わたし、定時で帰ります。(推し本紹介・感想)

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わたし、定時で帰ります。
朱野 帰子
新潮社

▼内容(「BOOK」データベースより)
絶対に残業しないと決めている会社員の結衣。個性豊かな同僚たちに揉まれながら働く彼女の前に、無茶な仕事を振って部下を潰すというブラック上司が現れて―。新時代を
告げるお仕事小説、ここに誕生!

 

吉高由里子さん主演でドラマ化されるみたいですね(^^)

 

書店に行ったら平積みされてました!タイトルにインパクトがあったので、つい手に取って、ちょっとだけ立ち読み。 面白そうだったのでつい買っちゃいました!割とスラスラと読みやすい文章で面白かったです♪半沢直樹みたいな作品なのかなあ~と思って読み始めると良い意味で裏切られます!

 

主人公・東山結衣は絶対に残業しないと決めていて、定時になると帰宅します。有給も消化します。同僚達は定時帰りはせず有給もほとんど消化しない環境なので、結衣だけが浮いてしまっている状態です。定時帰りを「善」として見てみると、構図としては善vs悪といった分かりやすい構図になっています。ただ、勧善懲悪のような感じではないので、「よっしゃ!嫌なアイツを倒したったぜ!」といった感じではありません。それでもお話としては面白いです。

 

「定時帰り」については異なる考え方を持つ面々ではありますが、同じ職場の仲間達。この構図が非常に面白いなと感じました。そこがリアルだな、と。実際、私も自分の職場に置き換えて読んでいました。あ、いるいるってな感じで!(^_^;)

 

逆に、周りが定時帰りしている中で「俺は絶対にサービス残業する!」ってお話だったとしても、骨組みとしては同じような話が作れそう(売れるかどうかはさておき)常識や価値観は変わっていきますから、百年後には「俺、残業いたします!」って作品が大ヒットしてたりして(大予言)結衣の場合はちょっと極端かなって気もしますが、違う考え方や主張を持っていたらダメなの?といった事も考えさせられたり、同調圧力的なものを感じたり、なかなか深いお話でした。

 

ちなみに私自身の事を話しますと、以前の職場では毎日終電ギリギリまで働いていた経験があります。完全に家と仕事の往復だけで、仕事の割合がかなり大きかったです。定時という概念すら自分の中になかったですが、割と仕事は楽しんでやっていました。アドレナリン出まくり状態ですね。この小説の中でいうと晃太郎や吾妻あたりが近いです。

 

今は「皆、定時で帰ろうぜ派」です。

 

ただ、何故定時で帰ろうぜと主張したいかといったら、プライベートを充実させたいからという理由もありますが、それだけではありません。これは私の仕事の内容にもよるのかな~とは思いますが、仕事以外で経験してきた事が仕事で活かされる事もあるだろうし、逆も然りなんじゃないかなーと。仕事とプライベートを完全に分けなくても良いんじゃないかな?と思ってます。色んなお仕事があるので当てはまらない方ももちろんいらっしゃるかなーとは思いますが、要は「色んな人生経験してこうぜ!」という事が言いたい。声を大にして言いたい。

 

「自分の人生を楽しむために」皆、定時で帰ろうぜとは主張したいです。

 

ただね。

 

定時で帰る・・・・・・やっぱり現実的にはすんごく難しいなあと思います。

 

空気感がね、帰らせてくれないよね(笑)先方の都合なんかもあったりしますし。

 

システムを上手く作ったとしても、意識の問題が一番大きいかなって気もします。かといって、「私がやらないと!」という使命感も、仕事をする上では必要な要素でもあるかな~とも思いますし、一概にサービス残業する人=仕事をダラダラとしているわけでもないと思いますし。皆が気持ちよく働けて、充実した人生を送れるような世の中になったら良いのになあ、なんて何目線か分からない独り言をつぶやいておきますね←

 

・・・・・・つい自分の話になってしまいましたが!!

 

ドラマは4/16(火)22時~から放送されるみたいです!

 

主人公・東山結衣を吉高由里子さんが、種田晃太郎を向井理さんが、賤ヶ岳八重を内田有紀さんが、福永をユースケ・サンタマリアさんが演じるとのことです。吉高由里子さん主演という事以外は知らずに原作を読みましたが、イメージとしては結構ピッタリだったかも!?まだドラマも始まってないので何とも言えないですけども、これからチェックしてみたいと思います!

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