《京都》2023年10月1日(日) ミステリー限定読書会レポート

2023年10月1日、京都で読書会を開催しました。

今回は主催含め9名(女性2名、男性7名)で読書会を開きました。お集まり頂いた皆様、ありがとうございました。

このレポートが初見の方もいらっしゃると思いますので、まずは「読書会について」と「彩ふ読書会の目的」についてご説明させて頂きます。

読書会って何?

読書会とは、ざっくりいうと本が好きな方が集まっておしゃべりをする会です。

「本をたくさん読んでいる人の集まりなんじゃないか……」「かなり知識が必要なんじゃないか……」と思っちゃうかもしれませんが、そんなことはありません。読書量も知識量も必要はなく、必要なのは本が好きであるということだけです。読書好きの交流会=略して読書会と考えてみたら、少しハードルが下がりますでしょうか。

読書会は、本が好きな方にはオススメな会です。

自分一人では手に取らなかったであろう本との出会いがあったり、本の話題を通じて普段接点のない方とお話することが出来ます。

彩ふ読書会の目的

簡単に言えば、関わって下さる方々の「第三の居場所作り」です。

家庭でもない。

職場でもない。

貴方にとっての、第三の場所。

居心地の良い場所。集まれば何だかほっこり出来るような場所。色々脱ぎ捨てられるような空間。そんな「居場所」を作っていきたいなあと思っています。

教養を深めたり、読書の幅を広げるといった事も目的ではありますが、何より一番は集まること。時間や空間を共有していくこと。

集まって顔と顔を合わせれば何か新しいことが生まれてくる事もあるでしょう。新たに興味を持ち始めることや、やりたい事、今までやってみたかったけどやれなかった事に挑戦したくなるかもしれません。まだまだ理想を語るだけになってしまう段階ではありますが、貴方自身のやりたい事が叶う場にもしていきたい。

「彩ふ」は「いろう」と読みます。
色んな価値観を持った方々が集まり、色が美しく交じりあう、というような意味で名付けました。読書会は本関連の集まりではありますが、それは一つのキッカケとして捉えて頂けたらなと思っています。目的としては以上です。

読書会レポート

では、読書会のレポートに戻ります。

読書会に参加する方法はいくつかあります。参加申込方法のページからご確認ください。

お申し込み頂いた方には一週間前に最終確認メッセージが届きます。内容を確認し、当日は受付時間内に会場までお越し下さい。

会場に到着したら受付をしていただきます。PassMarket以外の方は当日現金払いとなりますので、受付時にお支払いをお願いいたします。グループ分けも受付時にお伝えしています。

開始時刻になったら読書会開始です。

まずは司会の私のーさんがご挨拶させて頂きます。その後、皆さんに自己紹介をして頂きます。お名前、普段読まれている本だったり好きな作品や作家さんなど、簡単なもので構いません。

自己紹介が終わりましたら、それぞれ持ってきた本について紹介を行っていきます。

上手く紹介しないと!と思わなくて大丈夫ですし、噛んだ!と不安にならなくても大丈夫です。他の方が紹介している間も、気になる点があったら自由に質問して下さい。まずはお一人一冊ずつの紹介です。時間の目安としては質問等も含め7、8分です。一巡して時間が余れば二巡目に移るか、フリートークとなります。時間になりましたら終了です。

当日の流れは以上になります。

会場はこんな感じのところです。

今回紹介して頂いた推し本はこちらです。

推し本タイトル一覧

★刀と傘

★スパイク

★傲慢と善良

★誘拐の日

★サーカスから来た執達吏

★秘密

★未解決事件 グリコ・森永事件捜査員300人の証言

★君のために鐘は鳴る

★世界でいちばん透きとおった物語

私のーさんの推し本です。
先日の読書会で『雨と短銃』を紹介されて気になっていたので、同じ作家さんのこちらを読んでみました。舞台は幕末の京都で、連作時代本格推理ものです。短編で区切りながら読めるのと、知識がなくても楽しく、また読み終わった後に調べるのも楽しい。『雨と短銃』はまだ文庫化していないので読めてないのですが、気が付けば買ってそうな気がしてます。他の作品も読みたくなる作家さんに出会えてワタクシほくほく状態です!

