記録用『ひとりがたり⑪』

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さあ本日もぼちぼちやっていきましょう。ひとりがたり。どうぞよろしくお願いいたします。

あれを書こうこれを書こうとnoteに下書きしていたものが何本か溜まっているのだが、今は新人賞に向けて絶賛執筆中なのでそちらに当てる時間がない。しかしそちらのほうを「書きたーい!」となってしまっている。これを処理しておかないと原稿のほうに身が入らないので、ここらで「ひとりがたり」として消化しようかと考えた。我ながら「ひとりがたり」シリーズは便利である。それはさておき。ざざっと書きたい部分だけになると思うので、詳しくはまた追々と。

では下書きの放出。

タイトルから見ていこう。

目次

  1. 追伸
  2. 侮れんぞ!『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』
  3. ミルヒラームシュニッテンとアイスコーヒーを嗜みながら
  4. 読書会と執筆と+企画の三刀流になっている
  5. 腹が立っていることがある
  6. 明日もあると思い込んでいる
  7. 下書き放出を終えて

追伸

さて、主催としましては、初参加の方にも何度も参加してくださっている方にも読書会を楽しんでいただきたいと心から思っております。楽しんでいただくには当日だけではなく事前の準備が必要です。むしろ当日を楽しめるかどうかはこの事前準備にかかっているといっても過言ではありません。

私の場合、読書会のある3日前くらいからエンジンがかかりはじめます。「今週は読書会だぜえええ!」とギアが入るわけです。名簿を作ったりネームカードやメッセージカードを印刷したり、課題本を読み直したりと準備をします。

以前司会原稿忘れたしな……よし、大丈夫!スピーカーの充電は…よし、大丈夫!と、キャリーケースに入れた荷物を前日に確認します。忘れ物はなさそうです。でも何だか忘れてる気がする……何だったっけ?まあいいか!寝るか!

と、読書会に備えて寝ることにしました。

翌朝、少し早めに起きれました。ゆっくり朝食をとったり着替えたりと準備をします。一応出発時間も確認しとこうか。うん、8時に家を出れば間に合う。余裕余裕!

と、余裕ぶっこいてたんですが、7:40頃になってハッと気づきました。昨日妻が言っていたことをです。妻はこう言ってました。

「チャリ、パンクしてるっぽいわ」

私は生返事をしていました。ここ数日確かに自転車が重く感じてはいたので、次の休みの日に自転車屋さんに行こうとは思っていたのです。

いや、待てよ……。

今から使うやん!!

慌てて玄関を出て自転車の後輪を触ります。完全に空気抜けてる……!!

あかーん!!

実は最寄り駅まで自転車でも20分かかるとこに住んでまして、今まではバスを使ってたのですが、ダイヤ改正によりバスが使えなくなってしまってました。15分くらいで行けてたのに、ぐるっと遠回りして駅に向かうルートになってしまったので、何と38分もかかるんです。バスの待ち時間も含めると50分くらいはかかります。もうそんな余裕は、ない!!

先ほどまで余裕ぶっこいてましたが、急いで準備を終わらせて家を出たのでした。自転車はないしバスは間に合わないので、歩くしかありません!

炎天下の中、35分ほどかけて駅を目指します。朝から汗だく……なんてこったい!着替えは用意してるから良いけど体力の消耗が半端ないぜ……!とかなんとか愚痴りながら歩きます。

と、ふと気づくことがありました。

なんか、におうぞ……?!

外を歩いているとこの時期ですから色んなにおいが漂っています。たいていは通り過ぎたらにおわなくなるので気にしないもんですが、何だかこのにおい、ずーっと続くなあ。

……いや、違う!

これは!

私から発せられている!!

どれだけ歩いてもにおいがついてくるということはそれしかありません。

そして、このにおいは家を出る直前にも一瞬感じたにおいだったのでした。慌てて家を飛び出したので気にしないふりをしたのですが、これは……!

ズボンが生乾きや!!

生乾き臭がやっばい!!

く、くっせえ……生乾きの臭いがプンプンするぜえ……!!

着替えは上しか入れてなかったのでズボンの替えはありません。家に戻る選択肢はもうありません。

……というところで下書きは終わり!

これは9/21の東京読書会当日朝のドタバタを記録したもので、レポートに含めると埋もれてしまうのでと別に書こうと思ったものである。レポートに含めて書いちゃったら良かったのだが、「初参加の方が読んだらマイナスでは……主催者が生乾き臭とかどうなのよ」と、怯んだ私はとりあえず書き出しのとこだけ書いていたのであった。

では次へ行こう。

侮れんぞ!『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』

先日『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』を観てきたので、その感想など。

一言でいうと、面白かった。

何が面白かったかというと、

……というところで下書きは終わり!

