第3部の主人公・空条承太郎の娘である空条徐倫が主人公の第6部、ストーンオーシャン。シリーズ初の女性主人公です。
罠にはめられ、無実の罪で刑務所に収容されてしまいます。徐倫のスタンド能力は肉体を糸状に変化させるというものなんですが、生まれつき能力が使えたわけではなく、空条承太郎が面会の時に持ってきた「スタンドの矢の欠片」によって能力に目覚めます。なので、読者は徐倫と同じく「この能力をどう使えば良いんだろう?」といった目線で楽しむことが出来ます。「なるほど!こう使うのか!」といった驚きの多いシリーズでした。
敵も強い!単純に力が強くてやばい奴もいるんですが、それよりもトリッキーなスタンド使いが多いなーという印象でした。体を小さくさせてくるスタンドや、自殺の道連れにするスタンド、4つ以上は新しく記憶が出来なくなるスタンドなど、「これどう倒すんだろ?」というハラハラな展開が面白くて、一気に読み終えてしまいました。
戦いを通して徐倫が成長していく姿も素敵です♪このシリーズもオススメです!
《文:nonono》
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