【東京】2023年5月13日(土) スピンオフ企画レポート“お酒で彩ふ交流会&課題本決定会”

2023年5月13日、東京での読書会終了後、スピンオフ企画としてお酒で彩ふ交流会&課題本決定会を実施しました。

私を含め14名(女性7名、男性7名)でした。お集まり頂いた皆様、ありがとうございました。8、9月の課題本も決定しました!!

スピンオフ企画とは?

読書会以外の集まりです。
読書会にご参加頂いた方同士が交流を深める機会として様々な企画を計画していきます。

お酒で彩ふ交流会レポート

お店の予約があったので、今回は読書会の募集よりも先に募集開始して早めに締め切ってました。今後もお店予約する系の集まりは締め切りが早くなってしまうと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

私のスピンオフ企画は基本的にノープランであることが定番です。読書会を剛とするならばスピンオフ企画は柔。この柔と剛の二つを備えていることこそ彩ふ読書会の最大の特徴であります(なんのこっちゃ)スピンオフ企画では私も読書会主催者の立場は放棄して一読書好きユーザーとなりますので、そこのところ宜しくお願いいたします。スピンオフ企画では酒飲んでるときもありますからね、求められても対応できませんのでご了承くださいませ。そしてまさに今回飲んでますからね。段取りはしましたが当日は主催者の立場は即座に放棄しました。

さて、17時45分までは会場で過ごしてから出発。会場から近いお店を予約していたので、わりとすぐに到着しました。

今回のお店はここ!!

ハイッ!撮り忘れましたー!

なんででしょうね、楽しい時ほど写真って撮り忘れますよね。仕方ないです、楽しいんですから。

お店も飲み会の様子も一切写真はありませんが、文字でご勘弁くださいませ。

お店のページは貼っておきましょう。

四国郷土活性化 藁家88 神田店
https://www.hotpepper.jp/strJ000963959/

全員揃って席に着いてからは、私から挨拶をして乾杯!!

四国の郷土料理が楽しめて、お酒もおいしいお店でした!

飲み会中は、読書会について聞いてくださったり、読書の話だったり、来月推し映画紹介会をすることもあってか映画の話題にもなりました。最初はスイーツ会とかと同じ雰囲気でしたが、お酒が進むにつれてだんだんと雰囲気も変わってきます。これぞ、飲み会!!数年ぶりの飲み会!!ずっとやりたかった飲み会!!楽しい時間がただただ過ぎていきました。後半は、すんません、酔ってないと言いながら酔っていたもので何話したか覚えてません(失礼があったらすみません……!!)顔に出ないタイプなので分かりにくいと思いますが、酔ってましたね、ええ。

あ、御朱印の話をしたのは覚えてます。この写真は家で以前撮ったものですが。先日、生田神社に行きまして、久しぶりに御朱印を頂いたことをお話しました。リュックに忍ばせているので、今後もぼちぼちやっていこうかなと思ってます。

課題本決定会

飲み会中、お楽しみ企画として8月以降の課題本を決める「課題本決定会」を行いました。

おいしい料理やお酒を堪能しながら課題本候補について話し合います。あらかじめ決めていた候補はこちらです。

今回の7つの課題本候補はこれまでに候補として上がったものや、夏ということで私が選んでみたもの、単行本のときに読んでてもうすぐ文庫化するからという理由で選んだものなど様々なものをピックアップしました。ここに3つの候補を追加して10作にし、投票で課題本を決定します。

3グループに分かれて、それぞれで1作ずつ候補本をあげてみます。

追加されたのはこちら!!

・変身

・異邦人

・嫌われる勇気

10作が決まったあとは投票へ。

結果はこちらです!

2023年8月19日(土)の課題本

変身
フランツ・カフカ
新潮文庫

<内容>
ある朝、気がかりな夢から目をさますと、自分が一匹の巨大な虫に変わっているのを発見する男グレーゴル・ザムザ。なぜ、こんな異常な事態になってしまったのか……。謎は究明されぬまま、ふだんと変わらない、ありふれた日常がすぎていく。事実のみを冷静につたえる、まるでレポートのような文体が読者に与えた衝撃は、様ざまな解釈を呼び起こした。海外文学最高傑作のひとつ。

横断検索はこちらです(外部サイトに移動します)
http://book.tsuhankensaku.com/hon/isbn/9784102071014

※新潮文庫や角川文庫、光文社古典新訳文庫、岩波文庫等から出版されてます。指定すれば「何ページの何々が…」という話がしやすいのですが、解説や翻訳の違いなんかも楽しめたらなと思いますので特に指定はしません。ご自身の読みやすいものを選んでお読みください。

1人3作選んで投票していただいていたのですが、14名中9名が1票ずつ入れて課題本に決定しました!!

2023年9月17日(日)の課題本

正欲
朝井リョウ
新潮社

<内容>
自分が想像できる”多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな――。息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づく女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。だがその繫がりは、”多様性を尊重する時代"にとって、ひどく不都合なものだった。読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。

横断検索はこちらです(外部サイトに移動します)
http://book.tsuhankensaku.com/hon/isbn/9784101269337

※横断検索では単行本のページを載せてますが、5月29日には文庫版が発売されるようです!

こちらも14名中9名が1票ずつ入れて課題本に決定しました!!

