【大阪】7/7読書会レポートin大阪

2019年7月7日、日曜日。

大阪で読書会を開催しました。

場所は英国紅茶専門店ロンドンティールーム堂島本店併設のオックスフォードクラブ。英国の雰囲気溢れる素敵な空間です。JR大阪駅から徒歩8分ほどの所にあります。

午前の部は主催含め19名(女性9名、男性10名)、午後の部は主催含め12名(女性6名、男性6名)で読書会を開きました。午後の部の課題本は吉田尚記著「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」でした。お集まり頂いた皆様、ありがとうございました。

さて、このレポートが初見の方もいらっしゃると思いますので、まずは「読書会」と「彩ふ読書会の目的」から始め、午前の部、午後の部のレポートに移りたいと思います。

 

目次はこちらです。

  1. 読書会って何?
  2. 彩ふ読書会の目的
  3. 午前の部レポート
  4. 午後の部レポート
  5. 個人的感想
  6. 他開催レポート
  7. 次回お知らせ

 

 

読書会って何?

まずは「読書会」とは何かについて。

これについてはwikipediaに掲載されているものを一部引用させて頂きます。

 

読書会とは、集団で読書または読書に関するコミュニケーションを行うためのイベント、またはイベントを開催するグループである。

目的や参加者数、文化背景などに基づいて様々な様式・分類がある。

「読書会の進め方」による分類
・輪読会式: 特定のテキストを一区切りずつ読んでいく方式
・研究会式: 特定のテキストを事前に読んだ上で指導者を中心に報告や講義を行う方式
・発表会式: 参加者が各自自由なテキストとテーマで発表を行う方式

 

「何を読むか」による分類
・テキスト読書会: 同一のテキストを使う読書会
・テーマ読書会: 同一のテーマであればテキストは同一である必要はない読書会
・自由読書会: テキストもテーマも制約がない読書会
(wikipediaより引用)

 

彩ふ読書会の場合は「読書に関するコミュニケーションを行うためのイベントを開催するグループ」にあたります。様式・分類については今後別のものも行っていきますが、午前の部は「発表会式・自由読書会」です。持参した本を各自紹介していく形式で行っております。午後の部は「テキスト読書会: 同一のテキストを使う読書会」です。事前に課題本を読了しておき、当日はその本について語り合う形式です。どちらの部も「家庭でもない。職場でもない。貴方にとっての第三の居場所作り」を目的としております。

読書会は、本が好きな方にはオススメな会です。

自分一人では手に取らなかったであろう本との出会いがあったり、本の話題を通じて普段接点のない方とお話することが出来ます。

 

 

彩ふ読書会の目的

簡単に言えば、関わって下さる方々の「第三の居場所作り」です。

家庭でもない。

職場でもない。

貴方にとっての、第三の場所。

居心地の良い場所。集まれば何だかほっこり出来るような場所。色々脱ぎ捨てられるような空間。そんな「居場所」を作っていきたいなあと思っています。

教養を深めたり、読書の幅を広げるといった事も目的ではありますが、何より一番は集まること。時間や空間を共有していくこと。

集まって顔と顔を合わせれば何か新しいことが生まれてくる事もあるでしょう。新たに興味を持ち始めることや、やりたい事、今までやってみたかったけどやれなかった事に挑戦したくなるかもしれません。まだまだ理想を語るだけになってしまう段階ではありますが、貴方自身のやりたい事が叶う場にもしていきたい。

「彩ふ」は「いろう」と読みます。
色んな価値観を持った方々が集まり、色が美しく交じりあう、というような意味で名付けました。読書会は本関連の集まりではありますが、それは一つのキッカケとして捉えて頂けたらなと思っています。目的としては以上です。

 

 

午前の部レポート

では、読書会のレポートへ移ります。

読書会にお申込頂いた方には当日までに3回メールが届きます。予約した直後の自動返信メール、2~3日以内に予約完了メール、開催2日前に最終確認メールが届きます。メールの内容を確認し、当日は受付時間内に会場までお越し下さい。

 

会場に辿り着き扉を開くと現れる仄暗い廊下。今回は電気消しておきました!

 

短い廊下を抜けた後は受付をお願い致します。

午前の部は3つのグループに分かれますので、受付時にどのグループかをお伝えしております。

開始時刻になったら読書会開始です。

まずは司会がご挨拶させて頂きます。その後、各テーブルに分かれて自己紹介を行って頂きます。お名前、普段読まれている本だったり好きな作品や作家さんなど、簡単なもので構いません。

各テーブルで自己紹介が終わりましたら、それぞれ持ってきた本について紹介を行っていきます。最初はお一人一冊ずつのご紹介です。時間が余れば二巡目に移るかフリートークとなります。ご紹介頂いた本は随時テーブルの中心に並べて頂きます。

11:45頃になりましたら全体発表を行います。

全体発表は各グループ一冊のみの発表とさせて頂いております。グループ内で「今回最も読みたくなった推し本」を一冊選んで頂き、その本を持参された方のみの発表となります。詳細は下記リンク先にてご確認下さい。

