自分にとってゲームは身近な存在です。
初めてプレイしたTVゲームはスーパーファミコンのマリオカート。小学生低学年の頃だったかな?誕生日にプレゼントしてもらいました。
学校が終わったらすぐに帰宅して弟と一緒にゲームをする日々。マリオカートの他にもロックマンXやボンバーマン、クロノトリガー、ファイナルファンタジーⅥ、ドラクエⅤ、ドラクエⅥ、マザー2、スーパーマリオRPG、ロマサガ、聖剣伝説2、3などなどエトセトラエトセトラ・・・・・・。
ゲームボーイではテトリスやポケモン、星のカービィをやりました。女神転生外伝ラストバイブルⅡもプレイ。何故か外伝から!しかもⅡという謎のチョイスでしたが、オープニングで王様が赤子を全て抹殺するよう命じるシーンはなかなかのインパクトがあって妙に記憶に残っております。そういえばクリア出来なかったなー。
プレステ1&2ではアークザラッド、クラッシュバンディクー、サガフロンティア、ファイナルファンタジーVII、モンスターファーム、俺の屍を越えてゆけ、サルゲッチュ、戦国無双などなど。
プレステ2辺りまでが自分にとっての全盛期ですねー。友人の一人が沢山ソフトを持っていたので、よく遊びに行ったりもしてました。
プレイする時間は減りましたが、社会人になってからもぼちぼちとやっております。最近ではペルソナ5!今アニメ放送されてますね。
あ。
前言撤回。
社会人になってからも結構ゲームやってました!!信長の野望(革新のみ)やらパワプロやらウイイレやら、自分でキャラクター作成したりして長い時間かけてやっちゃってました!
スマホゲームも最近はやってないんですが、遊戯王とか消滅都市とか一時期ハマってずーっとやってました。
そんなゲーム好きにオススメ・・・・・・いや、ゲームをあまりしない方にもオススメな本。それがコチラ。
スーパーベターになろう
ジェイン マクゴニガル (著)
武藤陽生 (翻訳)
藤井清美 (翻訳)
早川書房
読書会で紹介して頂いた本。
「スーパーベター」とは、著者ジェイン・マクゴニガルが脳震盪後症候群の治療中に考案したゲームです。最初は脳震盪キラーという名前だったそうです。
脳に外傷を負った人は自殺願望を抱くことが多く、たとえ軽度の損傷であったとしてもそれは起きるようです。ジェイン・マクゴニガルも頭の中に否定的な声が響いてきて苦しまれたとのことでした。その解決策として生み出したのが、脳震盪キラー。
数ヶ月後、そのゲームのプレイ方法を解説するブログ記事を投稿し、短い動画をアップする際に、ゲーム名を“スーパーベター”に改めたのでした。怪我のまえよりずっと幸せで健康な人間になりたかったから「スーパーベター(すごくいい)」としたそうです。
スーパーベターに挑んだ多くの人が憂鬱や不安から解放され、自信や活力を取り戻したという統計的なデータも得られています。10年以上ゲームの心理学を研究していた彼女だったからこそ、生み出すことの出来たゲームだと思います。
※著書に書かれているのですが、スーパーベターならびに著書内で紹介、推薦されるあらゆるゲームは、セラピー、カウンセリング、継続的な治療に代わるものではありません。
この本を読んでみましたが、確かにこれは自信や活力を取り戻せる要素があるなーと感じました。自分にとって出来ることから少しずつ、一歩ずつ、小さな達成感を得ることを繰り返して、徐々に前向きになれる感じです。
内容としては、ゲームの主人公みたいな感覚で現実に挑むって感じです。俺の場合はドラクエやFFがイメージとして浮かんできたんですが、主人公がモンスターを倒したりクエストをクリアしていくことでレベルアップしていきます。あの発想で現実を捉えてみようという感覚。
例えば、嫌な上司がいれば、いっそモンスターと見なしてみる。ラスボスか?いや、中ボスくらいか?さて、どう攻略しようか?と考えてみる。今のままでは倒せないのか?倒すにはどうしたら良い?「パワーアップアイテム」が必要だ!仲間も必要だ!・・・・・・実際は自分自身の内面での戦いなので、上司に実際に危害を加えるわけでもありませんし、健全な自己改良法だなーと思います。
実際にこんなことをやってみよう!という感じで色んな「クエスト例」が載ってます。ただし、当てはまらないものもあるので、これをそのまんまやるわけではなく、自分自身の環境に置き換えてクエストを作る感じです。作るのも自分だけで作っても良いし、周囲の仲間に頼んで作ってもらってもOK。
ちなみに、ニンジャ式変身という減量・フィットネス戦略も載ってます。ついでにいうとスーパーマリオの名前もちょいちょい出てきます。ニンジャとマリオってやっぱり有名なんですねー!
このスーパーベター、iPhonやAndroidでアプリが出ているんですが英語版しかありません!なんてこったい。日本語版があったら流行りそうな感じはするんですけどね~。クエストを報告しあうことで互いに励まし合いながら進めていけるようなので、是非ともやってみたいところなのですが・・・・・・。
著者のジェイン・マクゴニガルは、あの「スタンフォードの自分を変える教室」の著者ケリー・マクゴニガルの双子の妹さんです!知らずに読んでいたので、読んでいる途中にお姉さんの話が出てきた時には「まじかー!」と胸アツでした!
結構なボリュームでしたが、楽しく読めました!オススメです♪