【東京】8/19PM読書会レポート “舟を編む”課題本読書会in東京

彩ふ読書会は午前の部と午後の部に分けて二種類の読書会を開催しております。

今回ご報告する午後の部は「テキスト読書会: 同一のテキストを使う読書会」です。事前に課題本を読了しておき、当日はその本について語り合う形式です。どちらの部も「家庭でもない。職場でもない。貴方にとっての第三の居場所作り」を目的としております。

場所は神保町より徒歩2分の所にあるNATULUCK神保町。

今回は主催含め12名(女性6名、男性6名)で読書会を開きました。お集まり頂いた皆様、ありがとうございました。

まずは自己紹介をして頂き、それから本の感想に移りました。
皆さん会が始まるまでには読了しておられますので、ネタバレを気にする必要なくお話することが出来ます。

それぞれ感じることは違いますが、どの意見が正しいとか間違っているという事はありません。同じ作品を読んでも気になる点や印象に残るところというものは違うものです。こういう視点もあるのだ、といった部分をあえて楽しんでみると、この会は楽しむ事が出来るのではないかと思います。

難しい事を言う必要はありませんし、お喋りするのは苦手だと感じる方もいらっしゃると思いますので、無理して発言する必要もありません。一応皆さんにお話を振らせては頂きますが、何も浮かばなかったら「パス!」と叫んで下さい!あ、パスは三回までOKです。

 

 

さて、今回の課題本は、三浦しをんさんの「舟を編む」でした。

 

今回はこんなご意見がありました!

 

・映画を先に観てたが映画も良かった。本のイメージの邪魔になるかなと思ったが大丈夫だった。

・26ページの馬締と荒木の右の説明でのやりとり等、ちょっとしたギャグシーンが好きだった。エスカレートしていくのが面白い。

・最後までいくと凄いなと思って胸に来るものがあった。

・こだわりのある人って面白い。

・学生時代、自分も辞書が好きだったけど、こういう風に辞書って出来ているんだとは思わなかった。

・自分の主観で言うのは簡単だが、誰にでも分かるようにするのって凄い。

・馬締君は部署異動して才能が活かせるようになった。ぴったりの巡りあいがある。

・課題本だから読んだ。舟を編むってどういうことだろう?

・2部で出てくる岸辺は「何でこんな所に?」と思うが、馬締との関わりで言葉を大切にしていく。

・笑える場面が多かった。

・すらっと読めた。面白かったのは西岡。ああいう風に見えても傷つけることはしない人。

・麗美もすごく素敵。

・まじめと西岡、二人とも欠かせない存在。対外的なこともしないと辞書って出来ないんだなって思った。

・大学時代に自分は雑誌を作っていたので、辞書作りしているの良いな、楽しそうだなと思った。

・一つの言葉で議論できるのって良いなと感じた。

・仕事辞めたくなるのって仕事が忙しいよりも人間関係が原因。岸辺が入って「コーヒー入れましょうか?」と聞いた時のまじめの返事はどうかと思う。

・↑読者としては最初から読んでいるから馬締のキャラクター性を理解しているけど、確かに岸辺の立場からしたらあれはひどい。

・↑かぐやと結婚したけど変わっていない部分。

・松本先生を生かしながらのENDも迎えることも出来ただろうが、三浦しをんさんの力量高いなと感じた。

・全員善人。

・キャラが好きになる。

・西岡は人としては好きじゃないがバランス感覚として良いなと思う。

・仕事の熱量の違いで嫉妬したりはある。感情移入した。

・まじめとかぐやが会う時の「迎えにきたよ」「迎えに来てくれてうれしい」というやりとりが好き。

・まじめは目の前にあることをやっているだけで、仕事をしている、頑張っているという感覚ではやっていない。

・168ページのまじめの言葉で西岡は救われている。

・若い女の子が頑張っていくのが好き。岸辺みどりはあっという間に自分の居場所を見つけている。ほほえましく思えた。かぐやは分からない。

・かぐやはあえてミステリアスな感じにしているのかも?

・確かにかぐやの情報は少ない。

・かぐやから見たまじめも同じかな?

・辞書のぬめり感には共感した。

 

ありがとうございました!!

 

 

個人的な感想はこちらです。

 

 

さて、次回の東京での読書会は9月16日(日)を予定しております。

 

課題本は、ミヒャエル・エンデの「モモ」です。7月に予定しておりましたが台風の影響で中止してしまいましたので、リベンジです!

