《滋賀》2025年9月6日(土) 推し本披露会(読書会)レポート

2025年9月6日、滋賀県の南草津駅近くの会場で読書会を開催しました。

今回は私を含め10名(女性3名、男性7名)で読書会を開きました。初参加の方が2名でした。お集まり頂いた皆様、ありがとうございました。

このレポートが初見の方もいらっしゃると思いますので、まずは「読書会について」と「彩ふ読書会の目的」についてご説明させて頂きます。

読書会って何?

読書会とは、ざっくりいうと本が好きな方が集まっておしゃべりをする会です。

「本をたくさん読んでいる人の集まりなんじゃないか……」「かなり知識が必要なんじゃないか……」と思っちゃうかもしれませんが、そんなことはありません。読書量も知識量も必要はなく、必要なのは本が好きであるということだけです。読書好きの交流会=略して読書会と考えてみたら、少しハードルが下がりますでしょうか。

読書会は、本が好きな方にはオススメな会です。

自分一人では手に取らなかったであろう本との出会いがあったり、本の話題を通じて普段接点のない方とお話することが出来ます。

彩ふ読書会の目的

簡単に言えば、関わって下さる方々の「第三の居場所作り」です。

家庭でもない。

職場でもない。

貴方にとっての、第三の場所。

居心地の良い場所。集まれば何だかほっこり出来るような場所。色々脱ぎ捨てられるような空間。そんな「居場所」を作っていきたいなあと思っています。

教養を深めたり、読書の幅を広げるといった事も目的ではありますが、何より一番は集まること。時間や空間を共有していくこと。

集まって顔と顔を合わせれば何か新しいことが生まれてくる事もあるでしょう。新たに興味を持ち始めることや、やりたい事、今までやってみたかったけどやれなかった事に挑戦したくなるかもしれません。まだまだ理想を語るだけになってしまう段階ではありますが、貴方自身のやりたい事が叶う場にもしていきたい。

「彩ふ」は「いろう」と読みます。
色んな価値観を持った方々が集まり、色が美しく交じりあう、というような意味で名付けました。読書会は本関連の集まりではありますが、それは一つのキッカケとして捉えて頂けたらなと思っています。目的としては以上です。

読書会レポート(最寄り駅~読書会開始前まで)

では、読書会のレポートに戻ります。

お申し込み頂いた方には一週間前に最終確認メッセージが届きます。内容を確認し、当日は受付時間内に会場までお越し下さい。

最寄り駅はJR南草津駅です。改札を出ると正面にこのような看板が見えます。東口のほうへお進みください。

こちらのドアから外に出てください。

このフェリエという建物の5階に草津市立市民交流プラザがあります。

入口はこんな感じです。

まっすぐ進んでいくとエレベーターが見えてきます。エレベーターで5階まであがってください。このルートで進んだ場合、あなたは3階にいます。

到着です。5階には小会議室や中会議室など多くの会議室があります。月によって借りるスペースが異なりますので、どの会議室かは会場図などでご確認ください。

会場に到着したら受付をしていただきます。グループ分けを行う場合は受付時にお伝えしています。

開始時刻になったら読書会開始です。

総合司会が挨拶や注意事項を伝えた後、各グループでそれぞれ自己紹介をして頂きます。お名前、普段読まれている本だったり好きな作品や作家さんなど、簡単なもので構いません。

推し本披露会レポート

推し本披露会とは、おすすめしたい本を各自持ち寄り紹介する形式の読書会です。文学、小説、ラノベ、マンガ、エッセイ、絵本、児童書、ビジネス書などジャンルは問いません。皆にオススメしたい本=推し本を披露して下さい。
読書を続けていると、自分で選ぶ本が好きな作家さんの本だけになってしまったり、似たようなジャンルばかりになってしまうことがあります。別のジャンルに挑戦してみたくても何を読んだら良いか分からない。あるいは普段あまり本を読まないでいると同じく何を読んだら良いのか分からなくなってきます。そうした時に推し本披露会はおすすめです。誰かの好きな本はきっと他の誰かも好きになれる本です。

自己紹介が終わりましたら、それぞれ持ってきた本について紹介を行っていきます。

上手く紹介しないと!と思わなくて大丈夫ですし、噛んだ!と不安にならなくても大丈夫です。他の方が紹介している間も、気になる点があったら自由に質問して下さい。まずはお一人一冊ずつの紹介です。時間の目安としては質問等も含め7、8分です。一巡して時間が余れば二巡目に移るか、フリートークとなります。時間になりましたら終了です。

