7/8AM読書会レポート “推し本披露会in大阪”

2018年7月8日、日曜日。

大阪で読書会を開催しました。

場所は英国紅茶専門店ロンドンティールーム堂島本店併設のオックスフォードクラブ。英国の雰囲気溢れる素敵な空間です。JR大阪駅から徒歩8分ほどの所にあります。

今回は主催含め19名(女性12名、男性7名)で読書会を開きました。初参加の方は4名。お集まり頂いた皆様、ありがとうございました。

さて、このレポートが初見の方もいらっしゃると思いますので、まずは「読書会」と「彩ふ読書会の目的」についてご説明させて頂きます。

 

≪読書会とはなんぞや?≫

読書会とは、集団で読書または読書に関するコミュニケーションを行うためのイベント、またはイベントを開催するグループである。

目的や参加者数、文化背景などに基づいて様々な様式・分類がある。

「読書会の進め方」による分類
・輪読会式: 特定のテキストを一区切りずつ読んでいく方式
・研究会式: 特定のテキストを事前に読んだ上で指導者を中心に報告や講義を行う方式
・発表会式: 参加者が各自自由なテキストとテーマで発表を行う方式

 

「何を読むか」による分類
・テキスト読書会: 同一のテキストを使う読書会
・テーマ読書会: 同一のテーマであればテキストは同一である必要はない読書会
・自由読書会: テキストもテーマも制約がない読書会
(wikipediaより引用)

 

彩ふ読書会の場合は「読書に関するコミュニケーションを行うためのイベントを開催するグループ」にあたります。様式・分類については今後別のものも行っていきますが、今回の会は「発表会式・自由読書会」です。持参した本を各自紹介していく形式で行いました。

読書会は、本が好きな方にはオススメな会です。

自分一人では手に取らなかったであろう本との出会いがあったり、本の話題を通じて普段接点のない方とお話することが出来ます。

 

≪彩ふ読書会の目的≫
簡単に言えば、関わって下さる方々の「第三の居場所作り」です。

家庭でもない。

職場でもない。

貴方にとっての、第三の場所。

居心地の良い場所。集まれば何だかほっこり出来るような場所。色々脱ぎ捨てられるような空間。そんな「居場所」を作っていきたいなあと思っています。

教養を深めたり、読書の幅を広げるといった事も目的ではありますが、何より一番は集まること。時間や空間を共有していくこと。

集まって顔と顔を合わせれば何か新しいことが生まれてくる事もあるでしょう。新たに興味を持ち始めることや、やりたい事、今までやってみたかったけどやれなかった事に挑戦したくなるかもしれません。まだまだ理想を語るだけになってしまう段階ではありますが、貴方自身のやりたい事が叶う場にもしていきたい。

「彩ふ」は「いろう」と読みます。
色んな価値観を持った方々が集まり、色が美しく交じりあう、というような意味で名付けました。読書会は本関連の集まりではありますが、それは一つのキッカケとして捉えて頂けたらなと思っています。目的としては以上です。

 

 

≪読書会レポート≫
では、読書会のレポートに戻ります。

読書会にお申込頂いた方には当日までに3回メールが届きます。予約した直後の自動返信メール、2~3日以内に予約完了メール、開催2日前に最終確認メールが届きます。メールの内容を確認し、当日は受付時間内に会場までお越し下さい。(自動返信メールは来ない場合もあります)

会場に辿り着き扉を開くと現れる仄暗い廊下。今回はちゃんと電気消しておきました!

