天才はあきらめた/山里亮太

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天才はあきらめた
山里亮太
朝日文庫

 

読書会で紹介して頂いた本。

 

前回の記事から微妙に繋がり、天才のお話ですね!

 

読書会でこの本を紹介された方は毎回面白い作品をご持参されてて、読書会でも盛り上がります♪

 

あれも読みたい、あ、これも読みたい!積読マウンテン!な現在ではありますが、南海キャンディーズの山ちゃんは「たりないふたり」を見て以来大好きな芸人さんでして、読書会で表紙を見た瞬間から「あ、これ読みたい!」となり・・・・・・しかも解説もオードリーの若林さん・・・だと!?な、なんだってー!?

 

もはや、たりないふたりのタッグで書いた作品ではあるまいか!!

 

と、一人興奮し、幾多の積読本を乗り越えて私の「読みたい本」に割込乗車されておなりあそばせました。他にも書きたい記事は沢山溜まってるんですが!ここでも割込してきておりますね。

 

それくらい、非常に、非常に面白かったのであります!

 

2006年に発売された「天才になりたい」を山ちゃん自身が大改稿&新エピソードを足した本のようですが、「天才になりたい」の方は読んでいなかったので特に違和感も何もなくスラスラッと読めました。

 

しずちゃんと出会う前に組んでいた相方とのエピソードや、お母さんの褒め方、M-1以降しずちゃんと不仲になった話など、何となく知っているようで知らないエピソードが満載でした。テレビでよく知る南海キャンディーズの、断片的だった情報がこれを読んだことで一つに繋がりました。

 

好きだったお話は、割と最初のほうなんですが、二つ。

 

一つは自信貯金の話。

 

小さなことでも何か自信が付くことがあったら自分銀行に「自信」を貯金していく。何か目標に向かって進んでいく中で壁にぶつかったら、その「自信」を切り崩して自己を保つ、といった思考法?です。この考え方は面白いなーと!

 

もう一つは、人見知りについての話。

 

自分自身も人見知りなので、「こう言ったらこう思われるんじゃないか?」といった思考はこびりついていて、今でもたびたび考えてしまうことがあります。山ちゃんは「詮索してしまうことで行動が制限され、人見知りの出来上がり。あれ?お笑い向いてなくない?」と書いてます。

 

この次の言葉が目から鱗でした。

 

「ここで止まっていたら、確かにそうだ。でも、そこで止まらず、さらにもう一つ考えれば人見知りは武器に変わる」

 

それは「こう言うとこう思われるんじゃないかな? ならどう言ったら喜ばれるだろう?」と、自分の中の人見知りのブレーキに、もう一つ問いを足す。そうすることで人見知りは誰よりも相手のことを幸せにする才能へと変わる。

 

・・・・・・目から鱗でしたね!逆転の発想といいますか、マイナスイメージだったものがプラスに変わった瞬間でした。まだ読んだばかりなので効果はじわじわとこれから出てくるのかもしれませんし出てこないのかもしれませんが(どっちだ)

 

そして、「自分は天才じゃない」と悟れること。これこそ山ちゃんの強みなんではないかなーと思いました。しずちゃんとコンビを組む以前の経験も活かし、自分自身の強みも理解した彼は最強だなーと。

 

解説で若林さんが仰ってますが、結婚とかしたらどえらいことになりそうですね・・・既にS級なのにSSS級になっちゃう的な?

 

天才はあきらめた彼は、しかしながらやはり天才です。

 

そして解説のオードリー若林さん!

 

実は解説から先に読んでしまったのですが、こちらも、いや、こちらの方が!?面白かったです。

 

以前の読書会で若林さんの著書「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を紹介して頂いてて、こちらは未読だったんですが、改めて読みたくなりました♪

 

こちらからは以上です!