何かを今、やるということ

5/5に行った推し〇披露会のレポートを今書いている。

推し〇披露会とは、皆にオススメしたい『推し』を紹介しあう企画だ。LINEのオープンチャットを使って初めて実施したものである。普段は推し本を紹介して頂いているが、今回は推し本以外にも推しアニメ、推しミュージック、推しレトロ建築、推し酒などなどジャンルフリーで様々なものを紹介して頂いた。

予想していた以上に多くの方が参加して下さり、紹介数もかなり多かった。コメントを返せるくらいの余裕はあるだろうと思ってやっていたが、時間内には全然おさまらなかった。皆がリアルタイムで17:00頃、私は12:30頃のトークを行ったり来たりしていた。失敗、というわけでは全然ない。カオスではあったが、そのカオスっぷりを私は好む。企画発信をしたのは私だが、あの熱狂っぷりを作ったのはその場にいた方達だ。皆であの場を作ったのだ。次も追いかけても追いかけても追いつけないくらいの感じでやりたいなと思っている。

オフラインとオンラインでは勝手が違うけれど、それぞれに良さがあるだろう。今回使ったLINEのオープンチャットに関しては、紹介するタイミングで画像や関連リンクを貼れるのが良かった。その場で貼れるためすぐに情報を共有する事が出来る。オフラインではそこに一手間かかる。無論、その一手間で生まれる交流もあるのだから、どちらが良い悪いというわけではない。

知らない推しがほとんどで、興味の幅が広がったのは間違いない。今、紹介して頂いたもののリンク先を見に行っていて、まだ途中なのだが、キラリと光るものがあったのでここに書いておきたい。

 

劇団テレワークの『BestFriends.com』だ。

 

動画はコチラ。

▶本公演#02「BestFriends.com」(21:00-22:00)【劇団テレワーク】

 

観終わった後に気づいたのだが、実はリアルタイムで行われていたらしい。なるほど確かに場面転換に少し時間がかかっていたりはした。そこも含めてリアルタイムで楽しみたかったなと思った。後払いチケット制で、面白かったので購入しようと思ったら期間終了していた。そこは残念・・・・・・!

BestFriends.comは、簡単に言うと「友人」をテーマにした作品だ(多分)

主人公はトモヒロという男性。仕事を辞め、実家暮らしをしている。人間関係にわずらわしさを感じ、コミュニケーションを遮断している。そこに唯一?の友人から電話がかかってくる。友人はZOOM飲み会なども頻繁に行っていて、多くの友達がいる。友人は「友達を作ることは大切」と説くが、トモヒロはキレて友人に罵声を浴びせる。しかし、心の奥底では「今のままではいけない・・・」と感じている(ように私には感じた)

ふと、手に取った「BestFriends.com」のチラシ。思い通りの友人を作れる次世代AIサービスなのだという。試しに利用してみた所、AIの友人が生まれた。コミュニケーションがとれることに感動するが、少しぎこちなさがあり、設定を変えて別の友人を作ってみる。そうして設定をコロコロと変えていき、思い通りの友人を作ろうとするトモヒロだったが・・・・・・という話。最終的にどうなるかは、是非公演を観て頂きたい。

すごく良かった。作品については色々と考えさせられる事も多かった。けれど今回書きたい事とは違うので割愛。

私は「今、この時期に新たな挑戦を始めること」自体に凄さを感じた。

現在コロナウイルスの影響で生活様式など様々な変化を強いられている。そんな中、今出来ることをやろうと考えても、正直なかなかモチベーションが上がりにくい。実行に移すのは難しい。

 

カメラを止めるな!のスタッフが作った短編映画も凄かった。

▶短編映画『カメラを止めるな!リモート大作戦!』本編

演劇や映画は心の栄養を満たすためには必要なものだと、改めて感じた次第。他にも色んな挑戦が行われていて、凄いなと感じる。

ただ、私もそれらを見てシュン・・・・・・となるような性格ではない。今はちょっとネガティブになりやすくなってしまっているが、ネガティブな時期はバネになる。力が加われば加わるほど、ピョーンと飛ぶ時の勢いがつく。つきすぎて天井に頭突っ込むことになるかもしれないが、まあそれもアリだろう。

とにもかくにも、色んな方にまた力をお借りしながら、何かをやっていきたいなと思う。

そして、打ち上げをしたい(そこが一番←)