前回『野球が好きすぎて』を紹介してくださった方からの推し本。
はちゃめちゃな設定はあるけれど不自然さがなく、伏線回収も上手い作家さんとのことで気になりました!素敵な推し本を紹介して頂き、ありがとうございました!(^^)

前回『星を継ぐもの』を紹介してくださった方からの推し本。
やはり人気の辻村深月さん。私も読みましたが、前半はページをめくる手が止まらない展開で、後半も面白い!なかなかえぐってくる作品ですね。素敵な推し本を紹介して頂き、ありがとうございました!(^^)

コロナ禍となる前に参加してくださっていた方からの推し本。
韓国ミステリー。めちゃくちゃ面白そうでした!ドラマ化もしていて、Amazon Prime Videoで配信されているようです。素敵な推し本を紹介して頂き、ありがとうございました!(^^)

初参加の方からの推し本。
夕木春央さんといえば『方舟』が少し前に話題になりましたし『十戒』も話題になってますね。こちらの『サーカスから来た執達吏』は2021年に単行本が出てて、今年の8月には文庫化しているようです。素敵な推し本を紹介して頂き、ありがとうございました!(^^)

前回『忘れられた花園』を紹介してくださった方からの推し本。
彩ふ読書会の大阪会場サポーターもしてくださってます。いつもありがとうございます。
前回の大阪読書会でもケイト・モートンの作品を紹介してくださっていて気になっていたのですが、更に興味増し増しになりました。装丁もめっちゃ良いですね。素敵な推し本を紹介して頂き、ありがとうございました!(^^)

前回『人間合格』を紹介してくださった方からの推し本。
警察庁広域重要指定事件としては、初めて犯人を検挙出来なかった未解決事件。色んな説があるようですが、真相は一体何なのか。素敵な推し本を紹介して頂き、ありがとうございました!(^^)

前回課題本読書会に参加してくださった方からの推し本。
中華系マレーシア人女性作家、王元さんの作品。帯に「これぞ21世紀の十角館だ!」と書かれていて非常に気になりました!素敵な推し本を紹介して頂き、ありがとうございました!(^^)

前回『海街diary』を紹介してくださった方からの推し本。
気になっていたやつー!ということでこの日の帰りに書店で早速購入。読みました!いやこれはすごいですわ……!!ネタバレしちゃうので書けないのとちょっと違った視点かもしれませんが、この本が生まれたことに感動しました。読み終わった方同士でちょっと感動ポイントを語り合いたいくらい。いやこれすごいですわ……!素敵な推し本を紹介して頂き、ありがとうございました!(^^)

これにて読書会レポートは終了です。

参加者からのレポート

読書会に参加していただいた方からのレポートやつぶやきなどです。いつもありがとうございます!

▶彩ふ(いろう)読書会 京都 第一部 ミステリ限定読書会/小さな四角い地球さん(外部サイトに移動します)

最後に

上の方にも書きましたが、主催含め9名(女性2名、男性7名)で読書会を開きました。お集まり頂いた皆様、ありがとうございました。

初参加の方や女性が安心して参加できる空間、男性も楽しめる空間作りに今後も努めてまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

毎月参加して下さる方はもちろんのこと、久しぶりに参加したよ~という方々との再会も非常に嬉しいものです。本が好きな方々の第三の居場所作りが目的ですので、「また参加して良いのかな?」「久しぶりだけど大丈夫だろうか?」「前回体調不良でキャンセルしてしまったけど…」といった事はお気になさらず、「あ、この日予定空いてる!参加しよう!」くらいの気持ちで、是非お気軽にご参加ください。

初めて読書会に参加して下さる方々にも「参加してよかった!」「楽しかった」「また参加したい!」と思って頂けるよう努めてまいりますので、宜しくお願い致します。

さて、京都では初開催のミステリー限定読書会でした!

大阪や東京では既に何回か開催していますが、ミステリー限定読書会をやると毎回思うんですよね。「ああ、ミステリーが読みてえ……!」と。一時期、伏線回収やどんでん返しの快感を求めて貪るようにミステリーものを摂取していた時期があるんですが、やっぱりあの感覚は最高ですね。

定期的にやっている推し本披露会や課題本読書会とは違って不定期開催とはなってしまいますが、ミステリー限定読書会も今後ぼちぼちやっていこうと思ってますので、今回参加出来なかった方もぜひ参加ご検討ください。

次回の京都での読書会は1月を予定しています。またホームページ等でお知らせしますので、良ければご参加ください。

10/21には大阪で読書会を予定しています。まだ募集してますので、ご都合あいましたら是非ご参加ください。

▶《大阪》10/21(土) 推し映画紹介会 開催のお知らせ

▶《大阪》10/21(土) 推し本披露会 開催のお知らせ ※満席となりましたので募集終了してます。

▶《大阪》10/21(土) 『銀河鉄道の夜』課題本読書会 開催のお知らせ

以上です。

ありがとうございました!