この作品を通らずに生きてきたのかと悔やまずにはいられない名作『SLAM DUNK』と私の漫画歴

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『SLAM DUNK』を読みました。

リアルタイムで読めていたはずなのにぃーーっ!!私はなんちゅー名作を通らずに生きてきたんだと、今さらながらに後悔しました。という話を今日はします。

「読んでないでしょ」から始まる貸出♪イエーイ♪
梅田のフードコートで食事中のこと。
「のーさん、これ読んでないでしょ」ととある方から言われ、紙袋をすっと渡されました。おん?と思いつつ中を見てみると、そこに入っていたのはSLAM DUNKの1、2巻でした。

以前読書会でSLAM DUNKが話題になり、読んでいる人なら必ず盛り上がる話のときに私のリアクションが薄かったらしく、「ははーん、これは読んでへんな」と気づいたようです。す、鋭い。

新装再編版の1、2巻をお借りしました。しかし、しばらく積みました。借りておいて積むという所業。そのときは読めそうなタイミングがどーしても作れなかったのです。借りてるのに申し訳ないなーと思いつつ後日お会いしたら、追加で5巻まで持ってきてくれていました。まだ1ページも読んでないのにー!でももし読んでいたら続きが読みたくなっていたと思うので、ナイスタイミングです。しかしまたもや積む。積読が5巻になりました。

ちょっとだけ余裕が出来た日があり、酒を飲む30分だけテレビ見よーっと思った私。Netflixをつけてみたところ、映画の『THE FIRST SLAM DUNK』の予告が流れ心を奪われました。え、なにこれかっこいい!とりあえず30分だけ観るか……と再生したはずが、あれよあれよと最後まで観てしまいました。山王戦のことはほとんど知らなかったのでネットで調べてみたら原作とは違う部分も色々とあるとのこと。えー、そうなんや。原作気になるな~、買いたいけど全巻大人買いはなかなかの値段がするんよな~面白いのは分かってるけども、なかなか手が出な……あ、あるやん!!借りたまま積んでいた新装再編版があるやん!!と積んでいたことを思い出し(失礼)、ようやく読んだ次第です。

そして思いました。

私はこの作品を通らずに生きてきたのか!と。

ジャンプは読んでいたしSLAMDUNKも少しは読んでいたのですが、リアルタイムではハマれなかった自分を悔やんだのでした。

なぜリアルタイムではハマらなかったのか&私の漫画歴
私が小学生~高校生のころは書店やコンビニで立ち読みが出来たので、ジャンプは毎週チェックしていました。今思うと申し訳ないですが、学生なので毎週買うようなお金もなかったので基本立ち読みです。立ち読み人間です。好きな作品は単行本で集めたり、社会人になってから大人買いしたりしてますので、作家様や書店様、コンビニ様、出版社様、その他各関係者の皆様、将来の買い手を育てていたのだと思ってご容赦いただけますと幸いです。

SLAM DUNKも連載中だったので立ち読みでチェックしてました。桜木花道が坊主頭になって登場するシーンが強く印象に残ってます。SLAM DUNKを認識したのがそのあたりだったからかも?ゴリとか流川も知ってました。ゲーム好きな友達がSLAM DUNKのゲームを持っていたので、あらすじは漫画からではなくゲームでざっと知っていた感じです。

小学生〜高校生のあいだに立ち読みをしていたならSLAM DUNKハマるやろーとお思いかもしれませんね。多分ずっとジャンプ一筋だったらハマってた気がしてます。1巻はどんなんかしらと気になって単行本を買い、あれよあれよと全巻買っていた未来が見えました。なぜそうならなかったか。サンデーに浮気していたからです。

私の周囲はジャンプ派が多かったのですが、周りとはちょっと違うんだぜ感を出したい時期に突入した私はジャンプを読まずサンデーに手を出すようになりました。コナンや犬夜叉やかってに改蔵やメジャーあたりが連載していたころですかね(うろ覚え)

ジャンプ派ばかりの中でサンデー読む俺かっこいいをやってしまった結果、ジャンプの話題にはついていけなくなり、サンデーの話題が出来る人は周りにいないという状況に陥りました。孤独!孤狼感!この浮気のせいで、ジャンプやサンデー関連の作品については、おおまかな内容は知ってるけど断片的にしか知らなかったり、最終回どうなったかを知らないままの作品がほとんどとなっています。浮気ってダメですね。マガジンに手をつけなかったのは何故かは今になっては分かりません……。少女漫画は友達に貸してもらったものを読むくらいで学生時代はほぼ手つかずでした。ふしぎ遊戯はアニメで見て、妖しのセレスは断片的に知ってます。

昔を思い出しながら、当時のことをもう少し書いてみます。

遊戯王はドハマリしました。カードゲームが流行ったので友達とよく遊んでました。るろうに剣心やラッキーマン、マキバオー、マサルさん、世紀末リーダー伝たけし!、ヒカルの碁、封神演義、BLACKCAT、シャーマンキング、ジョジョも第4部から第5部あたりでしたかね。ジョジョは全巻持っている友達がいたので遊びに行って読んでました。その友達はダンレボにハマってたので隣で踊ってました。懐かしい。そうやって過ごす時間って贅沢だったなーと思います。

『陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!!』が始まったときは柔道くらいしか知らなかったので「柔術ってなに?!」と衝撃でした。構えとか真似しちゃいましたね!幽遊白書は終わっていて私が読んでいた時期はレベルEで、そのあとHUNTERXHUNTERが始まったような。烈火の炎やリベロ革命なんかは単行本で集めてました。あと親がクッキングパパとタッチを持っていたので読んでました。

これを書くにあたり、ジャンプの連載年表を見てみたのですが、ボボーボ・ボーボボが始まったころには読むのをやめてました。でもBLEACHは読んでいたので、途中から全部チェックするのではなく好きそうな作品だけチェックしてたかもしれません。記憶は曖昧。ZOMBIEPOWDER.とか邪馬台幻想記も好きでした。

初めて模写したのは封神演義でしたね。小学生のころかな?授業かクラブかなんかで模写する時間があり、単行本の表紙を横に置いて描いた記憶があります。中学生になると友達とスクリーントーンを買いに行って漫画を描いてました。完結させたことはなかったですがコマ割り考えたりして楽しかったですね〜。

『哲也-雀聖と呼ばれた男』が好きな友達がいて、その友達の自宅には麻雀卓もあったので、ルールを教えてもらいながら麻雀やったりもしてました。今思えば中学生時代は友達に恵まれていたなあと思います。何だかんだで漫画やゲーム好きな人たちが周りにはいましたねえ。

他にも色々と思い出したいところですが、脱線しまくっているのでここらへんでやめておきます。とにかく、漫画は小学生のころから親しんできたということ、SLAM DUNKはリアルタイムで読めたのにハマっていなかったことを書こうとしたらだいぶ文字数がいってしまいました。

SLAM DUNKは人生を変える
さて、SLAM DUNKについての話に戻ります。

今更説明はいらないくらいの名作だと思いますが、私のように通らなかった方、世代的に通れなかった方に向けて、改めてあらすじや魅力を紹介してみたいと思います。まあ私もまだ新装再編版の5巻までしか読んでませんけどね。どこかの誰かにとっては新鮮に感じてもらえるかもしれませんので、書いてみます。

SLAM DUNKはバスケットボールを題材にした漫画です。桜木花道という赤い髪の男が主人公です。彼は不良です。ワルです。男相手にはすぐに頭突きします。しかし女子に対しては紳士的であろうとします。中学3年間で50人の女子にふられますが、50人目の相手からは「バスケ部の小田君が好きなの」と言われて断られてしまいます。バスケと聞くだけで失恋を思い出して苛立ち、彼はクラスメイトがバスケの話題をするだけで頭突きします。そんな彼は高校生になって出会った赤木晴子という女性に一目惚れします。彼女から「バスケットはお好きですか?」と聞かれ、花道は「大好きです。スポーツマンですから」と、やったこともないのに答えます。それから何やかんやとあってバスケ部に入部します。晴子さんに誘われて始めたバスケですが、花道は次第にバスケットマンへと変わっていきます。

花道はバスケのルールを全く知らないところからスタートしますが、素質があり、試合では何かをやってくれそうな期待感があります。点差が開きメンバーたちが諦めそうなムードなときには空気を変え、ハラハラドキドキした展開ではしっかりと役割を果たしてくれる、The主人公感が半端ないです。

花道も魅力的ですが、仲間たちも魅力的です。ゴリや流川などバスケ部スタメンの人たちも良いんですが、花道の不良仲間もいい感じです。特に水戸はいい味出してます。花道がバスケ部に入部してからは、悪い奴らに絡まれないよう振る舞う姿が見られます。バスケットマンとして歩み始めた花道を茶化しはしても邪魔はしないし周りにもさせないようにしている水戸は良き理解者だなと感じました。花道を裏から支えている男、水戸。彼が果たしている役割は非常に大きい気がしました。まだ新装再編版の5巻までなので今後水戸がどれくらい出てくるのかは分かりませんが、バスケ部でもないサブキャラの宿命的にはほとんど出てこなくなるのではないでしょうか。そうなったらなったで、かっこいいぜ、水戸。

読んでいて思うのは「青春っていいなーーーーー!」ってことです。何かに熱中する姿を見るとやはり心打たれます。

青春って良いなーーーーー!!(2回目)

SLAM DUNKが連載中、バスケの競技人口は増えたそうです(ソースは……貼らない)分かります。バスケやりたくなりますもの。もし小学生時代にハマっていたらバスケ少年になっていたかもしれません。SLAM DUNKが人生を変えていたかもしれません。

おわりに
以上、まだ新装再編版5巻までと映画版しか触れてませんが、面白すぎたので書いてみました。リアルタイムで追えなかったのは残念ですが、逆に考えればこれから追えるということです。楽しみが増えました。続きをお借りするか、自分で買うかして最後まで読もうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!