何とも中途半端なところで下書きを終わらせてしまっているのだが、書きたいことは「映画面白かったヨ」ということだけだったので、それを書いた途端に満足してしまった感がある。こむぎちゃんかわいいよこむぎちゃん。

さ、次いこ次。

ミルヒラームシュニッテンとアイスコーヒーを嗜みながら

これには本文がない。写真を貼っておく。

画像

先日仕事を少し早めに切り上げさせてもらって、マイキッズの迎えまで1時間半ほど自分の時間に当てたときの記録である。原稿執筆に当てようかと思いつつ結局仕事の残務に手をつけてしまったのだが、なんだかミルヒラームシュニッテンという響きが好きでとりあえずタイトルだけ下書き保存していた次第。おいしかった。はい次。

読書会と執筆と+企画の三刀流になっている

彩ふ読書会を立ち上げる前の話。私は某読書会さんに毎月参加していた。そこは課題本形式の読書会で、私に「読書会って何て楽しいところなんだ!」と思わせてくれたところだ。

彩ふ読書会を立ち上げたのは、仕事の都合でその読書会さんに行けなくなってしまったからだ。自分で主催すれば自分の予定で読書会を開けるじゃあないかと自分都合ではあるけれど、他にも理由はある。私自身が感じた「読書会って何て楽しいところなんだ!」という発見と楽しさを、みんなにも味わってもらいたかったからだ。なのでそう思ってもらえるように努力するしなるべく妥協はせずにとことん自分の時間を費やして彩ふ読書会を磨いて磨いて磨いてきている。それでも参加者の方によっては「あ、多分うちは合わないかも……」という人がいる。これは私の感覚的なところなので言葉にするのは難しいのだけれど、そういった人にもやはり読書会の楽しさは味わってもらいたいわけで、たまに世間話程度に他の読書会さんを勧めることもあったりする。年齢性別問わず誰でもオッケーとしている会そのものが合わない人は、どうしたっているのだ。

課題本読書会が好きな人もいれば、推し本紹介が好きな人もいる。彩ふ読書会を立ち上げる前、私はどっちの形式でやろうか悩んでいた。某読書会さんが課題本形式だったし私自身もどっちかといえば課題本読書会のほうが好きなので、課題本一本でやっていこうかなと考えていたときもある。ただ、他の読書会さんに足を運んでみると、おすすめの本を紹介し合う会もまた魅力があった。どっちかではなくどっちもやれば良いやんということで、二刀流開催することとした。

……というところで下書きは終わり!

三刀流になるまえに、止まってしまった。流れとしては「推し本披露会」と「課題本読書会」の二刀流だったのが、まずこの二つをくっつけて「読書会」というカテゴリにして、次いで「執筆」と「+企画」をやってるよーという風にしたかったのだが、最初に詰まってそのまま下書き保存してしまっていたようだ。だからなんやねんという話なのだが、今読んだらだからなんやねんである。似たようなことは多分また書くと思うので、これについてはもうあきらめる。

次いこう次。

腹が立っていることがある

本文がない!
そのときは何か腹が立つことがあったようなのだが、もうどうにも思い出せない。私は寝たら忘れるタイプなのだ。なんだったっけなー。怒りって持続しないもんですなあ。では次いってみよー!

明日もあると思い込んでいる

数年前の話。とある方がお亡くなりになった。その方は職場の利用者の方で、高齢の女性の方である。

その方が推している芸能人と私は何となく顔が似ていたようで、出来の悪いモノマネをしてもカッと目を開きキラキラとした眼差しで私を見てくれた。私は少しでも似せようとユーチューブでその芸能人の動きを調べ、一夜漬けでモノマネ度をあげた。その方はめちゃくちゃ喜んでくれたので、会うたびにモノマネをやることになった。

その方は入退院を繰り返していて、やっと退院した日。言い訳をすると、私とその方は

……というところで下書きは終わり!

これは多分また時間ができたら書くかなあ。後悔のないように、って話なんだけども、今原稿と並行して書く気力はない。ちょっと重い話だし。

下書き放出を終えて

これで下書きにしていたものは全て放出した。スッキリ。上のものについては続きを書くこともあるかもしれないし、もうここで放出して満足してしまったものもあるかもしれない。鮮度が大事だと痛感する。特に何に腹が立っていたのか思い出せないなんて……。とりあえず下書きは全て削除した。スッキリー!

さて、何故放出したかというと、他にも書きたいことが出てきたからだ。これについてこれから書いていくとしよう。つい先日のことだ。

一つは「京滋での読書会開催を考える会(仮)」が発足したことだ。9/28の読書会の前に参加者有志の方々と集まって、京都・滋賀での読書会開催について考えた。改めて読書会や居場所づくりについて考える機会となり、貴重な時間だったなあと思う。この準備段階もまた楽しい時間で、ワクワクが止まらない。

次いで、同日のことではあるが、私は読書会終了後に国内逃亡した。京都駅前からリムジンバスに乗り、伊丹空港へと向かったのだ。

画像
リムジンバスの車窓より

乗り場が分からず危うく乗り過ごす可能性もあったが、お二人の方に逃亡を手助けしていただいた。ありがとうございました。

どこへ向かったのかというと私の地元である。この日は実家へ帰省することになっていた。いや、本当は違うはずだったのだ。家族とのちょっとした用事があったのだが、母がその日と曜日を私に間違えて伝えていたのである。私は余裕をもって3ヶ月前から平日の休みをとり、読書会をかぶらない週にし、ゆっくり帰省する日程を組んでいたのだ。

