「白ブタ君」だった。
肌が白く、太っているからとつけられたあだ名である。あ、よく間違われるけど私、男よっ!なので白ブタ「君」です。学校は卒業してだいぶたっている。職場での話である。大の大人が冗談交じりにでもそういったあだ名をつけてくるのだ。そしてそういうあだ名をつけられた人ってのは、その瞬間、踏み絵のごとくいきなり選択を迫られる。傷ついているという自分自身の気持ちに蓋をしてあだ名通りのイメージ像を演じるかどうするか。私はどうしたかというと、ヘラヘラと笑っていた。
仕事を辞めた後、私は一念発起してしっかりとダイエットに励んだ。20kgまでは到達しないまでも10kg以上落としたあと次の仕事に就いた。それからもダイエットは続け、リバウンドをし、現在に至るのだけれども←
「人は見た目で判断する」ということを身をもって体験した。
20kg以上増えていた時と今とでは、周囲の反応が全然違うのだ。全く同じことをやっても全然違う。まあ環境も変わっているので比較は出来ないのかもしれないけれど、体感的には全く違う。その事実に恐ろしさも感じつつ、自分はそういう態度は取らないようにしようと思うようになった。
周りの反応が変わることだったり、周りの人から傷つけられた体験をしている人ほど優しいかというと、そう断言は出来ないだろう。人は様々だ。けれども、こういった体験をしていない人は、知識としては備えていても具体的に自分自身に落とし込んで考えることはなかなか難しいのではないかなとも思う。もちろん、これも様々だろうけれども。
あ、ここ数日職場でハラスメントを受けていたので憤慨していたワタクシです。
本人たちは自覚がないんだろうし、これをやったらどんなリスクが起きるかなんて考えてもいないんだろうけれども、とにかくざわついた一件でした。同じようなことを私も気づかずどこかでやってしまっているだろうから、人のこと言えたもんでもないかもしれんのだけども。なんでこういう考え方に至ったのかなとふと疑問に思ったときに、上記のようなことを思ったのであります。同じ価値観の人同士で集まっていたら、違う価値観を持つ人のことを考えるのって難しいのかなあとか。とにかく私は嫌だったので拒否したけれども、嫌々ながら参加した人も沢山いそうで、けれども抗議の声を上げる人はおらず、声なき声は消えていく。
価値観の押し付け良くない!おちちゅけ落ち着け!(いきなりタイトルを思い出す笑)