物語はオークション会場から始まります。
闇のオークションに商品として出品された主人公のチセは、骨頭の人外エリアス・エインズワースに高額で落札されます。
チセは生まれつき特別な力を持ち、人ではないものを見聞きすることができていました。そのせいで周囲や親戚から疎まれており、父と弟もチセのもとを去り、母は彼女の目前で投身自殺しました。彼女は帰れる場所も生きる理由もありません。
そんなチセを、弟子として将来の花嫁としてエリアスは迎え入れます。
エリアスやエリアスの家に住まう妖精のシルキー、近隣の住人や妖精たちとの交流を通して、彼女は少しずつ何かを取り戻していきます。
敵として現れた人物も何かしら理由があったり、いつしか味方になっていったりします。たまーに怖い妖精も出てきたりはしますが、基本的には優しいお話です。
アニメも放送中ですので、是非♪
さて、ここからは各巻ごとに書いていきますね。
最新刊の8巻はまだ読めていないので7巻まで!
《1巻》
物語の始まり。闇のオークションに商品として出品された主人公・チセは、骨頭の魔法使い、エリアス・エインズワースに高額で落札されます。エリアスはチセを自身の弟子にしつつ嫁にするつもりであることを彼女に告げます。しかし、弟子を育てることを快く思わないイギリス教会は、ペナルティとして2人に3つの案件の処理を依頼します。見た目怖いけどエリアスが可愛いです。
《2巻》
猫の話と犬の話が収録されてます。ルツ&カルタフィルス登場。
《3巻》
「お前の帰るところが俺の帰るところだ」ってセリフがすごく良いですね。そしてウィル・オー・ウィスプ可愛い。
《4巻》
「言いたいことも聞きたいこともすぐに言葉にしたほうがいい。言葉は時が経つほど熟れていくが色を失っていくものでもあるからね」この言葉がすごく良いですね。背中を押されたチセはすぐさまエリアスの元へ。
《5巻》
リャナン・シーと年老いた男の話、泣く女(バンシー)がシルキーになる話も収録。チセは少しずつ大切な自分の気持ちを取り戻している感じがしますね。
《6巻》
チセがじわじわと周囲の世界に目を向けていきます。レンフレッドとアリスのお話や灰ノ目と姉弟の話が収録されてます。
《7巻》
竜の雛が2匹密漁され、チセたちは学院から協力を頼まれます。「すごく痛くて苦しかったんですよ・・・あの時」「あの時・・・?」「あの時・・・」「あの時ってまさか・・・・・・」のくだりは笑いました(笑)
《文:nonono》
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