投票ありがとうございました。

『変身』はページ数が少ないので、普段よりも参加しやすいのではないでしょうか。『正欲』は文庫化したら課題本にしたいと思っていた作品でした!こちらグサアアアアアとくる作品ですので、この機会にぜひ読んで頂けましたら幸いです。

個人的にさらっと候補本に入れていた『映画ノベライズ 岸辺露伴 ルーヴルへ行く』に2票入っていて嬉しかったです。1票は私ですけども。

あっという間に20時半になり、会はお開きとなったのでした。

そのあとの話

さて、飲み会が終わったら新幹線で帰宅です。

これまで東京で飲み会をする時には泊まっていたのですが、子育て真っ最中の身としてはさすがにそれは出来ず。かといってそうなると永遠に東京で飲み会が出来ないっていう事態になってしまってイヤよイヤよイヤイヤよだったので、苦肉の策として終電で帰るという手段を取ってみました。普段は0時前には帰宅出来るのですが、終電なので0時は超えて深夜1時に帰宅したのでした。ただ新幹線の中では過去一くらいにぐっすり眠れましたので睡眠はばっちりでした!!

日曜日は翌日仕事なので無理ですが、この方法なら土曜日開催の時には毎回飲み会も開催出来そうです。とはいえ、読書会よりも早い段階で募集開始したりと段取りがなかなか大変でしたので、3ヶ月に1回くらいですかねー。とりあえず11月11日は文学フリマ東京出店後にお疲れ様会をしようと思ってますので飲み会は確定です。間の8月あたりにやるかどうか……どーーーしようかなーーーー楽しかったしなーーーーー!!また考えます!!

いやはや楽しかったなーと思いつつ新大阪駅へ到着(まあほぼ眠ってましたけど)

そこからは大阪駅まで行き、最後の乗り換え。終電から1、2本早いのに乗れたのですが、割と混んでました。けど何とか座ることが出来ました。ふう、と一息ついて窓の外を眺め、少し感傷的になりながら一人思いにふけりました。読書会を再開してからもうすぐ一年になります。少しずつ、本当に少しずつ戻ってきた感じがあります。特に今回は土曜開催にもかかわらず、しかもミステリー限定読書会という初の試みもあったのにもかかわらず、多くの方にご参加いただき、非常に楽しい時間を過ごすことが出来ました。再開してから初めて参加された方の中にも、毎月のように参加してくださる方がだんだんと多くなってきました。ありがたいことです。

「楽しい会を企画してくれてありがとうございます」と言ってくださる方が多くて、いつも励みになっています。けど、感謝してるのは私の方です。私は関西在住なので「なぜ東京で?」という疑問は当然あるものだと思います。特に観光するわけでもなく、毎月読書会のためだけに来て、読書会が終わったら帰ってます。何しに来てるんだって感じかもしれません。

初めて東京で読書会を開催した時は、「大阪と東京で何か違ったりするのかなー」なんて軽い気持ちで勢いのままやってみたところがあります。アメブロで繋がっていた東京在住の方とかもいらっしゃいましたし、彩ふ読書会はどこまでいけるのか?と試してみたい気持ちも大きかったんですよね。大阪と東京の違いについての答えはもう自分の中では出ています。コロナで読書会を休止したので、やめるならこのタイミングでもありました。実際、読書会再開後は自由に動けるのが月二回だけという制限が出来てしまい、読書会に全振りするのは決めてましたが、どこで開催するのかは模索し続けてきたところでした。結局は大阪と東京を毎月、そして不定期ながら京都開催という運びとなったのは、それぞれの場所で知り合った方々と、この方々とだからやりたいこと、この方々とだったら出来ることが既に生まれていたからです。読書会もですし、読書会以外のことも、企画してみたところで参加してくださる方がいなければ継続できません。この方ならきっと参加してくださるだろうという確信がなければ「やるぞ!」と踏み切れない企画もたくさんあったりします。私が自由に色々とやらせて頂けているのは、皆さんに支えられているからこそです。失敗を恐れずに、むしろ失敗してもそれが印象強い思い出になるだろうと確信があるから、色々とチャレンジしていけてます。あ、私と向い合せに座っていたおじいちゃんが急に歌い出しました!!良い話を書いてましたがここら辺で現場に戻りましょう(まだ電車の中です)酔ってるおじいちゃんが陽気に歌い出しました。え、何?なんなん?と、ざわつく車内。おじいちゃんは周囲のことなんてお構いなしに「あれ~よ~い~だ~よ~」と何やらこぶしを聞かせて熱唱してます。駅員のアナウンスが流れます。「次は久寿川~、久寿川~」おじいちゃん突如会釈し「ありがとうございました」すくっと立ち上がり、ドア付近に移動するおじいちゃん。こらえる周囲。久寿川駅でさっそうと降りてくおじいちゃん。え、まじでなんなん!?おじいちゃんがいなくなった車内では、友達同士で先ほど目の前で起きたことをくすくすと話す人たちもいました。「ありがとうございました」のタイミングが絶妙すぎて!私も笑いをこらえるのに必死でした。

そんなちょっとしたことがありながらも、電車は自宅の最寄り駅まで到着。そこから歩いて無事に帰宅出来たのでした。

というわけで、こちらからは以上です!!

飲み会はまた定期的にやっていきますので、またどうぞお付き合いくださいませ。

ありがとうございました!