
こんにちは。のーさんです。
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2025年8月17日、大阪会場の課題本でした。
今回の課題本は彩ふ読書会+「名著『罪と罰』を読んで語る会」からスタートした企画でした。
【開催決定!】名著『罪と罰』を読んで語る会 企画内容 彩ふ読書会+
名著だと分かっていても、なかなか手に取れない本ってありますよね。書店で見かけてもタイトルを眺めるだけでスルーしてしまったり、買ったとしてもなかなか手が伸びず積読年数ばかりが長くなってしまったり……。そんな本にみんなで挑戦していこうというのが「名著を読む企画」です。
企画を発表したのは2024年の6月末でした。参加希望者がすぐには集まらず、企画がスタートしたのは半年後の12月。そして実際に課題本読書会を行ったのは2025年8月と、1年以上かかって実現した読書会でした。
企画スタートしてから読書会前日までは下のリンク先に書きましたので、もし良ければチェックしてみてください。
https://note.com/embed/notes/n9073613cfa2d
https://note.com/embed/notes/n3428ad4fb065
https://note.com/embed/notes/nbda45d915a43
https://note.com/embed/notes/n984314741956
https://note.com/embed/notes/n94b98d0baeab
迎えた読書会当日。
課題本テーブルは6名で読書会を行いました。
『罪と罰』には個性豊かな人物たちがたくさん出てくるので、それぞれの人物たちについての話や、感情移入したのは誰か、ストーリー展開、好きなシーンはどこか、などなど話題が広がりました。
課題本読書会も終わったので、ここからは私の感じたことを書いていきます。内容に触れるので「ネタバレあり」としておきますね。ご注意を!!
ここからネタバレあり
上のリンク先にある程度書いてしまっていたので被るところも出てきますが……まずは、りこさんの『罪と罰を読む』マガジンには非常にお世話になりました。序盤から躓かずに「おもろー!!」と思いながら読み進めることが出来ました。『罪と罰』をこれから読んでみようかなという方や挫折してしまった方、ぜひ一度チェックしてみてください。
まずは何より上下巻1000ページ超えの本を読み切った自分たちに拍手!
『罪と罰』の罰とは何なのか。スヴィドリガイロフは裏の主人公?解説でドストエフスキーがぼろくそ言ってるなどなど、課題本読書会では色々と意見が出ました。登場人物の名前が覚えれない、同じ人物でも呼び方が変わるので混乱するというのは、やはり皆さん共通するところだったかなと思います。ロシア文学にあまり馴染みがないのもあるのかもしれませんね。
ラスコーリニコフは白黒主義という意見もあって、確かに極端な思考に走っていてグラデーションがなかったなと思いました。各登場人物たちについて、ポルフィーリイは善人、ラズミーヒンは良い奴だがそれだけ、いや、濃い人ばっかりなので一人くらいはこういう人がいたほうが……ラスコーリニコフは殺人を犯す前になんで相談しなかったんだ……などなど。
感情移入したのは誰か、というところではマルメラードフやカテリーナの名前があがりました。
読書会の最中に感じたのは、私は「あ、悪党サイドが好きかも」ということでした。あまり感情移入せずに舞台を観ているような感覚で読んでいたせいもあるかと思いますが、ラスコーリニコフがどうなるかよりも、スヴィドリガイロフの生き様(特に結末)や、ルージンの悪党っぷりに目が離せませんでした。悪党だと思っていたらレベジャートニコフの株が上がったり、割と悪党サイドに注目して読んでいたんだなあと気づいた次第です。
いやー、面白かったです。
きっとこれから再読の機会もあるでしょうけれども、『罪と罰』を読んだ方々で集まって話せたという体験は、じっくりと進めてきた企画なだけに、通常回よりもより貴重な機会だったなあと感じました。2回目もあるかもしれませんけれども、彩ふ読書会の初回はもうこれっきりですからね。
お付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました!!
発表していた次なる企画「名著を読むnote交換感想会」も、この日に参加希望者が定員に達し、開催決定となりました!
名著を読むnote交換感想会@名著交換感想会 企画内容 彩ふ読書会+
読書会後のフリートークタイムのときに「何の本を読むか?」を相談しました。
名著を読む企画としては第二弾となりますが、note交換感想会としては初回になるので、「あ、こんな感じなのね〜」と把握するために、まずは一冊完結しているものをチョイスすることにしました。
今回は太宰治の『斜陽』にします。
参加希望してくださった方には後日オープンチャット等の案内をさせていただきますね(今週は仕事がバタバタしてるので遅くなるかも……)
何の本を読むかが決まりましたので、この企画に関してはまた後日再募集する予定です。オンライン企画なので、居住地問わず「彩ふ読書会の読書会に過去1回以上参加している方」でしたらどなたでもご参加いただけます(その他の条件としては、オープンチャットへの入室とnoteアカウント作成の必要あります)
東京会場参加者の方や、京都、滋賀、以前開催していた名古屋、横浜、神戸等で参加されていた方とも、また繋がる機会となれれば嬉しく思います。
カミングスゥーーーン!!
レポートはこちらです。
《大阪》2025年8月17日(日) 推し本披露会&『罪と罰』課題本読書会レポート
では!!