 

短い廊下を抜けた後は受付を済ませて頂きます。

午前の部は2、3のグループに分かれますので、受付時にどのグループかをお伝えしております。

開始時刻になったら読書会開始です。

まずは司会のワタクシのーさん(ののの)がご挨拶させて頂きます。その後、各テーブルに分かれて自己紹介をして頂きます。お名前、普段読まれている本だったり好きな作品や作家さんなど、簡単なもので構いません。

各テーブルで自己紹介が終わりましたら、それぞれ持ってきた本について紹介を行っていきます。ご紹介頂いた本は随時テーブルの中心に並べて頂きます。

最後に各テーブルでどのような本が紹介されたのか、それぞれ発表をして頂きます。12:00頃になりましたら終了です。

当日の流れは以上になります。

 

 

 

≪紹介本≫
今回紹介された本はコチラです。

 

Aテーブル

★ペコロスの母に会いに行く

★最後はなぜかうまくいくイタリア人

★マチネの終わりに

★自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法

★さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

★わたしを離さないで

★影をなくした男

 

 

Bテーブル

★サポーターをめぐる冒険 Jリーグを初観戦した結果、思わぬことになった

★マイ仏教

★i(アイ)

★きりぎりす

★乱と灰色の世界

★私の嫌いな10の人々

★気流の鳴る音―交響するコミューン

★嘘の木

★名門校武蔵で教える東大合格より大事なこと

 

 

ほぼ動物テーブル(Cテーブル)

★犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい

★おじさまと猫

★3652 伊坂幸太郎エッセイ集

★友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」

★一分間だけ

★犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい

★NNNからの使者 猫だけが知っている

★NNNからの使者 あなたの猫はどこから?

★三つの名を持つ犬

★勝ち続ける意志力

★脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説

★錯覚する脳  「おいしい」も「痛い」も幻想だった

★夫は泥棒、妻は刑事 盗みは人のためならず

★探偵物語

 

それでは詳しく見ていきましょう♪(サポーターの方の取って頂いてたメモと合わせて書いてます)

 

Aテーブル

★ペコロスの母に会いに行く/岡野雄一
前回参加された時に「週末、森で」と「奇跡の脳」を紹介して下さった女性からの紹介本です。
認知症を患う母と息子を漫画で描いた、コミックエッセイ作品。認知症への理解が深まり、認知症に対して新しい視点がもらえる。「亡くなった父ちゃんが出てきた。ボケるのも悪くない」自分がそうなった際の予習にもなるかも!と仰られていたのが印象的でした(^^)

 

★最後はなぜかうまくいくイタリア人/宮嶋勲
前回参加された時に「手のひらの音符」を紹介して下さった女性からの紹介本です。
イタリア人ってこんなんだよと教えてくれる一冊。ルールを守らない、時間にルーズ、日本人からしたらビックリもする行動や価値観。そんなイタリア人に最初イラっとするけど、読み進めるとイタリア人が好きになり、心があったかくなる。イタリアの方々と関わる際には、この一冊を事前に一読しておくと良さそうですね♪

 

★マチネの終わりに/平野啓一郎
初参加の女性からご紹介頂いた本です。
深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人の物語。出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。スランプに陥りもがく蒔野。人知れず体の不調に苦しむ洋子。
歳を重ねれば重ねるほど、物分かりがいいふりをしてしまい、恋愛に執着しきれない様子が描かれている。文章が美しく、純文学好きな方にオススメとの事でした!

 

★自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法/水島広子
前回参加された時に「かがみの孤城」を紹介して下さった女性からの紹介本です。
対人関係療法の第一人者が贈る、楽しく、ラクに生きるヒント。秘密は「自己肯定感」全体発表の時、「自己肯定感を高めるには他人をリスペクトすることが大切」と仰られていたのが印象的でした♪非常に気になる一冊です(^^)

 

★さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0/トム・ラス
1冊目に「自己肯定感、持っていますか?」を紹介して頂いた女性からの紹介本です。
自分の強みを教えてくれる「強み診断」の出来る本。あなたの眠れる強みは何か?ウェブサイト「ストレングスファインダー」へのアクセスID付き。強み診断をすると自分にとっての特別なトップ5を教えてくれるとのこと。
以前から「こんな本あるよー」と教えて頂いて、ずーっと気になってた本でした!全体発表で紹介された時にはついに来たかこの時が・・・・・・!という感じでした(^^)中古だとアクセスIDが使えないとのことでしたので、新品買いましたよ!買っちゃいましたよ・・・・・・!今から診断が楽しみです♪
毎回レポートも書いて下さり、ありがとうございます!是非下記リンク先の開催レポートもご覧になってみて下さいね。いつもありがとうございます~(^^)
レポート:
https://ameblo.jp/momomotokazu/entry-12389921541.html(アメブロの記事に飛びます)
https://ameblo.jp/momomotokazu/entry-12389959363.html(アメブロの記事に飛びます)

 

★わたしを離さないで/カズオ・イシグロ
初参加の女性からご紹介頂いた本です。
ノーベル文学賞を受賞されたカズオ・イシグロさんの作品。人物の心理描写が素晴らしく、微妙なところを上手く描かれているとのことでした♪
キャシーの過去の話(女子同士のいざこざなど)は、自分の経験と重なる部分があり、感情移入できるとのことでした。
キャシーが過去を振り返る形で物語が展開されますが、キャシー視点であるため美化された過去もあり、何が本当で、どこに嘘があるのか、ミステリー調の作品でもあるとのことでした(他参加者からの見解より)

 

★影をなくした男/シャミッソー
前回参加された時に「深い河」を紹介して下さった男性からの紹介本です。
「影をゆずってはいただけませんか?」と謎の灰色服の男に言われ、貧しかった主人公は売ってしまいます。代わりに大金持ちになれたものの、影がないことで周囲のひとから蔑まれ、石を投げつけられたり、世間の冷たい仕打ちを受け、お金より価値のあるものだったと気づきます。再び謎の灰色服の男は現れ・・・というお話。
「影」とは、何なのか?影が何の比喩になっているのか考えさせられたとのことで、興味津々でした!課題本向きですね~(^_^)

 

 

Bテーブル

★サポーターをめぐる冒険 Jリーグを初観戦した結果、思わぬことになった/中村慎太郎
前回参加された時に「読む力」や「バッファロー吾郎の偽自伝」等を紹介して下さった男性からの紹介本です。
サポーター目線でのサッカー本。どうやって自分が、サポーターになっていった(のめりこんだ)かの過程が面白い。サポーターならではの「わかるわかる!」が書いてあるようです!初心者でも軽快に読みやすく用語解説付。2015年サッカー本大賞受賞作!(サッカー本大賞というものがあることを初めて知りました!)

 

★マイ仏教/みうらじゅん
前回参加された時に「風花」を紹介して下さった女性からの紹介本です。
彼に持っているあのイメージからは、驚くほど仏教に詳しく、仏教の基本の考え方だけでなく、彼の熱い思いが書かれている。自分の思考のすそ野も広げてもらった。全体発表の時に仰られていた「地獄に行く前に読んでもらいたい!」というフレーズが最高でした!

 

★i(アイ) /西加奈子
前回参加された時に「動物農場」や「翻訳できない世界のことば」を紹介して下さった女性からの紹介本です。
シリアに生まれ貧しい環境で育ち、日本へ養子に貰われた主人公は、自分は幸運にも幸せになった。今周りにいる人は、良い人ばかり。しかし私だけ幸せになっていいのか、という罪悪感と葛藤してしまう。西加奈子さんには「サラバ!」からハマったとのことでしたが、サラバを更に超える新作!とのことでした(^^)

 

★きりぎりす/太宰治
前回参加された時に「田辺聖子さん3部作」や「円周率1000000桁表」を紹介して下さった女性からの紹介本です。
画家の嫁が、離婚させて下さい、という別れ話を切り出すところに始まり、最後まで妻の独白が続く。売れない画家だった旦那が、徐々に売れたのだがそれにつれ心が離れていったことを責める描写が心に残ったとのことでした!

