好奇心を“天職”に変える空想教室(推し本紹介)

4 min


好奇心を“天職”に変える空想教室
植松努
サンクチュアリ出版

 

今何かしらの夢に向かって進んでおられる方、昔は何かの夢を追いかけていた方、そんな方々に是非読んで頂きたい一冊。

 

今まさに夢に向かって突き進んでいる方にはとても励みになるものだし、夢を諦めてしまった方にもとても響くものがあるんではないかなーと思います。夢が見つからない、という方にも「あ、夢ってこういう感じで良いんだ」と夢を抱くきっかけになるかもしれないなーと思います。

 

自分も昔はとある夢を追いかけてました。夢を追いかけている間、少し傲慢だったなーと今振り返ってみると思います。

 

自分には夢がある。

 

それだけで何だか偉い気がしていたのです。結果が伴っていないのに、夢を持っているというだけで夢がない人を見下していた時期があります。

 

否定されることもたくさんありました。「君には無理」って何度も友達に言われました。

 

まあ実現していないのだから、その意見は当たってるっちゃ当たってますけどね!(笑)

 

否定されれば反論したくなるのが性。特に痛い所をつつかれた日にゃあ全力理論武装です!何の根拠もないので理論もへったくれもありませんでしたが、何の根拠もなくても自信だけはやたらと溢れ返っておりました。

 

そんな傲慢さがたたり、地元でいまだに連絡をとっているような友人はゼロ!ほんまにいません!

 

いつしか夢を語らなくなった自分がいました(語れる相手もいなくなりましたしね!)

 

「どうせ言っても否定されるだけだし」と勝手に思って、相手に壁を作っていた部分もあります。

 

その夢とは、小説家です。

 

でもこの夢自体も「何で小説家になりたかったんだろう?」と改めて自問してみると、「あれ?何でだったんだろう?」となります。

 

特に憧れていた作家さんがいたわけでもないし、めちゃめちゃ本を読んでいたわけでもない。むしろゲームの方が好きでした。

 

少ない情報量の中から将来の道を考えた時、まずなりたくなかったのは「サラリーマン」でした。

 

社会の歯車になりたくない、父親のようにはなりたくないという反抗心から、まだその時点ではなったことすらない「サラリーマン」という存在に嫌悪感を抱き、選択肢から除外したのです。

 

それから何やかんやとあって、とある小説家の弟子入りをしました。が、すぐやめてしまいました。

 

辞めます、と伝えた時、先生からは「君はサラリーマンの方が向いているよ」と言われました。将来の道を決める時に真っ先に除外したものが向いている……だと!?ってなりました(笑)

 

それからまた紆余曲折あって、今ではサラリーマン生活を謳歌しています。何となくダサい、なんて学生時代に思っていたサラリーマン。そんなことはありません。とんでもなく立派なお仕事。みんな心をすりへらしながら頑張っている。

 

でも、頑張りすぎじゃない?って思うことも多々あります(^_^;)心をすりへらしながら頑張らないと仕事じゃないのかしら?もっと、気楽に行こうぜ!……なんていうと苦笑が起こる空気感。その他もろもろTHE☆ブラック企業!

 

仕事って何だろう?

 

何なんでしょうね?

 

と、問いかけるだけ問いかけておいて話が脱線しているので元に戻します!←

 

少ない情報量の中から~くらいから脱線してましたね!

 

――何故小説家になりたかったのか?小説家以外ではだめなのか?

 

この問いを昔の自分に問いかけると「小説家じゃなきゃだめなんだよ!」って答えが返ってきます。

 

サラリーマンにはなりたくないと思っていたのがまず出発点になってますね。それ以外、となると既に色んな選択肢を除外してしまいました。思い付くのはミュージシャンだったり俳優だったり、何か人とは違うもの。しかしミュージシャンや俳優にはなれそうもない。さらに除外し続けて出た答えが小説家。何となく自分でも出来そうな感じがしたんですよね。印税生活最高やん!とも思ってた自分。

 

僅かながら小説の世界を覗き見させて頂いて感じたのは、とんでもなく大変な世界だということ。こりゃー自分にゃ無理だ!と痛感しました!(*`・ω・)ゞ

 

たとえデビュー出来たとしても、そこから永遠と物語を作り続ける頭がないなあと。

 

でも、何故消去法だったとしても小説家に行き着いたのか?

