読書会のときについ言ってしまったのだが、最近歯医者のときの〇〇が気になっている。まさかそんなことあるかいな、と思われるだろうが、もしこれを知ってしまったら、きっと貴方も歯医者に行ったときに気になってしまうだろう。こういったことは一度気になってしまったらもう終わりである。なので、「いやそれはあかん!やめとくぜ!」という方はすぐさまブライザバックすることをおすすめする。読まなきゃ良かった……となっても私は一切責任が取れない。6/25の読書会で私と同じグループだった方には本当に申し訳ないことを言ってしまったと思っている。もう忘れてほしい、としか言いようがない。すみませんでした。
―――ここから危険!―――
よし、本のネタバレをするときと同様にスペースも作ったので、これでもう私には一切責任はない。というわけで遠慮なく書かせてもらおう。
私が最近歯医者で気になっているのは……
―――ここから危険!―――
二度もスペースを使ったのだからもう良いだろう、うん。
私が最近歯医者で気になっているのは……
―――ここから危(くどい)
失礼しました。ちょっとふざけてしまいました。
気になっているのは……自分の舌のことである。歯医者で治療を受けている際、「自分の舌の位置って今どうなってるのかな?」なんてことが気になってしまったのだ。いや、そんなん分かるやん!ってお思いのことだろう。しかし、治療を受けている間というのは別のところに意識が向いてしまっていて、舌がどうなっているのかは感覚がなくなるのだ!(力説)
はい嘘ー、と思った方、ぜひ今度歯医者に行ったときに気にしてみてほしい。途中から舌の感覚がなくなって、定位置にあるのか、もしくはびよよーんと突き出した形になってしまっているのか、上の歯にくっつけてしまって歯科衛生士さんに舌の裏側を見せてしまっているのか。もはや分からない事態になることであろう。そしてこれを一度気にしてしまったが最後。次も、またその次も歯医者に行くときには気にしてしまうことになるであろう。私は一年間くらいこの「舌の位置問題を気にする問題」に悩まされている。
まあ、どの位置にあったって歯科衛生士さんからすれば治療の邪魔さえしなければ問題ないのだろうが、やはりビジュアルの面でなんとも情けないことになってしまっていては恥ずかしい。というわけで毎回定位置に舌を置いておくようにしてはいるのだが、途中で必ず感覚がなくなり、今どこに舌があるのか分からなくなってしまうのである。ついでにいうと鼻息が当たらないかも気になってしまったりする。じゃあ歯医者行かなきゃ良いじゃん、って話になるかもしれないがそうもいかない。虫歯になったら大変だ。
まだまだしばらくはこの問題に悩まされそうである。
ふと、これって私だけなのだろうか、と思うことがある。割と大雑把な性格だと思っていたのだが(実際そうなのだが)細かいことがめちゃくちゃ気になるときがあるのだ。いや、そこまで気にしなくて良いじゃないか、やりすぎなんじゃないか、と思われてそうなこともあるものの、気になって仕方がないとあまり周りの空気も気にせずに指摘してしまって、指摘したあとに「しまった何この空気!?誰?誰のせいなの!?」となることがある。
それとは逆に、指摘をされてしまうと、めちゃくちゃ引きずってしまうこともある。あー、なんでここに気づかなかったんだ!という反省がぐるぐるぐるぐると頭の中を駆け回るのだ。その場はまあ笑ってごまかせるものの、内心はくっそーとなって二度と指摘されないように気を付けるのだが、油断してるとやっぱり指摘されてしまってくっそーの繰り返しである。
それでも今のところはそれなりにうまくやっていってるのだが、もういいやってなって全てをぶち壊したくなる瞬間がいずれきそうな気もしている。
さてここで推し本紹介です(唐突に←)
生きてるだけで、愛。
本谷 有希子
新潮文庫
詳しくはまた読了ツイートとか読書会で紹介するかもしれんのだけど、昨日読み終わってめちゃくちゃ響いたのでここに載せておきます。あらすじは省略。とにかく主人公の寧子の生きづらさが生々しく描かれていて、それでいて救いようがないような、微かに救いが見つかるような、そんな話。個人的には読後感が良かった。おすすめです。
『生きてるだけで、愛。』はネットオフの中古本ランキングでよくランクインされていてずっと気になってた作品で、多分5年以上は積読してたんだけども、このタイミングで読んで響いたということは自分自身がそういうタイミングだったのだろうと思う。なんかそういうのってあるなーというのは読書会を主催するようになってから実感としてある。推し本紹介されたときにも面白そうだと感じていたものを、数年経って手にする、というが沢山ある。面白いのは分かってるんだけど、今の自分のタイミングではないとか、でも数年後の今この瞬間にばっちり合っているとか。改めて本って不思議ですわね。
コロナ禍になってからというもの、多分私もそうだったが読書量ががくんと落ちてしまった方は多いだろうと思う。推し本披露会という形の読書会は、毎月参加したい!って思ってくださる方にとっては月一冊は紹介=月一冊は読んでないといけないわけで、それが苦じゃなければ全く問題ないのだけれども、繰り返し同じ本を読むのが好きな方とかにとっては続けての参加は難しいのかもしれんなあと思ったり。まあうにゃうにゃと考えてしまって方向転換してばっかりも混乱を招くので、しばらくはこのまま続けていこうと思っているけども、よりよい形は考えていきたいものです。課題本を全部読了ではなくページ数を減らしてみるのもありだと思うし、今はむしろこっちのほうが参加ハードルは低いような気もしたりなんかしたりしなかったり。そんなところで今日は終わる。