そんなことよりおっぱいの話をしようぜ!⑤

先日、美容師さんと唐突な推しドラマ披露会が始まった。髪を切りに行った時の事だ。

美容師さんは「あなたの番ですって観ました?」と聞いてきた。「あー、田中圭と原田知世が出てるやつですっけ?」と答えると、「そうそう!」となって推しドラマ披露会が始まったのだ。

「あなたの番です」が相当面白いらしい。美容師さんは私が読書好きでミステリー好きだと知っているので、ミステリー好きなら絶対観た方が良いと超絶オススメされた。「今日はその話をしようと思っていたんです」と美容師さんから言われた時、私は嬉しくなった。それはつまりそのドラマを観ている時に私の事を思い浮かべてくれたという意味だからだ。私も推し本紹介された本を読む時はその人の顔を思い浮かべながら読んでいたりするが、いざ自分がやってもらえるとむちゃくちゃ嬉しいことだなと実感した。

髪を切りながら同時進行でドラマについてアツく語る姿にも私は感動した。私は二つの事を同時に出来ないタイプなので、スゲーなと……いや、間違えた。若干手は止まっていた。美容師さんは髪を切るよりドラマの話をしようぜ状態になっていた。いつもよりも時間はかかっていた。しかし事前に伝えられていた時間内には終わったので、そこはさすがプロである。

私はタイトルと出演者だけは知っていたものの、あなたの番ですがどんな話かは全く知らなかった。ネタバレすることなく、というかネタバレしても問題なさそうな所だけをピックアップして美容師さんはドラマの魅力を語ってくれた。

先ほど推しドラマ披露会と書いたが、私の番はなかった。美容師さんが語っている内にカットもカラーも終わってしまったからだ。次はあなたの番ですとはならなかったのだった。

美容師さんがあれだけ熱弁をふるったドラマは一体どんなドラマなのか。かなり興味が湧いたので家に帰ってからHuluで視聴した。無印版の方というか、最初のやつだ。なるほど!これは面白い!5話まで一気に視聴した。続きはまた観ようと思っていた……のだが!

先日バラエティ番組を観ていたら「あなたの番です反撃編」の出演者がゲスト出演していて、アナウンサーの方がさらっとネタバレをしていた。ちーん、である。無印版をリアルタイムで観ていなかった私にとっては結構衝撃的なネタバレであった。無印版を飛ばして反撃編から見るのであればアリなのかもしれないけれど、私はちーんとなったけれどもそんなことよりおっぱいの話をしようぜ!

 

 

 

おっぱいおっぱい!

 

 

 

……さて、怒濤の勢いで第五弾である。第四弾はタイトルを変えていたので気づかなかったかもしれないが、おっぱいシリーズと暗黒時代シリーズはタグ付けをしているので、ページ下のタグをポチッと押して頂けたら順番通りに表示されるようになっている。

本来であれば第三弾までで私は満足していた。来年まで続きを書くつもりはなかった。しかし、創作小説の産みの苦しみを味わっている内におっぱい記事に手を出してしまい、第四弾が出来上がった。今回第五弾を書くに至ったのは、とあるメッセージが届いたからである。

「続き読みましたよ」

あの記事を読んで下さった方から再びメッセージが届いたのだ。先陣切ってメッセージを送って下さった方である。私は第二弾でその方の事を面白おかしく書いてしまった。だからメッセージが来たときこう思った。

ついにこの時が来てしまったか……。クレームだ。クレームに違いない!

こっそり書いているのでバレないかと思ってたのだが、そもそも第一弾を読んで頂いてるのだから第二弾も読む可能性はあったのだ。何故そこに考えが至らなかったのか。今なら答えは分かる。おっぱいでいっぱいだったからだ。頭の中が。

おそるおそるLINEを開くと、内容はクレームではなく続きも面白かったという感想だった。あ、天使……と感激せずにはいられなかった。動揺からの安心感。私は高低差がありすぎて耳がキーンとなった。誤解のないように付け加えておくが、その方は下ネタが好きなわけではない。それでも私の記事を読んで面白いと思ってくれてメッセージまでくれたのだ。とてつもない援護射撃である。しかしその方はこうも仰っていた。

 

「もはや真面目な記事がほぼなくて笑えました」と。

 

な、なんだってー?!w( ̄Д ̄;)wワオッ!!

 

改めて記事一覧を見てみるとなるほど確かに真面目な記事がほとんどなくてまじで震えた。

 

震えながらも、私は援護射撃に支えられて第五弾を書くに至ったというわけである。

 

この記事を無事に書き終わり、予約投稿をした後、私は読書会でその方にお会いした。「あの記事読みましたよ」と言われて以来初のご対面である。チラッチラッと目が合う。この記事を書いた後だったからか、私は無性に申し訳ない気持ちになってきた。結果、私は第一声でこういった。

 

 

 

「直視できない・・・・・・!」

 

 

 

「え?」とポカンとするオーディエンス!

 

 

 

私の黒歴史がまた1ページ!

 

 

 

では、はりきっておっぱいの話をするとしよう!(既にライフはゼロよ!!)

 

 

 

 

 

おっぱい、当たってますよ。

そんなシチュエーションに遭遇した時、貴方はどう対応するだろうか?