間違えていたと発覚したのが2、3週間前。慌てて飛行機のチケットを取り直して予定を調整したという次第だ。実家に着いたのは22時頃で、風呂に入ってあとは寝るくらいだった。次の日も用事を済ませてなんやかんやしたら空港に向かい、夕食を食べて再び戻ってきた。24時間も滞在しない弾丸帰省だった。

実家に帰るのは数年に一度で、母と弟と過ごすくらいである。学生時代に親しかった友人も地元を離れているので会うことはない。ところが、今回は非常に懐かしい人と再会することになった。

一人は私が憧れていた人……の母である。
私が憧れていた人は約5年前に私が書いた黒歴史記事にも出てきた「非常にお綺麗なお姉さん」のことである。小学生時代の純粋無垢だった私を狂わせ……もとい進むべき道を示してくださったありがたいお方である。ホームページのほうは削除してしまったが、noteの有料記事にして記録としては残している。ご興味あれば。一応貼っておこう。

https://note.com/embed/notes/naa58ae44585d

マガジンはこちら。こちらはシリーズの9本まとめているのでお得である。

彩ふ読書会+そんなことよりあの話をしようぜ まとめ

さて、そんな憧れの人の……母と出会った。かの憧れの人が今どうしているのか聞きたいところではあったが、聞くのはやめておくことにした。あまりにも年月が経っているので、たらればの話をしたところで結局はたらればなのである。ただ、母の顔を見て思い出したという、まあそれだけの話である。

もう一人は、私「に」憧れていたであろう人だ。

一つ下の女性で、小さいころから家族ぐるみで知っている仲で、いわゆる幼馴染に近い人である。私の実家は随分と前に引っ越したのだが、その家族と家が近くなったので母は頻繁に会っているようだった。田舎特有なのかもしれないが、互いの家を行き来するのはごく当たり前のことである。

彼女と私は恋愛関係に発展することはなかったものの、付き合いが長ければお互いにお互いがどう思っているのか何となく分かるものである。私は夢を追って地元を離れた身で、夢を追っている状態というのはそれだけで魅力的なのである。根拠のない自信に溢れているわけで、自己肯定感も高い。その女性とは地元に帰ったときに会って遊ぶこともあったのだが、それももう十数年以上前のことで、今回は久しぶりの再会となった。

私「に」憧れていたであろう人と十数年ぶりに会うのは正直嫌だなあと思った。そのころの根拠ない自信は既になくなっていて、当時描いていた姿とは随分とかけ離れているのである。地元は私にとって過去を捨ててきた場所でもある。できれば今すぐに腹痛になって寝込みたかった。寝込めなかった。私の腹は丈夫だった。再会した。お子さんを連れてきていた。近況を知らなかったのだが、どうやら結婚もしてお子さんもいるようだった。ぎこちなさはありつつも昔のようにタメ語で話す。母もいる前なので何を喋ったもんかなとも思いつつ、ああ、こうしてタメ語で話せる相手って今さらながら貴重だなあと思った。今の私をどう思うかなんてことは、実際会って喋っていたら気にならなかったしどうでもよかった。

と、良い感じに締めくくろうとも思ったが、もし私「が」憧れていたあの非常にお綺麗なお姉さんの今の姿を見たらどう思うだろうと考えたところ、少なからずがっかりするような気がしたので多分私「に」憧れていたであろう彼女も私を見て内心がっかりしていたに違いない。こんな思考になっているのは多分直近まで『夜は短し歩けよ乙女』を読んでいたせいであろう。そういうことにしておく。

今回は弾丸帰省だったが、また地元の懐かしい人たちとゆっくり過ごしても良いかなあと思った。

あとは祖母と会えたことも良かった。私の顔を見ても誰だか分からず、祖母は同じことを繰り返し言う。もとから気を遣う性格で、祖母は「遠いところからわざわざごめんねえ」と何度も言って私と弟は「全然全然」とやりとりするした面会時間は15分と伝えられていたが、マイキッズの動画を見せると驚いた様子で楽しそうに見ていてあっという間に時間は過ぎた。

この2日間で撮った写真を見てみると、よく撮れている。私は自然な笑顔で写っていた。

私には、「地元にいた頃の私」と「地元を捨てて生まれ変わった私」がいて、今は後者の私だけで生きてきている。この二つの私は繋がってはおらず、あるいは別人格とさえいえる。まだ難しいかもしれないが、上手く溶け合い一つの私となることが出来れば、また視界が開けるかもしれない。

おわり。

さて、書きたいことも書けたしスッキリしたので、15日の締め切りに向けて書いて書いて書きまくるぞー!!

あ、これまで過去のひとりがたりのリンクを貼っていたが、マガジンでまとめりゃ良いことに今さら気づいたのでマガジンのリンク貼ります。では!

ひとりがたり|ののの@彩ふ文芸部(彩ふ読書会)