▶推し本披露会・全体発表について

発表が終わりましたら次回のお知らせをさせて頂きます。最後に推し本の写真を撮らせて頂きましたら、午前の部は終了です。

その後、お時間のある方はフリートークを楽しみましょう(大体いつも13:00頃まで皆さん残っておられます)

次の予定がある方はそのままお帰り頂いても問題ございません。お帰りの際はロンドンティールームの店内は通らずにエレベーターの使用をお願いしております。

午後の部にも参加される方はランチ交流出来たらなと考えております。外食に行って頂いても構いません。その場合は13:40迄に会場までお戻り下さい。

午前~お昼の流れは以上になります。

 

今回紹介された本はコチラです。

 

Aテーブル

★ジョーカー・ゲーム

★警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角

★偏差値20アップは当たり前! 「本当の国語力」が驚くほど伸びる本

★青の王

★永遠も半ばを過ぎて

★スイート・マイホーム

★パフェ本

 

 

Bテーブル

★三日間の幸福

★羊と鋼の森

★パイナップルARMY

★そのかめはめ波は違法です!──ワクワクドキドキ大冒険しながら法律武装

★むかしむかしあるところに、死体がありました。

 

 

Cテーブル

★点をつなぐ

★ノーと私

★まんがでわかる LIFE SHIFT

★男の作法

★タモリさんの成功術

★わたしを離さないで

★ひとりずもう

 

 

 

Aグループの中で「今回最も読みたくなった推し本」はこちらです!!

ジョーカー・ゲーム
柳広司
結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校“D機関”。「死ぬな、殺すな、とらわれるな」。この戒律を若き精鋭達に叩き込み、軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関”の存在は、当然、猛反発を招いた。だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く結城は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げてゆく…。吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞に輝く究極のスパイ・ミステリー。(「BOOK」データベースより)

初参加の方の紹介された作品が今回Aグループ内で最も読みたくなった推し本となりました!初参加と仰っていたのですが紹介の仕方がとても上手くて、グッと引き込まれました!素敵な推し本を紹介して頂き、ありがとうございました!

 

 

 

続きまして、Bグループの中で「今回最も読みたくなった推し本」はこちらです!!

三日間の幸福
三秋縋
どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せを掴もうと躍起になるが、何をやっても裏目に出る。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。彼女の為に生きることこそが一番の幸せなのだと気付く頃には、俺の寿命は二か月を切っていた。ウェブで大人気のエピソードがついに文庫化。(「BOOK」データベースより)

こちらも初参加の方でした!タイトルを聞いただけでは「?」だったんですが、あらすじを聞いて「ああ!何かどこかで聞いたことあるぞ・・・!?」となりました。確かTwitterで回ってきてたのかしら?その時も気になってましたが、今回紹介して頂いたことで更に興味が深まりました!素敵な推し本を紹介して頂き、ありがとうございました!

 

 

 

続きまして、Cグループの中で「今回最も読みたくなった推し本」はこちらです!!

点をつなぐ
加藤千恵
二十八歳のみのりは、コンビニチェーンでカップスイーツの商品開発を担当している。故郷をはなれて、東京で働くこと。希望していたスイーツ開発の仕事。忘れられない恋の終わり。自分で選んだことのはずなのに、なにか満たされないのは、なぜ――?悩みながらも、「点」をつなぐように選択を重ねていく静かな日々。著者初の仕事小説が、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより)

この選択は合っていたのかなって思うことってありますよね~!(^_^;)もしこうだったら・・・・・・という事は私もよく考えてしまいます。点つなぎのあそびがキーワードになっているという事で、気になります!素敵な推し本を紹介して頂き、ありがとうございました!

 

 

 

その他、今回紹介された推し本はこちらです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご紹介頂き、ありがとうございました!

 

 

 

 

午後の部レポート

彩ふ読書会は午前の部と午後の部に分けて二種類の読書会を開催しております。

午後の部は「テキスト読書会: 同一のテキストを使う読書会」です。事前に課題本を読了しておき、当日はその本について語り合う形式です。どちらの部も「家庭でもない。職場でもない。貴方にとっての第三の居場所作り」を目的としております。

読書会にお申込頂いた方には当日までに3回メールが届きます。予約した直後の自動返信メール、2~3日以内に予約完了メール、開催2日前に最終確認メールが届きます。メールの内容を確認し、当日は受付時間内に会場までお越し下さい。

グループ分けを行っておりますので、受付時にどのグループかをお伝えします。午前の部から参加されている方は受付不要です。読書会が始まるまでお待ちください。

開始時刻になったら読書会開始です。

まずは司会がご挨拶させて頂きます。その後、皆さんに自己紹介を行って頂きます。お名前、普段読まれている本だったり好きな作品や作家さんなど、簡単なもので構いません。

自己紹介が終わりましたら、本の感想に移ります。

皆さん会が始まるまでには読了しておられますので、ネタバレを気にする必要なくお話することが出来ます。(もし当日までに読了出来なかった場合も、ネタバレが気にならなければ問題はありません)