 

★乱と灰色の世界/入江亜季
1冊目に「きりぎりす」を紹介して頂いた女性からの紹介本です。
性格も言動も幼かった魔法使いの10歳の主人公が、巻が進むにつれ顔つきから成長していくところがとてもいい。絵も可愛い。

 

★私の嫌いな10の人々/中島義道
初参加の女性からご紹介頂いた本です。
哲学者。10の人々のラインナップが「笑顔の絶えない人」「みんなの喜ぶ顔が見たい人」などなど、かなりひねくれた考えの人である。でも常識とよばれるのを考え直すいいきっかけになった。
全体発表でお聞きした時、
「笑顔の絶えない人(あ、確かに胡散臭さがありますし!)」
「感謝の気持ちを忘れない人(うんうん・・・え?)」
「みんなの喜ぶ顔が見たい人(ええーっ!?)」
となりました♪一見「いい人」に思える価値観をどんな風に斬られているのか興味津々です(^^)

 

★気流の鳴る音―交響するコミューン/真木悠介
初参加の男性からご紹介頂いた本です。
自分の住んでいる社会の常識も、場所や時代が変わると、まったく価値観が違うものであるから、それを学ぶことが大切だ。
真木悠介さん、どこかで名前を聞いたことがあるな~と思っていましたら、5月の読書会に参加された方が同著者の「時間の比較社会学」を紹介されてまして、それで覚えていたようでした~!なかなか自分一人では見つけにくい分野!非常に気になります(^^)

 

★嘘の木/フランシス・ハーディング
前回参加された時に「本のエンドロール」や「死ぬ瞬間」を紹介して下さった男性からの紹介本です。
14歳の少女が、変死した父が隠し持っていた、嘘を食べて成長する「嘘の木」をめぐり、何故死ななければいけなかったのか、勇気をもって謎を解いていく、上質のミステリー。

 

★名門校武蔵で教える東大合格より大事なこと/おおたとしまさ
1冊目に「嘘の木」を紹介して頂いた男性からの紹介本です。
名門でありながらぶっとんだ教育方針「自調自考」に則り、探求心をはぐくむ活動をしている生徒たちがとても面白い。

 

 

Cテーブル

★犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい/松本ひで吉
ワタクシのーさんが紹介した本です。東京の読書会でも紹介させて頂いたんですが、次の本との猫様の対比したくて持参しました!詳細は推し本紹介記事で書いてますので、良かったらそちらを♪
https://iro-doku.com/archives/1740

 

★おじさまと猫/桜井海
ワタクシのーさんが紹介した本です。こちらについてはまた後日記事にします(^^)

 

★3652 伊坂幸太郎エッセイ集/伊坂幸太郎
前回参加された時に「君たちはどう生きるか」を紹介して下さった男性からの紹介本です。
伊坂幸太郎さんの日常や小説論が書かれているとのことで、その中でも面白かったのは無人島に三つ持っていけるとしたら?という質問の回答。「ドッグフード、キャットフード、キュウリ」の三つで、ドッグフードを選んだ理由が「無人島に犬がいたらあげられるから」と「自分でも食べられるんじゃないかな?」と思ったからとのこと!伊坂幸太郎さん自身を知ることの出来る一冊ですね(^^)伊坂幸太郎さんの作品を読んでいなくても楽しめるということで興味津々です♪

 

★友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」/山中伸弥,平尾誠二・惠子
1冊目に「3652」を紹介して頂いた男性からの紹介本です。
平尾誠二さんと山中伸弥さん、大人の男たちの間に生まれた友情の物語。ふたりは40代半ばで知り合い、深い友情を結んでいきました。
社会人になって仕事をしてたら友達がいなくなってくる。新たな友人を作ることが難しかったり、学生時代の友人とも疎遠になっていく。
何も言わずとも互いにこの関係が続けば良いと思える関係って、なかなか巡り合うことは難しいのかもしれませんが、大切にしていきたいですね。

 

★一分間だけ/原田マハ
前回参加された時に「間取りの手帖remix」や「パパンニャンニャン」を紹介して下さった女性からの紹介本です。
ゴールデンリトリーバーのリラを飼うことになった藍。恋人と一緒に育て始めたけれど、恋人とはギクシャクし、仕事も忙しく心乱され、「犬さえいなければ・・・」とさえ思い悩む。そんな中、リラが癌に侵されます。愛犬との闘病生活。登場する人が良い人ばかりで、ほっこりするとのことでした!

