通勤が楽しくなる極上エッセイ『お友だちからお願いします』

私が初めて三浦しをんさんの作品を読んだのは『仏果を得ず』と『あやつられ文楽鑑賞』でした。そのあと『まほろ駅前多田便利軒』を読んで、東京で『舟を編む』を課題本にした読書会をして、横浜で『風が強く吹いている』を課題本にした読書会をしました。

『お友だちからお願いします』は積読してて読んでなかったんですよね。1/14の読書会で紹介されたのをきっかけに読みたーいとなりまして、今回手に取りました。

私は場所によって読む本を変えてるタイプでして、通勤中の電車内で読む用の本1冊、自宅で読む用の本2~3冊くらいを併読しています。自宅で読む用はジャンル何でも気になるものを読んでるんですが、毎回悩むのが通勤用の本。あまり暗い本を読んでしまうと仕事に影響してしまいます(どんよりするから)し、ミステリーものの場合は解決パートに差し掛かってしまうと続きが気になって降りるべき駅で降りることを忘れてしまいます(前科あり)

通勤中に何を読むかって結構悩むんですよね。で、なんだかんだでエッセイがちょうど良かったりします。数ページで1区切りつけれますし。

最近読んでいたのはさくらももこさんの『もものかんづめ』でした。あとは『時をかけるゆとり』を京都読書会の課題本にしていたので再読してました。ちょうど次何読もうかなーと思っていたのでした。

この『お友だちからお願いします』は、三浦しをんさんのゆるい日常をつづったエッセイです。とにかく友達から話を聞いているような感じで楽しく読むことが出来ます。

新聞や雑誌に掲載されたエッセイをまとめたもので、マナーや旅、つながり、テーマフリーなものが載ってます。四章構成で95本ありました。キリがいいですね!永田町駅の地下鉄半蔵門線ホームから有楽町線ホーム方面へと上がる際に使用する階段の段数と違ってキリがいいです!!(113-114ページ『楽しい表示』参照)

ちょうど『風が強く吹いている』や文楽関連のお話もあったりして楽しかったです。

あと読書会で紹介者の方が仰られていたお話も面白かったです。祖母の家と間違って違う家に侵入してしまう母。侵入犯なのに逆ギレする母。このお話は一章に出てくるのですが、その後も母はたびたび登場します。父も良い。

私が一番気になったのは『足軽に扮して大人のチャンバラ』でした。山梨県では「川中島合戦戦国絵巻」というイベントがあり、武田信玄軍と上杉謙信軍に分かれて大の大人が真剣にチャンバラ合戦をするそうです。衣装もちゃんとしているようで、めちゃくちゃ面白そう!

今調べてみたら去年も開催されていたようで、ライブ配信映像見てみたらめちゃくちゃガチでした。これは行ってみたい!!ちょっと地理関係分からないですが、山梨県は富士急ハイランドにもいつか行ってみたいなーと思っていたので、川中島合戦戦国絵巻が開催される日程に合わせて旅行にいきたいなーとか思いました。

他にもさくさくっと読めますので、通勤時間がとても楽しかったです。

おすすめです!