【出店】本、作っちゃいました 文学フリマ京都 出店のお知らせ 2021年1月17日開催

のーさん

のーさん

こんばんは!のーさんです!
11月22日の文学フリマ東京出店に引き続き、2021年1月17日の文学フリマ京都にも出店します!(ぱちぱち)お近くにお住まいの方、文学フリマでお会いしましょう!

文学フリマって何?

文学フリマとは、全国で開催されている文学作品の展示即売会です(公式サイトより)
詳しくはホームページをご覧ください。
https://bunfree.net/

1/17当日の詳細や感染症対策等につきましては、以下のページをお読みください。
https://bunfree.net/event/kyoto05/

開催日時:2021年1月17日(日) 11:00〜16:00
入場料:無料
会場:京都市勧業館 みやこめっせ 1F 第二展示場BCD面(〒606-8343 京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9-1)
アクセス:京都市営地下鉄東西線「東山」駅より 1番出口から徒歩約8分

出店作品

販売作品:彩宴-iroutage-
販売価格:800円
発行編集:彩ふ読書会
ページ数:128ページ
ブース番号:未定

作品について:
第一部はテーマ投稿「読書」の部、第二部は自由投稿の部という構成です。十四作品が集まりました。小説や詩、エッセイ、評論と形式は様々ですが、どれも珠玉の作品です。一つでもあなたの心に響く作品がありましたら幸いです。
感染症対策等により見本誌コーナーがありません。そこで、彩ふ文芸部サイトに試し読みページを作成しております。目次と一部収録作の冒頭が試し読み出来ますので、お読み頂けますと幸いです。

試し読みページ(彩ふ文芸部サイト)
https://irou-literary-club.amebaownd.com/posts/10931199

出店作品②③

新たにコピー本を作成予定です。その他、個人で出すものもあるかもしれません(間に合えば……!)

『彩宴-iroutage-』収録作品の個人的感想

彩宴に収録されている全十四作品について、私が読んで感じたことを書いておきます(文学フリマ東京出店時に記載したものと同じです)。もともとは読書会をやってる会ですので、ここはやはり推し本形式で紹介したいなと思いました!ちょっと気になってきた、読んでみようかな、と思って頂けたら嬉しいです(^^)

あくまでも個人的な感想です。読んだ方によって感じ方は人それぞれ違うことでしょう。感じ方が違うからこその面白さがあるかなと思います。予備知識は不要という方は読み飛ばしてください。

開宴の挨拶

宴はここから始まる!
僭越ながらワタクシのーさんが、開宴の挨拶ならびに乾杯の音頭を取らせて頂きます。
今宵は宴を楽しみましょう。さあさあ、乾杯乾杯!

第一部 テーマ投稿の部「テーマ:読書」

読み人よ  サクライ

小説。彩ふ文芸部の試し読みページにて一部公開してます。
読後はまた違った視点で読書が楽しめそう。この視点こそまさに本との対話なのかもしれないなとも感じました。つらい描写もあるものの爽やかさもあり、想い合う二人が素敵で読んでいて楽しい作品です!

本と私にある模様  へっけ

小説。本のページの片隅に手描きでかかれたメッセージ。そのメッセージは何を意味するのか。登場人物のやりとりが好きでした。かけがえのない一つの本を通してそれを思い出す様も好きです。終わり方も雰囲気も素敵な作品!

開く―本のこと、自分のこと  ひじき

エッセイ。彩ふ文芸部の試し読みページにて一部公開してます。
編集長のひじき氏は、全作品の原稿チェックや台割作成、デザインやタイトルのアンケート集計、編集会議の取りまとめ等に加え、エッセイまでも見事に書き上げました。想像するまでもなく、まず間違いなく彼が最ももんどり打ってのたうちまわった漢です。彼なくしてこの本の完成はありませんでした。編集長、お疲れ様でした!
知らなかった一面を知ることができて、エッセイも楽しく読ませて頂きました!

本と私の二十五年  さき

エッセイ。本はずっとそこにあって変わらないはずなのに、自分の向き合い方や見方で変わっていく。きっとこれからも年齢や経験を重ねていくうちに変わっていくんだろうなあと思うけれども、それはそれで楽しみでもありますね。と同時に今の見方も大切にしたいなと思いました。冒頭の切羽詰まった感も疾走感があって好きです!

『怖い絵』より「イーゼンハイムの祭壇画」を読んで  ぶり

エッセイ。ネットで検索すれば知りたいことが分かってしまう現代。簡単に情報を得られるから、ちょっと調べただけで分かった気になってしまうこともしばしば。それって結構危ういよなーと改めてハッとさせられました。村人視点での体験は私自身も体験したくなりました。非常に面白いです!

日本の書籍は、なぜ定価販売なのか?  Shikada

エッセイ。私自身はこのタイトルを見るまで疑問を抱いていなかったのでハッとなりました。確かになぜ定価販売なんだろう?と気になって読み進めて、なるほど!と頷くこと多しでした。
非常に読み応えがあります!

本という名のガチャを回す  KJ

評論。彩ふ文芸部の試し読みページにて一部公開してます。
読んでいくうちに一つの新たな概念を得られるといった感じです。前半にたくさんの用語が出てくるのですが、段階的にそれらが自分の頭の中でつながっていきます。その過程が面白い!

コラム ~「彩ふ読書会」について~
ここでは彩ふ読書会の紹介を行います。

第二部 自由投稿の部

あかつき(六編)  ちあき

詩。彩ふ文芸部の試し読みページにて一部公開してます。
読み終わった後、日常生活のふとした時にこの詩がよぎります。
非常に印象的な六編の詩です!個人的には試し読みで公開している詩が一番好きでした。

とりあえず十年で  ののの

小説。彩ふ文芸部の試し読みページにて一部公開してます。
ワタクシのーさんが書きました。彩ふ文芸部では「ののの」という名前を使っているため、今回も「のーさん」ではなく「ののの」としています。最初は「読書」をテーマに書いていたはずが「執筆」の方に傾いていったのはここだけの秘密ですヨ。

ネコのハッピーバースデイ  ゆったりなまけもの/KOKO

小説。なまけものさんの書いた物語をKOKOさんがコメントされています。ものすごく想像力が豊かで、優しい世界にほっこりします!

オブザーバー・ゲーム  つぐみ

小説。あえて多くは語るまい。個人的に好きな作品です。
是非、ご自身の目でお確かめください!

いつまでもあなたのそばに  Haju

小説。暴力はそこかしこに溢れている。けれど誰も気付かない。気付かないふりをしている。見て見ぬふりをしている。これは他人ごとではない物語。突き刺さる作品です!

ある病人の散歩  けんとん

小説。目を背けていることが沢山あります。今もまだあります。投げやりになるときもあれば、何も感じないときもあれば、怖くなったり、壊したくなったり、苦しくて辛くて、けれども実感もなくて。それらの感情にのみこまれそうになるたびに、この作品は救いになってくれるかもしれません。

Sister Ray  鋤名彦名

小説。彩ふ文芸部の試し読みページにて一部公開してます。
もし自分に同じようなことが起こったら……という想像が止まらなくて、震えながら読みました。冒頭の一文がすべてを表しているようにも思えてきて、読み終わった後にすぐさま再読した作品です!

著者プロフィール

執筆者十四名のプロフィールを記載しています。

閉宴の言葉

編集長からの閉宴の言葉を収録してます。

以上です!
元々は「本が好き」という一点で集まっている私たちではありますが、こうやって作品を読んでみると、実に様々な視点や物語を持つ方々がいるなあと感じました。まさに多彩!あ、トリさんもやってきたヨ。

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