 

★犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい/松本ひで吉
1冊目に「一分間だけ」を紹介して頂いた女性からの紹介本です。かぶりました!犬と猫様はやはり癒やされますね・・・・・・!

 

★NNNからの使者 猫だけが知っている/矢崎存美
★NNNからの使者 あなたの猫はどこから?/矢崎存美
1冊目に「一分間だけ」を紹介して頂いた女性からの紹介本です。
猫好きな貴方。猫を飼いたいなと思っている貴方。ねこねこネットワークの使者が、どこかから見ているかもしれません!「あなたの猫はどこから?」は二作目という事で、どちらとも持参して頂きました!

 

★三つの名を持つ犬/近藤史恵
前回参加された時に「星がひとつほしいとの祈り」を紹介して下さった女性からの紹介本です。
あらすじ⇒犬を撫で、その温かさに触れることで、ようやく少し救われる。売れないモデルの草間都は、愛犬エルとの暮らしをブログに綴ることで、心が充たされるだけでなく、生活の糧も得ていた。だが、ある夜エルは死んでしまう。追い込まれた都は、エルそっくりの飼い犬を、思わず家に連れ帰ってしまった。ちいさな罪のはずが、それはやがて思いがけない事件に…切なく胸を打つ傑作ミステリー!
ネタバレしちゃうとあれなので詳しくは書けないのですが、お話を聞いているだけでも映像が目に浮かぶようで面白そうでした!

 

 

・・・・・・お気づきでしょうか。ここまでのCテーブルの紹介本に共通点があることを。

 

 

そう、なんと!ワンちゃんと猫ちゃんの本ばかり!まさかのアニマルワールド全開なCテーブルでした!この流れを変えてくれたのが次の一冊!なかなか出しにくかったかもしれませんが、読書会らしい読書会に戻して頂き感謝です(^_^;)

 

 

★勝ち続ける意志力/梅原大吾
初参加の男性からご紹介頂いた本です。
日本人で初めて“プロ・ゲーマー”という職種を築いたプロ格闘ゲーマー、梅原大吾さんの著書。
強いキャラクターは使わない、皆が使わないようなキャラや技を使う。そんなプロとしての美学を持ちながら勝ち続ける梅原大吾さん。「勝つために必要なことは何か?」「なぜ多くの人は勝ち続けることができないのか?」
ゲームを辞めてしまった人が何故「ゲームに飽きたんすよね」となってしまうのか。それは成長しない自分に飽きるから。細かな違いを発見して変化をつける、自分で普段から気づきを得ることが大切だなと感じました。

 

★脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説/前野隆司
★錯覚する脳  「おいしい」も「痛い」も幻想だった/前野隆司
1冊目に「勝ち続ける意志力」を紹介して頂いた男性からの紹介本です。
例えば「今日読書会に行こう」ということは自分で決めているように思えるけども、実際は無意識に決めている。無意識に決めたことを後付けで自分が決めたことになっている。酒に酔って意識朦朧としても自分の家まで辿り着けるが、ということは行動するのに意識しなくても良いのでは?意識とは何か。意識はなぜあるのかについて書かれた本。
「錯覚する脳」は、「脳はなぜ「心」を作ったのか」の続編。
例えば会話相手の声は相手の口から出ているように思えるが、本当にそうなのか?当たり前だと思っていたことが、考えてみると確かに不思議なことで、すべては脳が作り上げた錯覚だった!?どちらも思考を深める一冊になりそうな予感・・・・・・!!