 

更に突き詰めてみれば、おそらく「何か表現したい」という思いが根底にはずっとあったのではないかな?と思います。学生時代、何かしらの型に当てはめられ、そうじゃない、自分はそうじゃないんだと叫び出したい思い。抗いたくても気づかぬうちに型にはまってしまいそうになりハッとする自分。そんな型に対する違和感、反抗心を何かしらの形にしたかったんではないかなーと。

 

小説らしきものを書いている間、無我夢中になっている自分がいました。ゲームなんかでも夢中になって何十時間もやっちゃう性質なんですが、それと同じような感覚、いやそれ以上の感覚を、物語を書いている最中に得られている。自ら何かを生み出す快感。

 

知識や経験不足のため、表面上は「小説家になりたい」という夢でしたが、案外直感的に「こういうことがしたい!」は自分自身で分かっていたのかもしれません。でも、周囲からの否定や周囲だけでなく自分自身でも否定し、押し潰してしまっていたのではないか。

 

――小説家以外ではだめなのか?

 

この問いを今の自分に問いかけると「小説家じゃなきゃだめなんてことはない!」って答えが返ってきます。表現する方法はいくらでもある!

 

 

とある先生から教えて頂いた小説の書き方にとても印象的だったものがあります。

 

それは「物語を構造分解する」というものです。

 

例えば面白い映画を観たら、それを起承転結に分けて文章に起こしてみる。さらにその文章を可能な限り要約していく。すると骨組みが見えてくる。骨組みがどうなっているかを知ることができれば、肉付け次第で違う物語を作り出せる、という手法です。

 

最初は紙に書き出してやってみます。繰り返しやっていくうち、何かしらの物語に触れたときには自然と頭の中で構造分解が出来るようになっていきます。私自身はこの技術を会得しているわけではないので、物語を見ても単純「面白ーい!」くらいしか捻りだせないのですが、やはりプロは瞬時に出来て違うものを生み出すことが出来るのだと思います。

 

まあ何が言いたいかというと!

 

自分の夢、一度構造分解してみては?

 

ってことです!

 

物語を作り出すための手法ですが、これは自分自身を見つめ直す際にも使えるのではないかなーと!

 

あるいは今の仕事に置き換えてみるのも手ではないかな?例えば仕事とは全く関係ない事柄に触れた時、それを一度構造分解してみる。そこから自分の仕事に使えそうな形に肉付けしてみる。

 

自分は構造分解しても物語を生み出すことは出来ませんでしたが、今の仕事では結構役立っているなーと感じてます。紙に書き出さなくても、さらっと頭の中で構造分解することが出来ます。

 

このように、構造分解するという手法は、汎用性が結構高い気がしてます。

 

何故小説家になりたいのか?とか、何故結婚したいのか?とか、そこから始めてみて、色んなものをそぎおとしてみれば、自分が本当は何を求めているのかが分かるかもしれません。もちろん、今はまだ分からないかもしれませんけども。

 

……空想教室の話してませんね!

 

小さな町工場から自家製ロケットを打ち上げ、宇宙開発の常識を逆転された植松さんの著書です。夢について書かれた著書で、諦めないって大事だと感じさせてくれます。

 

優しい語り口で、すごく読みやすかったですし、上にも書いたように今まさに夢に向かって突き進んでいる方にはとても励みになるものだし、夢を諦めてしまった方にもとても響くものがあるんではないかなーと思います。夢が見つからない、という方にも「あ、夢ってこういう感じで良いんだ」と夢を抱くきっかけになるかもしれないなーと思います。

 

オススメです!!

 

 

 

 

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