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『絞首商會』を読みました。
夕木春央さんの作品はこれまでに『方舟』と『十戒』を読んできました。
『方舟』は読書会で紹介されたがきっかけで手に取りました。ちょっと前に流行った時から気になっていたんですよね。文庫化していると知り、読書会当日に買って帰りの新幹線で読んだのは楽しい体験でした。
で、そのあと『十戒』も読みたくなり書店に行ったところ、他にも文庫化している本があることを知りました。その時は「十戒を買いに来たんだ」と戒めたのですが、どちらも読み終わったあとやっぱり読みたくなってやっぱり買いました。
他に文庫化しているのは『絞首商會』と『サーカスから来た執達吏』だったんですが、『絞首商會』はメフィスト賞受賞のデビュー作とのことだったので、先にこちらを買うことに。
解説も含めると587ページあるのでさすがに一気読みとはいきませんでしたが、続きを読むのが楽しくて楽しくて、読み始めてからの数日間楽しい読書ライフを送れました。
『方舟』や『十戒』とはテイストが異なり、舞台も大正時代となっています。なんか、なんか詳しくないのに「メフィスト賞!」って感じがする作品でした。この感覚は言語化できてませんが、なんかそういう感じなんですよ!!私はどちらも好きでしたが、もし『方舟』や『十戒』が合わなかったな~という方はこちらを読んでみると良いかもしれません。逆に『絞首商會』が合わなかったな~という方は『方舟』や『十戒』を読んでみるとまた違った判断が出来るかもしれません。なかなか一作では判断の出来ない作家さんだなと、この作品を通して感じました。
『絞首商會』は登場人物が魅力的で、展開も私好みでした。ネタバレなしで書きたいので詳しく書けないのがもどかしいところですね……。
いくつか先に読んでおく本があるので、落ち着いたら読もうと思います。
おわり。