 

★夫は泥棒、妻は刑事 盗みは人のためならず/赤川次郎
前回参加された時に「たゆたえども沈まず」を紹介して下さった女性からの紹介本です。
夫は超一流の腕前を持つ泥棒!妻は警視庁捜査一家のバリバリ刑事!小粋に展開する都会派ユーモア推理。組み合わせが非常に面白いですね(^^)短編集でさくさく読めるとの事でした♪

 

★探偵物語/赤川次郎
1冊目に「夫は泥棒、妻は刑事 盗みは人のためならず」を紹介して頂いた女性からの紹介本です。
中年探偵・辻山と女子大生・直美の五日間の物語!直美の監視兼ボディガードとおもりを命じられた辻山。振り回されているうちに互いに気になり・・・・・・というお話!こちらも非常に面白そう!

 

最後に各テーブルでどのような本が紹介されたのか、各自1分程度で簡単に発表をして頂きました。他のテーブルでどんな本が紹介されたのかも分かってホクホクでした。

 

ご紹介頂き、ありがとうございました!

 

 

≪個人的感想≫

今回も女性の参加者の多い午前の部でした!

女性が安心して参加できる空間、男性も楽しめる空間作りに今後も努めてまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

たまに「若い方が多くて驚いた」と年齢層を気にされる方もいらっしゃいますけども、当読書会では年齢制限は設けておりませんので全く気にする必要はありません。

むしろ年代性別問わず集まることで色んな価値観や考え方があることを知る良い機会となりますし、有意義な時間になると考えてます。

2回以上参加してくださる方も徐々に増え、ありがたいことに午前の部は2017年12月以降ずっと満席状態が続いております。いつもありがとうございます!

毎月参加して下さる方はもちろんのこと、久しぶりに参加したよ~という方々との再会も非常に嬉しいものです。

本が好きな方々の第三の居場所作りが目的ですので、「また参加して良いのかな・・・・・・?」「久しぶりだけど大丈夫だろうか・・・・・・?」といった事はお気になさらず、「あ、この日予定空いてる!参加しよう!」くらいの気持ちで是非お気軽にご参加ください。

自己紹介の時に教えて頂く好きな作家さんや作品、紹介された本などを見ていると、「あ、この方とこの方がお話したらすごく気が合いそう!」と思ったりもするんですが、なかなか1回ではその方同士がお会い出来なかったりもします。いつかその方々がお会い出来れば良いなーと思ってます♪

また、初めて読書会に参加して下さる方々にも「参加してよかった!」「楽しかった」「また参加したい!」と思って頂けるよう努めてまいりますので、宜しくお願い致します。

4月からグループを2つに分けました。別グループでどんな本が紹介されたのかが分かるよう、5月からは読書会終了前に全体発表を取り入れてみました。前回テーブル同士が近くて少し他テーブルのお声が気になるかな?と思いましたので、今月は少しテーブルの位置を離しました。少しずつ改善を加えながら、よりよい読書会を作っていけたらなと思ってます。

さて、読書会の時にもちょろっとお知らせしたのですが、2018年11月に彩ふ読書会は一周年を迎えます。一周年を記念して、いつもとはちょっと違う会場で、いつもとは違うイベントを開催し、新たな交流機会としていけたらなと考えてます。1周年は二度とありませので、是非ご参加頂けたら嬉しいです。もちろん、この時が初参加でも大歓迎!

いつもお世話になっているサポーターさんと、一周年イベントの臨時サポーターさんと一緒に現在準備中です♪11月18日(日)の10:00~14:30頃に実施予定ですので、どうぞ宜しくお願い致します!!