 

★内容(「BOOK」データベースより)
町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。「時間」とは何かを問う、エンデの名作。小学5・6年以上。

 

★著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ミヒャエル・エンデ
1929‐1995。南ドイツのガルミッシュに生まれる。父は、画家のエトガー・エンデ。高等学校で演劇を学んだのち、ミュンヘンの劇場で舞台監督をつとめ、映画評論なども執筆する。1960年に『ジム・ボタンの機関車大旅行』を出版、翌年、ドイツ児童図書賞を受賞。1970年にイタリアへ移住し、『モモ』『はてしない物語』などの作品を発表。1985年にドイツにもどり、1995年8月、シュトゥットガルトの病院で逝去

大島かおり
1931年東京生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

 

そしてなんと!

次回は読書会終了後にサークル活動(読書会以外の集まり)を実施します。神保町周辺での飲み会です。

東京では初となるサークル活動です。過去1回でも当読書会に参加経験のある方でしたらどなたでもOKですので、是非ご参加ください♪では!

 

 

≪他開催レポート≫

KJさん8/19PM開催レポ(別サイトに飛びます)

momomotokazuさん8/19PMスピンオフ的レポ(アメブロの記事に飛びます)

ありがとうございます!
他にも書いて下さった方はご連絡頂けると嬉しいです。こちらに随時掲載させて頂きます。
Twitterでのツイートもありがとうございます!彩ふ読書会(@lapinrire )とどこかに載せて頂けるとこちらにも通知が来ますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

≪8/19午前の部・開催レポート≫
午前の部の開催レポートはこちらです。

 

 

≪次回開催予定≫
ご予約・お問い合わせは開催日程(https://iro-doku.com/archives/category/schedule)よりお願い致します。

 

★9/2 大阪AM
開 催 日:2018年9月2日(日)
受  付:10:20~10:40
時  間:10:40~12:00
定  員:12名
形  式:推し本披露会(オススメ本を持ち寄って紹介)
参加条件:初参加、参加回数の少ない方
持 ち 物:紹介したい本一冊以上、飲み物
参 加 費:1,500円(当日現金払い)
場  所:オックスフォードクラブ
住  所:大阪市北区曽根崎新地2-1-23 JPR堂島ビルB1F(JR大阪駅から徒歩8分)
※通常の読書会と内容は同じですが、参加条件があります。

 

★9/2 大阪PM
開 催 日:2018年9月2日(日)
受  付:13:30~13:50
時  間:13:50~15:10
定  員:18名
形  式:課題本
参加条件:初参加、参加回数の少ない方、課題本の読了
課 題 本:星の王子さま/サン=テグジュペリ
持 ち 物:課題本、飲み物
参 加 費:1,500円(当日現金払い)
場  所:オックスフォードクラブ
住  所:大阪市北区曽根崎新地2-1-23 JPR堂島ビルB1F(JR大阪駅から徒歩8分)
※通常の読書会と内容は同じですが、参加条件があります。

 

★9/9 大阪AM
開 催 日:2018年9月9日(日)
受  付:10:20~10:40
時  間:10:40~12:00
定  員:18名
形  式:推し本披露会(オススメ本を持ち寄って紹介)
参加条件:どなたでも
持 ち 物:紹介したい本一冊以上、飲み物
参 加 費:1,500円(当日現金払い)
場  所:オックスフォードクラブ
住  所:大阪市北区曽根崎新地2-1-23 JPR堂島ビルB1F(JR大阪駅から徒歩8分)

 

★9/9 大阪PM
開 催 日:2018年9月9日(日)
受  付:13:30~13:50
時  間:13:50~15:10
定  員:18名
形  式:課題本
参加条件:課題本の読了
課 題 本:デミアン/ヘルマン・ヘッセ
持 ち 物:課題本、飲み物
参 加 費:1,500円(当日現金払い)
場  所:オックスフォードクラブ
住  所:大阪市北区曽根崎新地2-1-23 JPR堂島ビルB1F(JR大阪駅から徒歩8分)

 

★9/16 東京AM
開 催 日:2018年9月16日(日)
受  付:10:20~10:40
時  間:10:40~12:00
定  員:10名
形  式:推し本披露会(オススメ本を持ち寄って紹介)
参加条件:どなたでも
持 ち 物:紹介したい本一冊以上、飲み物
参 加 費:1,500円(当日現金払い)
場  所:NATULUCK神保町駅前店
住  所:東京都千代田区神田神保町1-18三光ビル3階(東京メトロ「神保町駅」から徒歩5分以内)