相手は気づいていない状態である。

あるあるあ・・・・・・ねえよ!!そんなシチュエーションねえよ!自分のおっぱいなのに気づかないわけねえよ!と思われたかもしれないが、実はあるのだ!おっぱいの持ち主が他の事に集中している時である。私の場合は実際に二つのシチュエーションに定期的に遭遇している。

 

 

一つは歯医者さんだ。

タオルで目隠しされて歯をクリーニングされている最中、歯科衛生士さんのおっぱいが頭頂部に当たるのだ。歯科衛生士さんはその時に空いてる人が担当する。全員がというわけではなく、ある一人の女性だけなのだが、割りと頻度は高い。おっぱいが当たるという事は、かなり前のめりになってクリーニングしているという事でもある。つまり、ちゃんと歯が磨けていない時なので、めっっっちゃくちゃ痛い。目隠しされて何も見えない状態で、激痛に耐える。しかしながら頭頂部にはおっぱいがあってほわーんとして……最高だ!!歯科衛生士さんはマスクをしているのでお顔は分からないのだが、目元を見る限りかなりの美人さんだ。マスク×目隠し×激痛×おっぱい。場所が変わればただのSMプレイである。

 

 

もう一つは、美容師さんに髪を切られている時の事だ。

椅子から肘を出しすぎているからか、美容師さん自身が小さいからか、おっぱいだけでなく美容師さんの体がやたらと肘に当たるのである。

美容師さんは仕事に集中しているので気づいていない。気づいてやっているのだとしたら私は紳士的な振る舞いが出来るのかどうかを試されているのだと思われる。天然か、はたまた試練か……いや、そんなことはどうでもいい!実として当たっているのだ!おっぱいは!

 

 

私はどう対応しているかというと、どうも対応していない。あるがまま全てを受け入れるかのように、ただただ沈黙を貫いているただのムッツリスケベである。

しかし、しかしだ!もし当たった瞬間に肘を引っ込めたとしよう。美容師さんは自分のおっぱいが私の肘に当たっていたという事実に気づくはずである。そうなるとどうなるか。美容師さんはこう思うハズである。

「え、もしかしておっぱい当たってた?あ、引っ込められた。引っ込められたって事は・・・・・・私のおっぱいに魅力がないってことかしら・・・・・・?」

ダメだ。それだけはダメだ!

魅力のないおっぱいなどこの世に存在しない。私が肘を引っ込めてしまったばかりに美容師さんが自分のおっぱいに自信をなくしてしまう事だけは避けなければならない。女性に恥をかかせたり自己肯定感を低くさせてしまうような行為は私のポリシーに反する。

しかしもし落ち込んでしまった場合、その原因を作り出してしまった私にはフォローのしようがない。「いや、おっぱいに魅力がないわけじゃないんですよ。むしろ素敵なおっぱいです」なんて言った所で何のフォローにもならない。「じゃあなんで引っ込めたの!?」と言われるのがオチだろう。そうなったら「すみません」と謝るしか選択肢がない。気まずい雰囲気が流れ続ける。しかしカットは続けなければならないという苦行。美容師さんは激しく動揺し手元が狂ってしまうだろう。気がつけば私のヘアスタイルは2002年日韓ワールドカップのロナウド氏になってしまっているかもしれない。たった一つの動作が招く悲劇は誰も幸せにならない。故に私はそんな事態を回避すべく肘に全神経を集中させて決して肘が動かないように努めている。

 

 

逆に肘を更にグイッと伸ばしたとしよう。

ただのセクハラである。

髪を切りに行ったはずが行き着く先は警察署である。

 

 

では、いっそ「おっぱい当たってますよ」と指摘してみたらどうか?

美容師さんはきっともう二度と私に肘鉄もとい肘ぱいをくらわすことはないだろう。私の事を女として意識してたの?って変な空気が流れる事は間違いない。そして下手をするとご主人登場である!

 

 

つまり私は、最高の境地にありながら身動きが取れない状態なのだ!黙っておくのが一番なのである。下手をすると出入禁止になる可能性もある。うんうん、まさに沈黙は金だ。

 

 

この美容師さんは「暗黒時代を語る時がやってきた」シリーズの第一弾でも書いた美容師さんである。私がここ三年ほど通っている所で、笑顔がとっても素敵な女性だ。ご夫婦で美容院を経営されている。私はいつも奥さんに切ってもらっているのだが、旦那さんにも一時期切ってもらっていた事がある。三年ほど通ってもいるので幾分かは信用してもらえているだろう。

しかし、しかしだ!

もしもこの記事を読まれてしまったら……?

私の信用はことごとく崩れ去るのではないだろうか?きっと奥さんの方は大丈夫だ。笑って許してくれるに違いない。しかし、旦那さんはどうだろうか?「俺の嫁に何色目使ってんだこらあ!」ってなって私はボコボコにされるかもしれない。いや、美容院を経営している以上、さすがにそんな態度には出ないだろう。しかし殺意は芽生えるだろう。もしかすると既に気づかれていて、私は旦那さんに名前を書き込まれているかもしれない。ご夫婦の住まれているマンションが安全経営している事を祈るばかりである。

 

 

さて、怒濤の勢いで第五弾を書くこととなった。また第六弾も近々書くような気がしているが、もしも更新が途絶えるような事があったら「あなたの番です」されたと思って頂きたい。

 

 

 

生きていたら、また。

 

 

 

それでは!!

 

 

 

おっぱいおっぱい!!