【出店】読書好きが高じて本作っちゃいました 2021年11月23日 文学フリマ東京出店のお知らせ

のーさん

のーさん

こんばんは!のーさんです!
今月開催される文学フリマ東京に出店します!多くの方にご参加頂いて、素敵な本が完成しました!執筆や編集に携わってくださった皆様に感謝です!お近くにお住まいの方、文学フリマでお会いしましょう!

文学フリマって何?

文学フリマとは、全国で開催されている文学作品の展示即売会です(公式サイトより)
詳しくはホームページをご覧ください。
https://bunfree.net/

11/23当日の詳細や感染症対策等につきましては、以下のページをお読みください。
https://bunfree.net/event/tokyo33/

開催日時:2021年11月23日(火祝) 12:00〜17:00
入場料:無料
会場:東京流通センター 第一展示場(〒143-0006 東京都大田区平和島6-1-1)
アクセス:東京モノレール「流通センター」駅 (MO-04) 徒歩1分

出店作品(新刊)

販売作品:彩宴 -iroutage- VOL.2
販売価格:500円
発行編集:彩ふ読書会
ページ数:154ページ
ブース番号:ス-09

作品について:
昨年の創刊号に続き、彩読メンバーで本を作りました。今回は初となる文庫サイズ。「それぞれが書きたいことを自由に、楽しみながら本を作る」というコンセプトのもと、ジャンルもテーマもオールフリーの一冊が出来上がりました!小説・エッセイ・評論……テイストも様々な8作品を所収。メンバーの個性=彩の饗宴を存分にお楽しみください!

感染症対策等により、今回も文学フリマ東京では見本誌コーナーがありません。そこで、彩ふ文芸部サイトに試し読みページを作成します。著者紹介や全作品の冒頭が試し読み出来ますので、お読み頂けますと幸いです。

試し読みページ(彩ふ文芸部サイト)
https://irou-literary-club.amebaownd.com/posts/23509745

収録作品の個人的感想

彩宴に収録されている全八作品について、私が読んで感じたことを書いておきます。もともとは読書会をやってる会ですので、ここはやはり推し本形式で紹介したいなと思いました!ちょっと気になってきた、読んでみようかな、と思って頂けたら嬉しいです(^^)

あくまでも個人的な感想です。読んだ方によって感じ方は人それぞれ違うことでしょう。感じ方が違うからこその面白さがあるかなと思います。事前情報は不要という方は読み飛ばしてください。

開宴の挨拶

宴はここから始まる!
僭越ながらワタクシのーさんが、開宴の挨拶ならびに乾杯の音頭を取らせて頂きます。
今宵も宴を楽しみましょう。さあさあ、乾杯乾杯!

サン・ジョルディの日  鋤名彦名

小説。彩ふ文芸部部長が今回はトップバッターです!文学系アイドルグループの解散発表から始まる物語。これから一体何が起こってしまうんだろう……と心をざわつかせながら読み進めていきました。結末と、そこに至るまでの物語をぜひ読んでいただきたい!

ラプス  へっけ

小説。電車内で起きる事件。”僕”が決意を固めるまでに至る流れにリアルさがありました。世間を騒がせたニュースですら、次々と起こる新たなニュースに埋もれ、流れていく。その他大勢の人たちは、当事者たちの前後を想像しない。ふと立ち止まって考えてしまいたくなる作品です。

一週間の夜散歩  ひじき

エッセイ。創刊号、別冊彩宴に引き続き編集長を務めてくださったひじき氏。今回もまず間違いなく最ももんどり打ってのたうちまわった漢です。編集長、お疲れ様でした!(まだ終わってないけど…笑)
ネタに窮した編集長は一週間、夜の散歩に出かけた。「何もない日常」に革命を起こしに行ったのである。そこで起こる様々な出来事と発見。謎や楽しさは日常にこそ溢れているのかもしれません。

縦にも横にも書ける日本語という言語について  Shikada

エッセイ。創刊号のときもでしたが、言われてみれば確かに!気になる……!というポイントを突きまくられます。日常的に見ているはずなのに、縦にも横にも書けることが当たり前だと感じてしまっていて全く気づかなかったよ…着眼点が面白い作品です!

分れていく社会とその敵  KJ

エッセイ。冒頭からしてグイグイと惹きつけられるのですが、本題に入ってからも面白いです!分断の本質は何か。現代の価値観の軸は何なのか。その課題を解決するにはどうしたら良いのか。非常に難しい問題ではありますが、分かりやすく一つの答えを提示していて、改めて考えさせられます!

『仏像でわかる仏教入門』を読んで  ぶり

エッセイ。ひろさちやさんの著書『仏像でわかる仏教入門』をもとに、仏像について、仏教について触れています。知っているようで知らないことは多く、また一方的にそういうものだと思っていた部分が覆される感覚がありました。個人的に特になるほど!と思ったのは、請求書と領収書の祈り方があるという部分でした!

マーマレード哀歌  さち

小説。久しぶりに実家へ帰省した夏美視点で描かれる物語。親子の何気ない会話の中にも、一度親元を離れたからこそ出る距離感が表現されていて、うまいなあと感じさせられました。地元を離れた身にしみます。郷愁感もあって好きな作品です!

絞まる前に  ののの

小説。新型コロナウイルスが感染拡大したあとの、自粛生活自体が日常となった女性二人のやりとりを描きました。書いていくうちに結末もタイトルも変わったことはこれまであまり覚えがなく、不思議な体験をしながら書きました!

著者プロフィール

執筆者八名のプロフィールを記載しています。試し読みにも掲載していますので、ぜひご覧ください。

閉宴の言葉

編集長からの言葉を収録。非常に良い文章ですので、閉宴の言葉だけでもぜひ読んでみてください(^^)

以上です!
彩宴というタイトルにちなみ、まえがきと編集後記については「開宴の挨拶」「閉宴の言葉」に表記を変えています。本を開けば宴が始まる、なんてね!元々は「本が好き」という一点で集まっている私たちではありますが、こうやって作品を読んでみると、実に様々な視点や物語を持つ方々がいるなあと、今回も感じました。まさに多彩!

Twitterでもお知らせをしておりますので、リツイートやブログ等でご協力頂けますと大変ありがたいです。

以下の画像は彩宴の告知の際に使ってください。(画像保存できないよ、という場合は私あてに連絡ください)


どうぞ宜しくお願い致します!

◆告知ツイート
https://twitter.com/lapinrire/status/1459732192326668295