タマとらぶる③

2 min

一時期、私はパンツが擦れるだけでも痛い時があった。

傷が出来ていたからだ。傷といってもほんの数ミリのものだ。しかし、数ミリだからこそ痛かった。逆剥けとかと似たような感じをご想像頂けたら痛みの感じとしては問題はない。ついうっかり傷口に何かが当たって「痛っ!」となるやつ。小技が効いてる痛みである。

仕事はほとんど手につかなかった。動き回るたびにちょいちょい傷口とパンツが擦れ合って痛っ!となる。皮膚科に行けば良い話なのだけれど、仕事で数日は行けそうにない。

 

私は苦肉の策としてパンツの上からコンニチハさせる事にした。

 

あ、もちろん外でではない。

家の中での事だ。

全裸ではなく、パンツの上からコンニチハである。

当たる所がなければ痛むこともなかろう!という発想である。擦れなければ自然治癒も出来る。私は自分の発想力に感動した。

家の中だけの時間なので、まあぶっちゃけあまり効果はなかった。仕事先ではコンニチワするわけにもいかなかったからだ。家で自然治癒するよりも早いペースで傷は広がった。まあそれはそれで良いのだけれど、これには思わぬ副産物があった。

 

嫁のツボにクリーンヒットしたのである。

 

私は苦肉の策として必死にやっただけなのに、嫁はその姿を見て過呼吸になるんちゃうかってなくらいに笑い転げた。

画像を載せれないので文章でお伝えするけれども、要は普通に服もパンツも履いている状態で、タマ息子だけがパンツの上部から「やあ!コンニチハ!」している状態だ。あ、ズボンは履いていない。私は全裸はやめたが家の中ではTシャツとパンツ姿が通常スタイルである。

これはきっと陰翳のもたらした笑いなのではないかと思われる。現に全裸でコンニチハしていても嫁は特に何の反応もなかった。しかし服とパンツの間から顔を覗かせた途端に笑いが起きたのである。これを陰翳と言わずし何と言うのだ。いや、あるな。色々あるな!私の語彙力が足りないだけである。

傷が治ってからも私はちょいちょいこの「パンツの上からコンニチハ」を嫁に繰り出している。何回やっても笑い転げている。

喧嘩している時にスイーツを出すのは有効だと何かの番組でやっていた気がする。この「パンツの上からコンニチハ」も、同じように効果はあるんじゃなかろうか。まだ試していないけれども、きっとあるはずだ!

世の男性諸君も是非お試しあれ!