ガス欠気味であーる

最近、疲れている。

色んなことに手を出しているっていうのもあるが、過密スケジュールだったり身体的物理的なものは気合でなんとかなるので問題はない。しかし精神的なものとなるとそーはいかない。なんせもー毎日ちょっとというかだいぶ疲れる事案が発生している。それが結構重荷になっていて、周囲に愚痴ったりはしているが……って感じである。

人に合わせるのは得意な方だ。

それが良い方向に「得意」と言えるのは、例えば読書会なんかでもそれを活かせているからだ。読書会を休止して再開してしばらくはリハビリ期間もあったが、だんだんと調子を取り戻してきていて、割と今はナチュラルに進行出来ている。ただそれは読書会に参加してくださっている皆さんがとっても良い人ばかりだという前提があって、合わせるのが全く苦ではなく「得意」と言えているだけである。ということに最近気づいた。私が自信を持って得意といえていたのは、周囲の方々のおかげだったのだ。

ブレイディみかこさんの著書『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』を読んだことがある。内容紹介はめんd……ぜひご自身で読んでいただきたいので省略するが、そこに「人に合わせすぎてしまうことへの危険性」が書かれていたことをふと思い出した。

相手の口調、会話のスピードなどなど、会話の中で少しずつ調整していって相手に合わせることをついついやってしまう。それをすると相手は心地良く喋れると分かっているからだ。私には「相手に楽しんでもらいたい」とか「安心感を持ってもらいたい」みたいな気持ちがやはり根底にある。私以上に合わせるのが上手い人はもちろんいるので合わせてもらう側に回ることもあるが、そりゃもうめちゃくちゃ話しやすくって、つい余計なことまで喋ってしまったりする。そういった人を参考にしつつ、私も日々努力をしている。合わせたり合わせてもらったりキャッチボールしたり、そういったやりとりは楽しいので全く問題はなく、読書会でもどんどん喋ってもらいたいなと思っている。

さてさて、しかし相手が良い人ではない場合。まあ良い人悪い人というか、考え方が明らかに自分と違う場合。断定的な物言いをしていて、それに納得出来ない場合。そうっすねー、そういう考えもありますよねー、なんて切り返ししつつささっと距離を置けば良いし普段はそうするようにしているのだが、そう出来ない場合。これがもうめちゃくちゃしんどい。訂正しても相手には入っていかない。今そういう事案が発生している。周囲の人間も既に気付いていて距離を置き始めている。私は立場上離れられない状況にある。しんどい。しかし相手はわりと楽しそうに仕事している(あ、これ仕事関係だとバレましたねまあいいか!)

困ったことに、私がその相手を助長してしまっている。そう、「人に合わせる」ということが裏目に出てしまっているのだ。誰も相手にしないので私のところにやってくる。私は合わせてしまう。助長する。相手楽しい私しんどい。というサイクルにはまっている。というわけで、今対策として休みを取れる時には取りまくっている。文学フリマ原稿執筆の時間も取りたかったのでOKOK~なんて思ってばんばん休みを入れているのだが、せっかく休みになって色々やろーと思っていても、ぐったり疲れていて何も出来ないという事態になってしまっている。ひとまず発散したろということで、私はこれを今書いている。悪い人ではないんだけどね、相手するの疲れるのよね。私に権限がない以上、どうしようもないのよね。ま、会うのは仕事だけだから良いんだけども。で、これは読書会でも起こりえることなので、そういったことが起きた場合は主催として取るべく対応をしなければならない。これまではなあなあだったところもあるが、それが成り立っていたのは皆さんが良い人であるという前提があってのものだからだ。もちろんそれはそうなのだが、主催としての立場がある以上、場合によってはあえて「合わせない」ということも必要である。

最近気づいたことがもう一つある。

私にとって家は聖域だということだ。完全にオフになってしまう。

以前やっていたオンライン読書会にあまり気乗りがしてなかったのは、そもそも家ではくつろぎたいというところがやはり大きかったのだと感じている。改善を加えればそれなりに続けていけたであろうけれども、そこまでして?という意識が働いてしまったのだ。

そしてこれは育児にも当てはまる。

たとえばお菓子を見せない。言動に注意する。仕事ならば気を付けていることも、オフである家の中では完全に不注意をしてしまう。結果、子どもはやりたい放題。仕事モードに切り替えればもうちょっとピシッといけるのだけれども、家の中ではなかなかスイッチを切り替えるのに苦労するし、毎日のことなので家でも仕事モードはちょっとしんどいのだ。

うーん、悪循環。

だらだらと書いたけど今日はもう終わる。