 

 

≪他開催レポート≫

momomotokazuさん7/8AM開催レポ①(アメブロの記事に飛びます)

momomotokazuさん7/8AM開催レポ②(アメブロの記事に飛びます)

 

いつもありがとうございます♪

他にも書いて下さった方はご連絡頂けると嬉しいです。こちらに随時掲載させて頂きます。

Twitterでのツイートもありがとうございます!彩ふ読書会(@lapinrire )とどこかに載せて頂けるとこちらにも通知が来ますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

≪7/8午後の部・開催レポート≫
午後の部の開催レポートはこちらです。

 

 

≪次回開催予定≫
ご予約・お問い合わせは開催日程(https://iro-doku.com/archives/category/schedule)よりお願い致します。

 

★7月15日AM・名古屋(午前の部)
開催日:2018年7月15日(日)
受 付:10:20~10:40
時 間:10:40~12:00
定 員:10名
形 式:推し本披露会(オススメ本を持ち寄って紹介)
持ち物:紹介したい本一冊以上、飲み物
参加費:1,500円(当日現金払い)
場 所:RSビル一階会議(伏見駅から徒歩5分)

 

★7月15日PM・名古屋(午後の部)
開 催 日:2018年7月15日(日)
受  付:13:30~13:50
時  間:13:50~15:10
定  員:10名
形  式:課題本
参加条件:課題本の読了
課 題 本:銀河鉄道の夜/宮沢賢治
持 ち 物:課題本、飲み物
参 加 費:1,500円(当日現金払い)
場 所:RSビル一階会議(伏見駅から徒歩5分)

 

★7月29日AM・東京(午前の部)
開催日:2018年7月29日(日)
受 付:10:20~10:40
時 間:10:40~12:00
定 員:10名
形 式:推し本披露会(オススメ本を持ち寄って紹介)
持ち物:紹介したい本一冊以上、飲み物
参加費:1,500円(当日現金払い)
場  所:KOMOREBI
住  所:東京都渋谷区桜ヶ丘町29-35 ヴィラ桜が丘401号(渋谷駅から徒歩5分)
※満席となりましたので募集終了しました。

 

★7月29日PM・東京(午後の部)
開 催 日:2018年7月29日(日)
受  付:13:30~13:50
時  間:13:50~15:10
定  員:10名
形  式:課題本
参加条件:課題本の読了
課 題 本:モモ/ミヒャエル・エンデ
持 ち 物:課題本、飲み物
参 加 費:1,500円(当日現金払い)
場  所:KOMOREBI
住  所:東京都渋谷区桜ヶ丘町29-35 ヴィラ桜が丘401号(渋谷駅から徒歩5分)
※満席となりましたので募集終了しました。

 

★8月5日AM・大阪(午前の部)
開催日:2018年8月5日(日)
受 付:10:20~10:40
時 間:10:40~12:00
定 員:18名
形 式:推し本披露会(オススメ本を持ち寄って紹介)
持ち物:紹介したい本一冊以上、飲み物
参加費:1,500円(当日現金払い)
場 所:オックスフォードクラブ(JR大阪駅から徒歩8分)

 

★8月5日PM・大阪(午後の部)
開 催 日:2018年8月5日(日)
受  付:13:30~13:50
時  間:13:50~15:10
定  員:18名
形  式:課題本
参加条件:課題本の読了
課 題 本:しゃべれどもしゃべれども/佐藤多佳子
持 ち 物:課題本、飲み物
参 加 費:1,500円(当日現金払い)
場  所:オックスフォードクラブ(JR大阪駅から徒歩8分)

※お飲み物は各自持参でお願いします。

※予約フォームを送信後に自動返信メールが届きます。その後、2~3日以内に予約完了メールを送らせて頂いております。数日経っても返信がない場合はブログにコメントやTwitter等の方法で連絡をお願い致します。お手数おかけします。(自動返信メールは来ない場合もあります)

 

★午前・午後どちらもお申し込み頂いた方へ
お昼も部屋は使用出来ます。午前の部が終わった後にランチしながら交流しましょう。弁当をご用意下さい。コンビニ弁当やパン等でも問題ありません。(アルコールは不可となっております)
強制ではありませんので、外食しに行って頂いても構いません。午後の部の受付時間内にはお戻り下さい。よろしくお願い致します。