 

★9/16 東京PM
開 催 日:2018年9月16日(日)
受  付:13:30~13:50
時  間:13:50~15:10
定  員:10名
形  式:課題本
参加条件:課題本の読了
課 題 本:モモ/ミヒャエル・エンデ
持 ち 物:課題本、飲み物
参 加 費:1,500円(当日現金払い)
場  所:NATULUCK神保町駅前店
住  所:東京都千代田区神田神保町1-18三光ビル3階(東京メトロ「神保町駅」から徒歩5分以内)

 

★9/16 東京夜
開 催 日:2018年9月16日(日)
締  切:9月6日中
集  合:17:45~18:00
集合場所:メールで後日お伝えします
時  間:18:00~20:00
定  員:なし
持 ち 物:なし
内  容:サークル活動(飲み会)
飲 食 代:4,000円~5,000円(当日現金払い)
場  所:神保町周辺
参加条件:当読書会に過去一回以上ご参加頂いた方、もしくは9月16日の読書会に参加予定の方
※サークル活動は、読書会にご参加頂いた方同士の交流を目的として実施しますので、参加条件を設けさせて頂きます。何卒ご了承下さい。

 

★9/23 名古屋AM
開 催 日:2018年9月23日(日)
受  付:10:20~10:40
時  間:10:40~12:00
定  員:10名
形  式:推し本披露会(オススメ本を持ち寄って紹介)
参加条件:どなたでも
持 ち 物:紹介したい本一冊以上、飲み物
参 加 費:1,500円(当日現金払い)
場  所:ミツバチ会議室
住  所:愛知県名古屋市中区栄4丁目16−24 メーゾンオザワビル403号室(栄駅から徒歩5分以内)

 

★9/23 名古屋PM
開 催 日:2018年9月23日(日)
受  付:13:30~13:50
時  間:13:50~15:10
定  員:10名
形  式:課題本
参加条件:課題本の読了
課 題 本:プチ哲学/佐藤雅彦
持 ち 物:課題本、飲み物
参 加 費:1,500円(当日現金払い)
場  所:ミツバチ会議室
住  所:愛知県名古屋市中区栄4丁目16−24 メーゾンオザワビル403号室(栄駅から徒歩5分以内)

 

★9/24 大阪PM
開 催 日:2018年9月24日(月・祝)
受  付:13:20~13:40
時  間:13:40~15:45
定  員:18名
形  式:漫画限定読書会(フリートーク)
参加条件:漫画が好きor普段漫画を読まないけど興味がある&開拓したいと思っている方
持 ち 物:飲み物、オススメしたい漫画があればご持参下さい(なくてもOKです)
参 加 費:1,500円(当日現金払い)
場  所:ホステルわさび大阪
住  所:大阪府大阪市中央区千日前2-9-7 ダイトクビル(地下鉄なんば駅から徒歩5分)
※会場はオックスフォードではありません。ご注意下さい。

 

★9/30 大阪
開 催 日:2018年9月30日(日)
募集締切:9月20日中
集  合:12:00~12:15
集合場所:決まり次第、改めて連絡させて頂きます。
時  間:12:15~16:00頃
定  員:12名
持 ち 物:なし
内  容:落語鑑賞会(サークル活動)
必要予算:2,250円
場  所:天満天神繁昌亭
住  所:大阪府大阪市北区天神橋2丁目2-1-34
参加条件:当読書会に過去一回以上ご参加頂いた方もしくは9月2日、9月9日、9月24日の読書会に参加予定の方
※サークル活動は、読書会にご参加頂いた方同士の交流を目的として実施しますので、参加条件を設けさせて頂きます。何卒ご了承下さい。

 

※お飲み物は各自持参でお願いします。

※予約フォームを送信後に自動返信メールが届きます。その後、2~3日以内に予約完了メールを送らせて頂いております。数日経っても返信がない場合はブログにコメントやTwitter等の方法で連絡をお願い致します。お手数おかけします。(自動返信メールは来ない場合もあります)

 

★午前・午後どちらもお申し込み頂いた方へ
お昼も部屋は使用出来ます。午前の部が終わった後にランチしながら交流しましょう。弁当をご用意下さい。コンビニ弁当やパン等でも問題ありません。(アルコールは不可となっております)
強制ではありませんので、外食しに行って頂いても構いません。午後の部の受付時間内にはお戻り下さい。よろしくお願い致します。