今回紹介して頂いた推し本はこちらです。 

推し本タイトル一覧

★国宝

★夜明けまでに誰かが

★10の奇妙な話

★舟を編む

★わたしたちが光の速さで進めないなら

★熟柿

★熟柿

★暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ

★イルカと、海へ還る日

★ゲーテはすべてを言った

★日の名残り

参加される皆さんには受付時間中にメッセージカードを書いて頂いてます。

メッセージカードを読むだけでも面白いです!ぜひメッセージカードを読んでみてください♪

なんとお二人の方から『熟柿』の紹介が!気になる度増し増しです。

これにて読書会レポートは終了です。

百聞は一見に如かずですので、ぜひ会場に足を運んで実際にご自身で会を体験して頂けたら幸いです。いやいや、もっと事前に調べておきたい!という方は、下のリンク先に詳しいことを書いていますので、宜しければチェックしてみてください。

お会いできるのを楽しみにしております。

参加者からのレポート

▶彩ふ読書会 滋賀・南草津/新宅 成憲(外部サイトに移動します)

ありがとうございます!

SNSアカウントをお持ちの方は、ハッシュタグ「#彩ふ読書会」で感想をひとことでも書いて頂けると嬉しく思います。読書会を続けていく上での励みになります。
どうぞよろしくお願いいたします。

アンケート結果

今回ご参加いただいた方には、2025年11~2026年1月の読書会に関するアンケートにご協力いただきました。投票数の多かったもので課題本が決まります。回答してくださった皆様、ありがとうございました!

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7つの作品に対し、1人3作品に投票をお願いしました。4つ以上回答されていた方の分は無効票とさせて頂いてます。結果はこちらです!

7票 羊と鋼の森
7票 ミュージック・ブレス・ユー!!
6票 コンビニ人間

4票 こころ
3票 星の王子さま
2票 モモ
1票 変身

というわけで……2025年11~2026年1月の課題本が決定しました!順番は私のほうで組ませていただいて……

11/29(土)の課題本は宮下奈都さんの『羊と鋼の森』です!!

内容
高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律の世界に魅せられた外村。
ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、成長していく青年の姿を、温かく静謐な筆致で綴った感動作。

横断検索はこちらです(外部サイトへ移動します)
http://book.tsuhankensaku.com/hon/isbn/9784167910105

 12月(日程調整中)の課題本は津村記久子さんの『ミュージック・ブレス・ユー!!』です!!

内容
「音楽について考えることは将来について考えることよりずっと大事」な高校3年生のアザミ。進路は何一つ決まらない「ぐだぐだ」の日常を支えるのはパンクロックだった! 野間文芸新人賞受賞の話題作!

横断検索はこちらです(外部サイトへ移動します)
http://book.tsuhankensaku.com/hon/isbn/9784043944477/

1月(日程調整中)の課題本は村田沙耶香さんの『コンビニ人間』です!!

内容
「普通」とは何か?
現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作

横断検索はこちらです(外部サイトへ移動します)
http://book.tsuhankensaku.com/hon/isbn/9784167911300

 課題本にしてみたい作品としては以下の回答が集まりました。

『国宝』吉田修一
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』村上春樹
『破戒』島崎藤村
『嵐が丘』エミリー・ブロンテ
『のぞきめ』三津田信三
『熟柿』佐藤正午
『月とアマリリス』町田そのこ
『薬指の標本』小川洋子

次回の候補作にあがるかも?です!ご協力ありがとうございました。

アンケート結果は以上です。

最後に

お集まり頂いた皆様、ありがとうございました!
彩ふ読書会としての滋賀会場は初開催となりましたが、読書会終了後もお隣のテーブルで紹介された本を覗いてみたり、好きな作家さんの話で盛り上がったりなど、和気あいあいとした雰囲気でした。今後も初参加の方や女性が安心して参加できる空間、男性も楽しめる空間作りに今後も努めてまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

次回滋賀での読書会は10/11です。9/7の9:00より受付開始しますので、またホームページをチェックしていただけますと幸いです。
▶滋賀|10/11(土) 推し本披露会(読書会)& 『人間失格』課題本読書会 開催のお知らせ(お申し込みはこちら)

初参加の方が楽しむコツは「読書会は初めてです」「彩ふ読書会は初めてです」と自己紹介の際に言っていただくことです。私のーさんはお申し込みいただいた時点で分かっていますが、他の参加者の方は知りません。「初めてです」と言っていただけると「よっしゃ!フォローしたろ!」と思ってくださる方ばかりですので、遠慮なく仰っていただけますと幸いです。

以上です。

ありがとうございました!