それぞれ感じることは違いますが、どの意見が正しいとか間違っているという事はありません。同じ作品を読んでも気になる点や印象に残るところというものは違うものです。こういう視点もあるのだ、といった部分をあえて楽しんでみると、この会は楽しむ事が出来るのではないかと思います。

難しい事を言う必要はありませんし、お喋りするのは苦手だと感じる方もいらっしゃると思いますので、無理して発言する必要もありません。一応お話を振らせては頂きますが、何も浮かばなかったら「パス!」と叫んで下さい!あ、パスは三回までOKです。15:00頃になりましたら各テーブルから代表お一人に発表を行って頂きます。

全体発表が終わりましたら最後にお知らせをさせて頂き、読書会は終了です。

お帰りの際はロンドンティールームの店内は通らずにエレベーターの使用をお願いしております。

 

 

今回の課題本は吉田尚記著「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」でした。

毎回課題本形式の読書会はレポートをどうまとめるか、非常に悩みます(^_^;)箇条書きだとラクなんですが、なかなか読書会そのものの雰囲気は伝わりにくく、また詳しく書こうとするとそこまでメモ取れていないので主観が混じる・・・・・・百聞は一見にしかず、というわけで、皆さん課題本読書会には是非実際に参加してみて下さい(ラクな方へ逃避行為)

今回は久しぶりに私が選書した課題本でした!!

課題本は皆さんの投票で決めたり、サポーターさんに選書して頂いています。投票の場合は比較的「タイトルは知っていて興味はあったけど読んだことのない作品」が選ばれやすいため、その反対側?に位置する「たった一人がオススメする作品」もサポーターさん選書で課題本としています。どちらにも良い面があるので、うまーくバランスが取れたらなと!

いつ以来?ってなくらいに今回は私が課題本を選んだのですが、非常に悩みました!(^_^;)

悩んだ末、思い出したのがこの「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」でした。コミュニケーションについて書かれた本を課題本にしてコミュニケーションする。1テーブル6名のメンバーで会話をゲームとして捉え、会話を繋げていく。普段の会話では分からない裏側を吐き出しながらお喋りするような感じになったら面白そうだなと思った次第です(^^)

「ここは共感できた」だけではなく「この部分は納得出来なかった」といったご意見も大歓迎で、皆さんがどんな部分に引っかかり、どのような感想を持たれたのか気になる回でした!

前回の幽霊人命救助隊と同様、読書会を通して思い出したことがいくつかあります。最近Idea boxカテゴリーで記事を書くのが非常に楽しいのですが、こちらにてまた色々と書いていきたいなと思ってます。またお時間ある時に読んで頂けたら幸いです(^^)

ありがとうございました♪

 

 

 

 

個人的感想

6/30も大阪で漫画限定読書会を特別開催してましたので、二週続けての大阪開催でした!

ご参加頂き、ありがとうございました♪

このあとジョジョバーへ行きましたので、また次のレポートで書きますね(^^)

 

さて、サークル活動が最近活発なのですが、私も二つ企画しております!

彩読LINEコミュニティ加入者のみの事が多いのですが、この二つは「当読書会に過去1回以上参加された方」でしたら参加大歓迎の企画となっておりますので、この機会に是非ご参加下さい♪

また確定しましたらホームページでも募集しますが、以下二つのサークル活動予定です!!

 

 

★8/11(日)浴衣で抹茶パフェ会
「年に一回は浴衣を着る機会を!」というコンセプトのもと、8月11日(山の日)に『浴衣で抹茶パフェ会』を開催します。場所は京都を予定してます。この機会に一緒に浴衣を着てみませんか?(^^)7月中旬頃には募集開始予定です!

 

 

★9/8(日)文学フリマへ行こう
大阪の天満橋駅近くのOMMビルで「文学作品展示即売会」があります。年に数回関西でも実施されているのですが、これを逃すと次は1月の京都となりますので、9/8に行ってみたいなと思っています。私も初体験ですが、ご興味ある方いらっしゃいましたら一緒に行きましょう♪

 

 

▼合わせて読んで頂きたい記事:
読書会に2、3回参加して頂きたい理由
初めて読書会に参加した日のこと

 

 

 

 

他開催レポート

いつもありがとうございます(^^)

参加して頂いた方々が開催レポートも書いて下さっています!

下記ページにまとめてますので、良かったら遊びに行ってみて下さい♪

▶参加して下さった方々の読書会開催レポートまとめ

他にも書いて下さった方はご連絡頂けると嬉しいです。こちらに随時掲載させて頂きます。

Twitterでのツイートもありがとうございます!ハッシュタグ「#彩ふ読書会」とつけて頂くか、彩ふ読書会(@lapinrire )とどこかに載せて頂けるとこちらにも通知が来ますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

次回お知らせ

下記ページに最新情報をまとめてます。良かったらご確認下さい♪

▶【大阪,京都,東京,名古屋】読書会開催日程&ご予約状況