2018年1月7日(日)、課題本形式の読書会を開催します。
今年ノーベル文学賞を受賞されたカズオ・イシグロ氏の作品から「日の名残り」を課題本とさせて頂きました。
課題本はコチラ
日の名残り
カズオ・イシグロ(著)
土屋政雄 (翻訳)
★内容(「BOOK」データベースより)
品格ある執事の道を追求し続けてきたスティーブンスは、短い旅に出た。美しい田園風景の道すがら様々な思い出がよぎる。長年仕えたダーリントン卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々―過ぎ去りし思い出は、輝きを増して胸のなかで生き続ける。失われつつある伝統的な英国を描いて世界中で大きな感動を呼んだ英国最高の文学賞、ブッカー賞受賞作。
★著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
カズオ・イシグロ
1954年11月8日長崎生まれ。1960年、5歳のとき、家族と共に渡英。以降、日本とイギリスの2つの文化を背景にして育つ。ケント大学で英文学を、イースト・アングリア大学大学院で創作を学ぶ。1982年の長篇デビュー作『女たちの遠い夏』は王立文学協会賞を、1986年に発表した『浮世の画家』でウィットブレッド賞を受賞。1989年には長篇第三作の『日の名残り』でブッカー賞を受賞
土屋政雄
英米文学翻訳家。訳書『イギリス人の患者』オンダーチェ。『アンジェラの灰』マコート。『コールドマウンテン』フレイジャー他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
<課題本形式の読書会とは?>
事前に読了しておいた課題本について語り合う形式の読書会です。
課題本を読書してる最中に感じたこと、読後に感じたこと等を自由に発言しあいます。
参加条件は「課題本の読了」のみです。
年齢性別等の制限はありません。
<課題本読書会に参加すると>
同じ本を読んでも人によって感じることや印象に残るシーンは違います。他者の意見や感想を知ることで、一人で読んでいる時には気がつかなかった点に気づくことが出来ます。また色んな読み方を知ることで、今後本を読む際の読み方や視点も変わっていきます。
読書会参加を目標とすることで、挫折しかけていた本や普段読まないジャンルの本に挑戦する機会となります。「いつか読もう」だったものが「今読もう」に変わります。
※読了してから参加予約するよりも、先に予約してから読書することをオススメします。締切効果で意外と読了出来ますよ。
<普段あまり本を読んでないけど大丈夫?>
課題本さえ読んでおけば大丈夫です。知識をひけらかす場ではなく、感じたことを自由に発言しあう場です。普段の読書量も関係ありませんし、難しいことを言う必要もありません。年末年始に読書しようと思っている方、あるいは既に本を買ってはいるけどまだ読めていない方。2018年は新たなことや知らないことにチャレンジしてみたい方。読書会に参加してみませんか?
<読書会詳細>
開 催 日:2018年1月7日(日)
受 付:13:00~13:20
時 間:13:20~14:40
定 員:8名
形 式:課題本
参加条件:課題本の読了
課 題 本:日の名残り/カズオ・イシグロ
持 ち 物:課題本、飲み物
参 加 費:1,500円(当日現金払い)
場 所:オックスフォードクラブ
住 所:大阪市北区曽根崎新地2-1-23 JPR堂島ビルB1F(JR大阪駅から徒歩8分)
※課題本は購入したものでも図書館で借りたものでも構いません。
ご参加お待ちしております。
※2017年12月9日AM、1月7日AMにはオススメ本を紹介しあうフリー形式の読書会も開催しております。こちらも募集しておりますので是非ご参加下さい。